- ベストアンサー
太刀と刀のこと(2)
以前に、http://okwave.jp/qa4491414.htmlの質問をさせていただきました。 その節は、Pinhole-09様に深いご造詣からの、的確で、詳細なお教えを賜りました。 まことにありがとう御座いました。 私は剣道も、その他の武術も知らないのですが、太刀も刀も実戦用を考えたりするならば、その構造や重さ、長さなどはそれなりに工夫を重ねたものだと存じます。 使い手の身長などにも関連するでしょうが、普通の長さや構造、部署の名称などについて、記載しているURLをご存じであればどうかお教えください。 どうかお願い申しあげます。 (おっかないから、長ければいいともいかないのかな、などと漸く推量していまして)
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
刀、いわゆる江戸時代に打刀といわれる護身用のものは、2尺2寸から8寸、まあざっくり言って身長の半分くらいですね。 これは日常帯びるものですから邪魔にならないサイズ重さで取り回しが良く長く使用していられるサイズのものになります。 太刀の場合、これは基本的にメインウェポンです。 だいたい3尺から5尺ですが、もっとでかいものもあります。 こちらの場合相手の鎧の隙間、あるいは鎧ごとぶった切るためのものですので、とにかく十分な重さと威力、さらにそのための刃渡りが第一に考えられます。そのためいくらでも大きくなっていったわけで、あとは使用者の膂力にあったもの(使いこなせる限界のサイズのもの)を選ぶ形です。
その他の回答 (1)
- misa-on28
- ベストアンサー率35% (227/640)
日本刀の各部位の名称については http://www.choshuya.co.jp/explanation/koshirae.htm なんかがある程度わかりやすいかと思います。
お礼
早速にありがとう御座います。 ちょいと、詳しすぎて難しいですが、従来、いろんな言葉や言い回しの中で使われてきている知識としてはとても役立ちます。 ありがとう御座いました。
補足
URLのご紹介をお願いしていて、あぁこんなに詳しいのでは勉強が必要だと存じました。 もうしわけありません。
お礼
江戸時代の刀とは、つまり大体“打刀”という呼称のものなんですね。 戦闘用よりも護身用のものという性格なんですね。 まぁ町をあるくのであり、戦場でのものではないでしょうからね。 2尺2寸から8寸くらい、そうすると確かに、身長の半分ですね。 太刀の目的とは異なりますね。太刀の用法と目的に関するご説明はとても参考に為ります。 戦国時代とのいろんな情勢の相違がありましょう。これもその結果と内容なんでしょうが、このような変化は人の意識にも武術のあり方にも大きな影響があったことでしょうね。 ありがとう御座いました。心よりお礼申し上げます。