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弁理士業務と出産子育ての両立は可能?特許事務所は存在する?
- 弁理士業務と出産子育てを両立することは可能でしょうか?またそのような弁理士さんはいらっしゃるでしょうか?さらにそのような女性弁理士を雇用する特許事務所はあるのでしょうか?現在の会社は産休・育休取得はもちろん、時短勤務、フレックス勤務も可能です。出産をできるだけ早くしたいというのが本音です。弁理士業界では転職は出産前の方がよいのでしょうか?、出産後の方が良いのでしょうか?何か暗黙のルールはあるのでしょうか?
- 農学系大学院卒で農薬メーカーで勤務している27歳の女性です。将来的には弁理士としてキャリアを築きたいが、出産・育児も経験したいと悩んでいます。現在の職場は産休・育休取得や時短勤務が可能ですが、弁理士業界での転職のタイミングや女性弁理士の雇用についての暗黙のルールが知りたいと思っています。
- 現在の仕事に不満はないが、将来的には成長を続けられる仕事に興味があり、弁理士としてキャリアを築きたいと考えています。一方で出産・育児も経験したいという気持ちもあり、転職のタイミングや資格取得のプランを考えています。弁理士業界では企業での研究・開発経験が優遇されるようですが、技術営業やマーケティング経験も有利に働くのか知りたいです。また、アドバイスを求めています。
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特許事務所に勤務する者(男)です。35歳の時に、メーカーから 転職しました。 >弁理士業務と出産子育てを両立することは可能でしょうか? >またそのような弁理士さんはいらっしゃるでしょうか? >さらにそのような女性弁理士を雇用する特許事務所はあるのでしょうか? 結論から言えば、やり方次第ではいずれも「YES」だと思います。 以下、私が知っている実例です。 ・元同僚のA子さんの場合 2人目のお子さんを出産後に弁理士試験合格。その後、 現在私が勤務する事務所に転職し、3人目のお子さんを出産。 現在は別の事務所に転職。 ・知人のB子さんの場合 3人のお子さんを出産後、弁理士試験合格。現在、某 特許事務所に勤務。 私は独身男性なので既婚女性の苦労を十分理解できていないかも しれませんが、周りから見ていて「子育てと勉強・仕事の両立」は 結構大変そうです。これができるかは、職場の状況に大きく左右 されると思います。そういう意味では、小規模な事業所が多い 特許事務所より、福利厚生が充実した大手企業の知財部というのも、 選択肢かもしれません。 >弁理士業界では転職は出産前の方がよいのでしょうか?、出産後の方が良いのでしょうか?何か暗黙のルールはあるのでしょうか? 暗黙のルール、とかは別にないと思います。個々の事情により 異なると思います。ただ、出産してお子さんが小さいうちは、勉強 に(仕事にも)集中するのは中々難しそうに思います(周囲から見て、 そう感じます)。 >現在の会社は産休・育休取得はもちろん、時短勤務、フレックス勤務も可能です。残業なしも可能です。帰宅後、弁理士資格の勉強時間もとれます。 現在恵まれた環境におられるようですから、今の職場にいるうちに 合格できるならそれに越したことはないと思います。どんな業界でも そうですが特許事務所にも激務の所がありますし、試験勉強すること (によって仕事に影響がでること)をいやがる事務所さえありますので。 いずれのプランがよいか、は質問者様の人生設計によると思います。 なお年齢が上がるにつれ、実務未経験での転職はハードルが高くなる という状況はあるでしょうが、30代前半位までであれば可能な範囲 ではないかと思います。 >弁理士の知り合いがおらず、今後とるべきアクションに迷っています。 受験予備校に通うようになって、ゼミ仲間とか(女性の)知り合い ができると、そういうつながりで相談する相手が見つかるかもしれ ません。あと、質問者様の出身校は分かりませんが、大学によっては 学内で試験勉強向けの自主ゼミを開いているところがありますし、 特定大学出身の弁理士で弁理士会内部の会派を結成しているところ があります。可能であればそういうところにコンタクトしてみては いかがですか。 色々大変だと思いますが、頑張ってください。
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- trytobe
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知的財産の部署や研究部署で特許の実務を経験した方しか、身の回りで弁理士になられた方を存じ上げません。 なかには、弁理士としての資格はお持ちなのはよくわかるが、取り得る対応の選択肢を列挙できない「実務に耐えない」、という方にお会いすることはありますが、ビジネスとして組む気にならないのも事実です。 士業というのは、取得すればその資格を名乗っていつでも独立できるといった性質のものです。一方で、即戦力でなければ、そんな事務所に依頼する人間もいないのも現実です。 資格はいつでも取れますし、大人になってから語学の遅れを取り戻すのならば何時でも大した変わりは無いものです。どれだけ日常会話が流暢で肩書きが立派であっても、肝心の仕事で専門知識や用語が頼りにならず使えないものでは、本末転倒です。 現在の職場環境が、資格取得にも子育てにも恵まれた環境であり、これ以上の環境を確保できるかはむしろ疑問である、ということを踏まえた上で、人生設計されるのが先決かと思います。お子さんと同時にご自身も育てるのには、どの道がご自身に合っているものか(自分がどのように時間と費用を工面できるか)、というのは自ずとお感じになることでしょう。
お礼
置かれている環境が恵まれていることを再確認しました。客観的なご意見をありがとうございます。
お礼
具体例を挙げて説明いただきありがとうございます。じっくりと考えていきたいと思います。ありがとうございました。