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卒論について
私は歴史学が専攻で「後漢の豪族と政権の関係」をテーマにしてます。 ただ、先行研究を読んだのですが素直に納得してしまいます。 教授にはこれまで散々批判的に読めと言われてきました。ですが、考える力が不足しているのか疑問点などが出てこないので先行研究をまとめたような内容になってしまいそうです。 論文である以上ほんの少しでも新規性や新たな視点で見ることが必要であることは分かっていますがどうしてもそれができないんです。(これまでの勉強不足が原因ですが…。) 提出まで2か月しかないので本格的に焦ってきました。 そこで質問です。漠然としていて申し訳ないんですが何かアドバイスをお願いします。 今のところ教授に相談する、あと先行研究の内容をまとめたノートは作ってあるのでそれを読み返して考え直してみることをしようと考えてます。
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こう見てはどうでしょうか。 1。人の意見に賛成する。 2。同じことについて二人(あるはそれ以上)の意見を読む。 3。どこが同じか違うか(あるいは一人は扱っていないがもう一人は扱っているのも違いの一つ)を見る。 4。自分がどちらに賛成するか考える。 5。どちらにも賛成しないなら、自分固有の考えの始まり。 1はもう出来る。2と3は比較、その過程で4が生まれ5に到達する。 だれでもはじめての分野では自分の意見はありません。いろいろ調べているうちに、自分固有の解釈が生まれてきます。卒論ってそういう訓練の一部ですから、教授とも相談して頑張ってください。
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- east-with
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歴史系の論文の問題の立て方 (1) 定説を批判する。歴史学者の論文の仮説を批判。 (2) 自説や自論の展開。定説の誤りを指摘する。 (3) 自説の根拠や裏付けとなる証拠を探す。 でも、こんなんじゃ2カ月で作成できない。だから、かなり重度の論証不足が起きることを覚悟してくれれば助かる可能性は0.1パーセント未満ですがあります。 その方法を紹介します。 まず、例えば以下の資料があるとします。 http://www.chikyu.ac.jp/sato-project/news_letter/news_letter_24.pdf#search='後漢 勢力 PDF' http://www.sekaishi.com/download/through/13.pdf#search='後漢 豪族 PDF' http://www.icis.kansai-u.ac.jp/data/journal03-v2/journal03-v2-10-takagi.pdf#search='後漢 宦官 pdf' http://www.adm.fukuoka-u.ac.jp/fu844/home2/Ronso/Jinbun/L38-4/L3804_1335.pdf#search='後漢 滅亡 PDF' その資料を総合的に読み、どのような世界観であったか理解する。そして、批判することで名前を売るために有意義な仮説を1つ選ぶ。研究者としては有名になり第一人者になりたがるから、特に指摘して面白そうな仮説や定説を探して批判するわけ。 次に、批判する定説を探したら、この反対であったという仮説を頭を使いどのような状況だと判断できるかと考える。自説を生みだし強気で書け。 そして、その自分の歴史的見解を詳細に書き、さらにその根拠を支えてくれる資料をインターネットや書籍や論文から探し証拠にする。