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家と歴史的建造物の寿命の違い
海外の友人から次のように質問があったのですがネットで調べても さっぱりわからないのでどなたか教えてください! ヨーロッパでは古い物ほど値段もあがり、価値もあるというような考え方があり、それは住宅にも言えることのようです(全ての住宅においてそうだとは限らないでしょうが)。 そこで、日本では湿気が高いなどの風土の違いで、住宅は30~40年ほどしか持たず、建て替えすることが多いと言ったところ 『じゃあなんで日本の古いお寺などは何百年も保存されているのか』 と聞かれてしまいました。 たしかに住宅と同じように屋外の環境にありますし、もちろん修繕なども行われているのでしょうが、何かもっとほかに理由があるのでしょうか?住宅と歴史的建造物では構造に違いがあるのですか? 現在の住宅は鉄筋などで作られているのに、その建築物よりも木造の方が何百年も保存されているというのはすごいことですよね… そもそも日本の住宅の寿命は30~40年というのも正確な答えかわからないのですが…ご存じの方どうぞよろしくお願いします!
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寺社仏閣と一般住宅の違いは、根本的に柱・梁の部材寸法が違い、建物としての根本的耐力が違うのです。 寺社仏閣の柱小径は、210mm以上 一般住宅の柱小径は、105~120mmなので建物としての構造体そのものが違うのです。 古民家の大黒柱の寸法も210mmが基本みたいなものですから、耐久性が違うのです。 一般住宅でも柱小径135mm基材として建てて、普通のメンテナンスをおこなうだけで100年はおろか200年近く持つでしょう。 ご参考まで
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- newkujira
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長く住もうと思えば住めますよ。日本人は新し物好きなのですよ。先月建て替えで壊した実家は一階が160年二階増築100年の農家の家です。柱には当時の大工の名前出身地が炭で書いてありました。
お礼
新しもの好きの国民性もあるのですね(笑)なるほど! 築160年!?住もうと思えば日本の住宅でも可能なのですね。 そこまで来ると建て替えする時はちょっと悲しいようなさみしいような 気持ちになるでしょうね。この家で何世代もの家族のいろんな人生が あったんだろうな~…なんかすてきですね! アドバイスありがとうございました。助かりました★
神社仏閣は宮大工という普通の大工さんよりより高度な建築技法を使って建築する人たちがいます 材料・構造・工法・作業精度すべて違います 昔の建物は釘他金属を使用せずすべて木組みで作られています 同じように一般住宅を建てると数倍から数十倍コストがかかるでしょう
お礼
余談ですがちょうど数週間前にNH●プロフェッショナル仕事の流儀で 宮大工さんの特集をしていまして、素人の私から見てもすごい技術と感覚の持ち主なのだなと思いました。 こうやっていただいた回答をいくつか見ると、数百年も維持できる建造物を建てる技術がありながらそうしないのはやはりコストが一番の問題なのですね。 アドバイスありがとうございました!助かりました!
- kokoruru00
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日本の住宅の寿命は30~40年? 一般住宅でもお金をかければ100年以上耐える家ができます。 要するに材料、建築工法等の問題です。
お礼
住宅が30~40年という情報はネットで調べたのですが 何をもってして【寿命】というのかよくわかりませんでした。 良い家を建てようと思えば金額の上限は果てしなくあるのですね^^; すぐに回答いただき助かりました、ありがとうございます!
お礼
構造そのもが違うというのはとても興味深いですね!! たしかに、日本では百年単位で建物を維持して住もうという 考えより、古くなったら新しいの建てればいいじゃんという 感覚なのかな… 興味深いアドバイスありがとうございました。助かりました★