- 締切済み
化学構造と吸着のしやすさについて
質問は以下の2点です。 (1)CF系ガスのSUS配管への吸着特性を調べました。(配管内は事前に加温し水分は無い状態です。) 結果は2重結合(直鎖系)<環状<3重結合の順で吸着しやすくなることがわかりました。この順番になる理由がわかりません。ご知見のある方はご教授頂けないでしょうか。 (2)また同じ3重結合を持つガスでもCF系とCH系ガスでCH系ガスの方が吸着しやすいのは何故でしょうか。 何卒よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- usokoku
- ベストアンサー率29% (744/2559)
回答No.1
かなり前の記憶なので、間違っている場合があります。 ハロゲン化アルキル・カルカン・アルキンの金属への吸着は、 M-|| の直さ二重結合による接近は、直さまたは側さによる立体障害が発生する M-π電子雲の接近は、ベンゼンリング同士の立体障害で通常2個程度しか結合できないが、最初のSP3結合部位、通常ベンゼンリングの隣の炭素の位置で曲がるので、1:1に近い結合が可能 M-||| の直さ三重結合による接近は、3重結合を持つ化合物が比較的短いこと、電子が比較的多いためいったん金属と結合すると離れにくいが比較的安定名化合物になりやすい(アセチリト等) という、有機金属化合物の生成のしやすさに依存する。 C-H化合物とC-F化合物による違いは、C-F化合物が巨大な電子雲を持っているために近づきにくいという立体障害 という記憶ですけど、さて、どのくらい間違っているやら。 有機金属とSUS表面を覆っている酸化物(たしか、酸化ニッケルか酸化コバルトで、ほとんどが酸化ニッケルだったはず)との反応性、隣のはいい有機物との立体障害、あたりを見てください。