• 締切済み

物理学について質問です。

物理学の講義で出題された問題でわからないものがあります。 正電荷と負電荷の静電引力は距離の二乗に逆比例し、そのエネルギーは距離の逆数に比例する。 温度の上昇に伴い、引力に抗して、正電荷と負電荷は解離して、各々のイオンが自由な運動を行うようになる。 真空中では、数万度(絶対温度、ケルビン)で、プラズマ状態が生じることが知られている。 一方、水溶液中常温(絶対温度300K付近)でイオンが電離する。 プラズマと水溶液での電離現象を比較して論じなさい。 水溶液の電離現象は電気的に中性な物質がイオンに分かれることですよね? プラズマの電離現象がよくわからないので問題がわかりません。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

これからするのは、量子力学などを考慮しない古典的な、しかもかなりシンプルなモデルでの話ですよ。 原子核のまわりを回っている電子の運動エネルギーが、静電引力ポテンシャル・エネルギーに打ち勝ち、電子が自由自在に飛び回る状態がプラズマ状態です。もちろん、原子核もランダムに激しく運動しています。 ───原子核のまわりを回っている電子全部ですよ─── 地球の重力を振り切った惑星探査機をイメージするとわかりやすいのでは。 で、その運動エネルギーは何によって得られるかというと、この場合は熱エネルギーです。