- 締切済み
言語学について
言語学の専門書を読んでいるのですが、いまひとつ内容が掴めません。 できればパラグラフ毎の要約を教えてください。 よろしくお願いします。 Nominative/accusative systems usually seem very reasonable to speakers of Indo-European languages since most of these languages exhibit this kind of system. The following examples from Yup\'ik (alaska) illustrate another system for grouping S, A, and O. In these examples the case marker \"-aq\" occurs on the S argument of an intransitive clause and O argument of a transitive clause. If any morphological case marks A alone, it can be called the ERGATIVE case. Similarly, any morphological case that marks both S and O can be termed the ABSOLUTE case. This arrangement, known as an ERGATIVE /ABSOLUTIVE system, is sporadic in European and African languages. However, it is common in other areas of the world Ergativity occurs as a basic system for organizing grammatical relations in many languages of Australia, Central Asia,and the Americas. It occurs as a partial case marking system in South Asia and in many other languages of the Americas. Many Austronesian languages have also been claimed to exhibit this system. In addition to morphological case marking on pronouns or full noun phrases, languages may manifest ergative/absolutive or nominative/accusative systems in person marking on verbs, and/or constituent order. We have seen above that Quechua manifests a nominative/accusative system in case marking of noun phrases. Quechua also manifests a nominative/accusative system for organizing grammatical relations in person marking on verbs. In examples 28a, the third-person singular S of an intransitive verb is referred to by the suffix \"-n\". In 28b, first-person S argument is expressed by the suffix \"-a\"(actually length on the final vowel of the root). Examples 28c shows that suffix \"-n\" is also used for third-person A argument of transitive verbs. Hence, A and S are treated morphologically alike by the person-making system of Quechua. The fact that, in 28c, the first-person suffix for O arguments is \"-ma\" rather than \"-a\" illustrates that O and S are treated as different. Again, this way of treating S and A alike and O differently constitutes a nominative/accusative system. As might be expected, languages can also manifest an ergative /absolutive GR system in person marking on verbs. Yup\'ik will again serve as our example of such a system: In example 29a, the suffix \"-nga\" indicates a first-person singular S argument of an intransitive verc. In 29b, the suffix \"-q\" marks the third-person s. In 29c, the suffix \"-nga\" marks the first-person O argument of a transitive clause. Since this is the same marker that is used for first-person S arguments, this suffix groups S and O together morphologically into an absolutive category. The third-person singular A argument of a transitive clause is expressed by a suffix \"-a\" . Since this suffix is different from the third-person S suffix, it can be said to identify ergative arguments. Again, this treatment of S together with O as distinct from A constitutes an ergative/absolutive system. Since constituent order is universally one major means of expressing grammatical relations, one might ask whether ergative/absolutive and/or nominative/accusative systems can be manifested in constituent order.
