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放射線の問題
「α線の比電離能は飛程終えん付近で最大となる」という問題です。 答えは「正」とだけ書かれていて理由が分かりません。 そもそも比電離という言葉が分からなかったので、調べてみたところ「経路1cm当たりのイオン対の総数で、イオン対を作り出すのにはエネルギーを使う」と書いてありました。 飛程し始めの方がより大きなエネルギーをもっているので、より多くのエネルギーを持っている、つまり「飛程し始めの比電離能が最大となる」というふうに思えますが、ちがいますか?調べて余計に混乱しました。
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noname#160321
回答No.1
良くある誤解です。 どんな粒子も「吸収断面積」という値で代表される「反応効率」を持ちます。 α粒子は質量が大きく2+の電荷を持ちます。 飛翔中に他の粒子と相互作用し次第に「運動エネルギー」を失っていきますが、2+の電荷は失いません。 飛翔が修了するとそこに2+の電荷を「置き去り」にします。 だから、「比電離能」が大きくなるのです。
お礼
わかりました!ご回答ありがとうございます。