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ショットキー効果
熱電子放出時の障壁の減少量が計算できません。何度計算しても {e^3*E/(4πε)}^(1/2)ではなく2*{e^3*E/(4πε)}^(1/2)となり係数2が出てきてしまいます。どなたか正しく求める方法をしりませんか。 私は以下のように求めています。 鏡像ポテンシャルと電場ポテンシャルの和をΦ(x)=‐E*x‐e^2/(4πε*x)として、これを微分して、導関数がゼロになる値を求めてそれをΦ(x)に代入 すると係数2が出てきてしまいます。
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Φ(x) が間違ってます。 Φ(x) = ‐E*x - e/( 16*π*ε*x ) が正しいはずです。 金属-半導体界面から半導体側の点までの距離 x に電子があったとき、鏡像は -x の位置になるので、電子と鏡像間の距離は x でなく、2*x になります。そこを x としてしまうと Φ(x) = ‐E*x - e/( 4*π*ε*x ) になってしまいます。 Φ(x) の第二項の分子は質問文では e^2 になっていますが、電子と鏡像間のクーロン力 F は F = e^2/{ 4*π*ε*(2*x)^2 } なので ここには e^2 が出てきますが、これを電界に変換するとき e で割るので 電界 = e/( 16*π*ε*x^2 ) となるはずです。これを x = -∞~x で積分したのが電場ポテンシャルで 電場ポテンシャル = - e/( 16*π*ε*x ) となるはずです。
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