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- ForrestG
- ベストアンサー率62% (139/223)
うわ~、これは大変ですね。他の方からもご意見がありますが、まず「格」というものの概念、それから日本語や英語で支配的な「主格/対格」とは異なる「能格/絶対格」という概念を理解していないと、恐らくネイティブでも歯が立たないと思います。 この内容では、要約する方が全訳よりもよほど大変です。以下に私の理解できる範囲で全訳を示しますが、用語などについてはご自分でお調べください。原文に一部打ち間違いがあるようで、そのままでは意味の取れないところも散見されますが、適宜修正して訳しています。私がこの分野の言語学を学んだのはもうふた昔以上前のことなので、何か不備があるかもしれませんがあしからず。また、何しろ分量が分量ですから、詳細な説明についてはご容赦ください。 文中に出てくるYup'ik(アラスカ・エスキモー言語の一つ)、および同言語における能格の使われ方については、この分野の第一人者である言語学者の宮岡伯人(みやおか・おさひと)先生の著作を参照されることをお勧めします(この内容の文章を読まれているのであれば、そちらもすでにお読みかも知れませんが)。以下、Amazon で入手可能な先生の著作です。 http://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&rh=i%3Astripbooks%2Cp_27%3A%E5%AE%AE%E5%B2%A1%20%E4%BC%AF%E4%BA%BA&field-author=%E5%AE%AE%E5%B2%A1%20%E4%BC%AF%E4%BA%BA&page=1 Wikipedia ではこちら。 ●能格:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E6%A0%BC ●能格と絶対格:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E6%A0%BC%E3%81%A8%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E6%A0%BC -------------------- 【訳文】 印欧諸語のほとんどが主格/対格方式を示すため、この方式は印欧諸語の話者にとっては非常に理にかなったものと受けとめられるのが通常である。 Yup'ik(アラスカ)の次の例では、S、A、および O という異なる分類の方式について例証する。 これらの例においては、格マーカー "-aq" が自動詞節の S 項、および他動詞節の O 項として現れる。 何らかの形態論的な格が A のみを示せば、その格は能格と呼べる。 同様に、何らかの形態論的な格が S と O の両方を示せば、その格は絶対格と呼べる。 この分類は能格/絶対格方式と呼ばれ、ヨーロッパ言語およびアフリカ言語においては稀だが、世界の他の地域ではよく見られる。 能格性は、オーストラリア、中央アジアおよび南北アメリカの多くの言語において、文法的関係を体系づける基本的な仕組みとして見られる。 南アジアや、南北アメリカの他の多くの言語において、部分的な格マーキング方式として認められる。 多数のアウストロネシア諸語にも、この方式が見られると言われている。 言語には、代名詞や完全な名詞句の形態論的な格マーキングの他に、動詞の人称マーキングや、構成要素の配置においても、能格/絶対格方式または主格/対格方式が見られる場合がある。 上述のとおり、ケチュア語においては名詞句の格マーキングに主格/対格方式が見られる。 ケチュア語はまた、動詞の人称マーキングにおいては主格/対格方式で文法的関係を体系づける。 例 28a においては、自動詞の三人称単数の S は、接尾辞 "-n" によって示される。 例 28b においては、一人称の S項 は接尾辞 "-a"(語根の最終母音の実際の長さ)によって示される。 例 28c においては、接尾辞 "-n" が他動詞の三人称 A 項にも用いられることが示されている。 このため、ケチュア語の人称マーキング方式においては、A および S が形態論的に同様に扱われている。 例 28c において、O 項の一人称接尾辞が "-a" ではなく "-ma" であることにより、O と S とは扱いが異なることが分かる。 繰り返すが、このように S と A の扱いが同様で、O の扱いが異なるのが主格/対格方式である。 予測されうるとおり、言語によっては動詞の人称マーキングにおいて、能格/絶対格方式によって文法関係を示すことがある。 再び、この種の方式の例として Yup'ik を挙げる。 例 29a においては、接尾辞 "-nga" が自動詞の一人称単数の S項を示す。 例 29b においては、接尾辞 "-q" が三人称の S を示す。 例 29c においては、接尾辞 "-nga" が他動詞節の一人称 O 項を示す。 これは、一人称 S項と同じマーカーなので、この接尾辞により、S と O は形態論的に同じ絶対格に分類される。 他動詞節の三人称単数の A 項は、接尾辞 "-a" により示される。 この接尾辞は三人称の S の接尾辞とは異なるので、能格の項を示すものといえる。 繰り返すが、このようにS と O の扱いが同様で、A の扱いが異なるのが能格/絶対格方式である。 構成要素の配列は、一般的にも文法的関係を示す主要な手段の一つなので、構成要素の配列に能格/絶対格方式か主格/対格方式かが反映されるのではないかという疑問も生じうる。
- cherry77_
- ベストアンサー率23% (291/1261)
こういう質問はマナー違反だと思いますが。 ちょっと、ご自分の身の丈に合わない英文を読んでらっしゃいますね。多分、ネーティブでも言語学の門外漢にはよく理解できないと思います。 小学生が中学の数学を通り越していきなり高校の数学の問題を解くようなものです。 先ず、日本語でいいから言語学の文献を読んで予備知識を得てください。それから、英語を介して フランス語とかラテン語あたりを勉強してみてください。