- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:トラクションについてですが)
エレベーターのトラクション比と許容トラクション比の求め方について
このQ&Aのポイント
- エレベーターの駆動シーブ(綱車)とロープとの関係について困っています。充分なトラクション比を保つことが必要だと知りましたが、トラクション比の求め方がわかりません。
- エレベーターの条件によるトラクション比を求める方法を教えてください。
- エレベーターのシーブの溝とロープの巻き付け角度によって許容トラクション比が変わることがわかりますが、具体的な求め方が分かりません。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
物理機械屋でエレベータは使うだけですが、気付いた点を。 トラクション比 = 重い方の荷重 / 軽い方の荷重、ですからある エレベータに付いて単純に求めることができます。 しかし、許容トラクション比は単純ではないはずです。 エレベータの綱車とロープの間の摩擦係数が0なら、 トラクション比>1のものは重い篭は、ブレーキが作動してない限り、 下に全て滑り落ちてしまいます。 トラクション比>1、例えば1.28、でも落ちないのは、綱車とロープの 間の摩擦、巻き付け角度の増加による摩擦力の増加のためです。 綱車とロープの形状・大きさ・材質・潤滑、および巻き付け角度は 各メーカで異なる為、メーカ毎に設計指針として許容トラクション比を 設定しているのではないでしょうか。 また、トラクション比が大きいと、エレベータを駆動するための 動力が大きくなるわけです。1.24~1.28が実例値なら、許容比が それから極端に大きな値、例えば2、ではないと思います。 過去に似たような質問有りましたのでURL貼っておきます。 http://www.nc-net.or.jp/morilog/m41783.html 許容トラクション比は見つかりませんでした。
補足
回答有難う御座います。 確かにメーカーによってさまざまですよね。 ちなみに私が見た参考値は・・・ 綱車のサイズ設定はなく(法的にはロープ径の40倍です)φ12.5使用 90°アンダーカットでかご速度90m/min 巻き付け角度152.7°で許容トラクションは1.262でした。 105°アンダーカットでかご速度90m/min 巻き付け角度152.7°で許容トラクションは1.344でした。 質問時の参考例では 1.28が一番条件の悪い比でしたから105°を 使用しなくてはならないのだと思います。 許容トラクションは簡単ではなさそうですね。 メーカーとしても独自の設定があるでしょうから、簡単には 教えてもらえないでしょうし、困りましたが、もう少し悩んでみます。 有難う御座います。