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剣道の一の太刀・二の太刀とはどんなものですか?
剣道をやっているので知りたいと思いました。 どちらかというと、剣道というより剣術の技か何かなのでしょうか? 調べてみたのですが、そういう技の名前があるということしか分かりませんでした。 どなたかご存知の方いらっしゃったら教えてください。 よろしくお願いいたします。
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むかし、塚原ト伝が「一の太刀」という技を作ったと言われています。 塚原ト伝が伝えた鹿島新当流と、その元になった香取神道流は現在でも伝えられていますが、「一の太刀」は伝承が失われてしまい、どんな術技であったのかは不明です。 これとは別に、「一の太刀」「二の太刀」という言葉があります。 敵に対して1回目に切りつけるのを「一の太刀」、2回目に切りつけるのを「二の太刀」と呼びます。 真剣勝負で、動き回る相手の手首を切り落とすのは至難の技です。面に切りつけても、額の皮を切って頭蓋骨に傷をつく他だけでは即死するとは限りません。 真剣勝負というのは殺し合いのことですから、負けるということは殺されるということです。額に傷をおったり小手を切られて腕の骨が露出したときに、負けるということは切り殺されるということですから、それこそ最後の死力を振り絞って反撃してきます。 だから、その反撃を抑えて相手を絶命させるために「二の太刀」や場合によっては三の太刀、四の太刀が必要になるのです。
お礼
返事が遅れて大変申し訳ありませんでした。 詳しいですね・・・調べても調べてもどのようなものであるのかが出てこなかったので。 その香取神道流の「一の太刀」は謎めいた技ということですね・・・ 複数回切りつけることを順番に~の太刀というわけですか・・・ おかげ様でやっと謎が解けました。どうもありがとうございます!