- ベストアンサー
弁理士の勤務時間などについて
僕は医師ですが、少し変り者で法律にも興味があり、弁理士になって特許に関わりたいと思っています。 ウィキペディア(Wikipedia)によると、「基本的に9:30頃から17:00頃までの事務所が多い。出願原稿作成が主業務の所員に対しては、出来高反映の給与のため、出勤・退勤時間の管理をせず在宅勤務を認める事務所も多い。残業は緊急対応時を除き、ほとんど無い。」などと書いていますが、(質問1)この勤務時間、在宅勤務、残業なしは本当なのでしょうか?医師の世界からすると天国なのですが。医師の仕事をしながら週2,3日のパートということも可能なのでしょうか? アメリカやヨーロッパでは医学に関する特許が盛んであると聞きます。日本の医学部では京大などが比較的盛んに取り組んでいます。(質問2)医師が弁理士として活躍できる可能性はあるのでしょうか? 実際の特許事務所で働いている経験のある方よろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
弁理士を取ってから医師業と併せて働くというのは可能だと思いますよ。特許事務所に雇われて働く人は、それなりの労務条件に従うことになるでしょう。弁理士資格があれば独立を目指す人が多いのですが、資金や顧客の獲得の問題を片づけることができなければ、事務所に拘束されることになります。 医業を続けながらであれば、生活不安もないでしょうから、どこかの特許事務所と契約して請け負いの形は可能と思います。 ただし、弁理士も資格をとっただけでは実務経験に欠けてろくな仕事はできないと思います。見習い修行も意味があると思います。最終的には独立弁理士としてパートも可能と思います。
その他の回答 (4)
- tulipe
- ベストアンサー率31% (258/811)
明細書は書けませんが、何カ所かの特許事務所に勤務したことがあります。30人~100人規模の事務所を知っていますが、何れも出願担当者が定時に帰っているのは見たことがありません。 皆さん、期限に追われて毎日残業でした。7,8時は普通、10,11時もざらでした。 特に医学薬学関係だと、日本国内に出願するだけでなく、日本企業が外国出願する場合や外国企業が日本に出願する場合が多く、英独語の翻訳等に追われます。むしろ翻訳に徹すれば、在宅の方がやりやすいかもしれません。また最初から雇用形態を契約すれば、無理しない範囲での業務も可能かとは思いますが・・。 薬剤師の資格をもった人が特許事務所に勤務後、弁理士資格をとり、独立しましたのでバイオ関連の案件はニーズがあるようです。
お礼
ありがとうございます。病院も外科は大変だけど、皮膚科や眼科は結構定時に帰れます。事務所によって違うのですね。
- timeoftime
- ベストアンサー率33% (26/77)
質問1,2の回答ですが、どちらも可能です。 実務経験はなくても医師でしかも弁理士でしたら需要はあると思います。 特許事務所にパートとして勤めるのもかまいませんが、大学で研究員若しくは顧問として知財に携わられてはどうでしょうか?
お礼
顧問なんてできるのなら最高です。希望が持てました。次点ですみません。
- copert
- ベストアンサー率60% (6/10)
>(質問1)この勤務時間、在宅勤務、残業なしは本当なのでしょうか? 収入を無視すれば、本当なのかも知れませんけど、それなりの収入を確保するという前提で言えば、ウソでしょうね。 雇われの場合、未経験者だと事務所でフルタイム働いても年収600万円程度が上限でしょう。そして、経験2~3年でも800万円程度が上限かな? 医師の仕事をしながら週2,3日のパートってことでしたら、せいぜい2~300万程度でしょう。弁理士が余っている昨今、それ以上出す経営者がいるとは思えません。医師じゃなくても薬学関係や医療機器の出願を取り扱うことはできますから。 また、在宅勤務は当然、何の指導も必要なく一人で仕事をできる程度に経験豊富であることが必須です。経験5年以上は必要でしょうね。 >医師の世界からすると天国なのですが。 tangu_1977さんの現在の年収っていくらなんですか? おそらく勤務時間がきついのでもっと楽な事務職をとお考えなんだろうと推測いたしますが、弁理士で年収一千万ももらうには、それなりの経験と労力が必要ですよ。勤務日数限定のパートや在宅勤務では不可能でしょう。医師から弁理士への転身なんて、あり得ないんですけど。本気ですか? どうしてもこの業界に携わりたいのであれば、大手事務所の顧問というような道もあるかも知れませんが、その程度では満足できないということでしょうか?
お礼
ありがとうございます。いろいろな方が様々な意見を下さるので、たぶん事務所によってかなり条件が異なるのでしょう。病院と一緒ですね。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
雇われ弁理士ならば、サラリーマンと同じで基本的な勤務時間拘束され、それでも処理しきれない分があれば残業して処理することになります。 独立して特許事務所を開設している場合は、お得意さまを持って平日9時5時のみでお役所のようにできるところもあれば、新規顧客を開拓するためにも沢山の案件を処理して収入を上げるためにも寝る間も惜しんで処理する個人事業者もいるでしょう。 勤務医の労働環境よりは雇われ弁理士のほうが労務管理はしっかりしていると思います。開業医と自営特許事務所は同じようなものでしょう。(海外の案件を扱うために、土日の海外時間も活動できる事務所もあれば、のんびり休む事務所もある) なお、医師資格をもっているのに弁理士に転身するというのは、今ひとつメリットが感じられません。というのは、医薬には特許が認められますが、医療行為には特許が認められないからです。(産業に関するものとして扱われておらず、特許のカバーするところとしていないのに加え、医療行為に特許が認められると人命を助けたいときに実施権をもらわないと医療できなくなるため) 特許法 第二十九条(特許の要件) 産業上利用することができる発明をした者は、次に掲げる発明を除き、その発明について特許を受けることができる。 (後略) ですから、薬学の出身者で十分間に合っており、医学の知識がかならずしも必要ではないのです。
お礼
早速ご回答ありがとうございます。確かに医学は特許として認められていません。ただまれに医療機器などの分野で活躍していらっしゃる先生を名前だけは知っています。それから最近は製薬会社に医師が就職することもあります。医学も必要だし医師は薬学も勉強していますから。自分でもこれから調べようと思っています。
補足
ちなみに以下のサイトは去年名古屋大学で行われた医学特許フェアです。医学系の出展も数多くあります。参照URLの場所が間違っていたらすみません。 http://suishin.jimu.nagoya-u.ac.jp/med-bio.pdf
お礼
ありがとうございます。請負やパートも可能なのですね。その辺で考えていきたいです。とても参考になりました。