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夢野久作のドグラ・マグラについて
こんにちは。大学在学中よりもう10年も「ドグラ・マグラ」を読んでいますが、途中で脳髄が苦しみだし・・・わけがわからなくなり・・・チャカポコ・・・そして読み終わったところで、中身が思い出せない・・・ 研究論文のほうがまだ理解できます。 読破された方で自分なりの解釈をお持ちの方、お好きな場面でも解釈でもなんでもかまいません、ぜひお聞かせください。 みなさん、わたしのような感覚になりますか?
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「わけがわからなくなり・・・チャカポコ・・・」 そうなるように狙って構成された小説なので、 それでよいのです。 理論的に整理したいのなら、 内容分類表を自作して何ページから何ページまで同じシーンと 分けてから、個々間の関係をしらべればよいのです。 内容については舞台がどこで時代がいつでキャラクタは誰誰 出来事は何、とポイントを表の各シーンに書けば わかりますよ。作者もむちゃくちゃ書いてるわけではなく、 全体の構造を決めてから用意したエピソードをはめているのです。 それをつかむことですね。 知的ゲームとして楽しんでください。
お礼
こんにちは。 「ドグラ・マグラ」が脳髄の迷宮に迷い込んでしまうよう意図された非合理な巨大な世界の構築物であることとは仰る通りです。 作者の構想の段取りも一応調べてみましたので、そのあたりの順序だてはなん となく分かります。 学会論文もすべて読んでみました。こちらの解釈は理解できるのですが・・・ 内容分類表ですか? 早速作ってみます。 因みに恩師(九大文学部教授には「ドグ・・」の研究はやめなさいと言われました^^; ありがとうございました。