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文系院進学か?就職か?(長文です)
来春3月卒業予定の大学4年生、23歳女です。今年の1月から民間企業を中心に就職活動をしていますが、未だに内定がありません。 相談したいのは表題の通り、今後の進路のことです。 私は就職活動を始める前から、数年間企業で働いた後に、院に進学して研究者になりたいという夢を持っていました。 直接院に進学しない理由は、一度は社会に出て経験を積みたいことや、進学する場合おそらく博士課程まで行くことになるため、 これ以上親に負担をかけたくないという金銭的理由からです。 また自分の専攻が芸術学で、テーマも仏教美術であるため、研究員や教授として働くことができたとしても、 それが果たして社会のためになるのかという疑問があったこともあります(失礼で申し訳ないですが)。 ですので、もし就職して楽しいと思えたら夢は諦めて、ずっと仕事を続けようとも思っていました。 しかし就職活動をしてみて、自分にとって企業で働くことは院進学までの数年間は別にして、 一生をかけてやるべき仕事ではないのではないかと思うに至りました。 働いたこともないのに随分偉そうな考えですが、それと共に大学での勉強を続けたいという思いが強くなりました。 そういう風に思ったのは選考に落ちまくって嫌になったからではなく、就活を通して自分の性格、適性、やりたいことと 向き合ったからだと思っています(事実進路に迷いが生じてからは、選考で不合格になると、妙に安心している自分がいました)。 しかし進学したところで、その道で食べて行くのは至難の技ですし、途中でやむを得ず就職するにしても今以上に難しくなることも よく理解しています。 実は昨年1年間韓国の大学に留学していて、院の講義に出て勉強したり、留学先の指導教授にも自分の研究テーマが面白いことや、 その分野で韓国語を話せる日本人研究者がまだ少ないことから、院に行くことを勧められたことがあります。 しかし、同じゼミのメンバーに比べても、話の論理性や質問の仕方がとても拙く、知識も不足していると思います。 そのため、研究者としての素質にいま一つ自信が持てずにいます。 それもあって、日本の指導教授にも進学のことはまだ相談していません。 しかし院試を受けるのであれば、すでに出遅れている分一刻も早く勉強を開始せねばならず、 また必修科目である卒論の提出も年末に迫っていて、時間がありません。 それでお伺いしたいのですが、以下3つの選択肢のうち、どれがよいと思われますか? (1)卒論作成に支障のない範囲で就職活動を続けて、正社員として就職する(院に進学するかはまた就職後に考える) (2)一旦は卒論と2月にある院試の勉強に専念する。不合格の場合は就職活動を再開し、正社員として就職する (3)就職活動はやめて卒論と2月にある院試の勉強に専念し、不合格の場合はアルバイトや契約社員として働きながら、 来年の試験に向けて勉強を続ける ただ留学のため、既に1年卒業を遅らせているので、就職浪人や院受験のための留年は考えていません。 親も修士までは行くことを認めてくれています。因みに現在在籍している大学はMARCH、関関同立程度です。 答えが出せずに困っており、批判・激励など何でも結構ですのでご意見を伺いたく思います。よろしくお願いします。
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大学院入学の試験は、英語と専攻分野に関する小論文もしくは面接が基本です。 大学院以外に研究する方法があります。正規課程ではないのですが、研究生として半年から1年間大学に残る方法があります。勿論、単位にはなりませんが。詳しくは教務課の人に聞いてください。 大学院の講義を聴講したいだけなら、科目履修生という制度はあります。それも非正規課程で学位は取得できませんが。 蛇足はそこませにしましょう。 (1)正社員として就職し、就職後に院に進学するか考える。 アメリカでは、経済学修士や経営学修士がシンクタンクの基本です。マーケティング部門でアメリカでは当然です。日本は学部卒が基本ですが。そんな、事はどっちでもいい。その通りです。 それと社会人になった後に、大学に戻る機会があるかです。それと社会人になって大学院に進学しても、修了後にやりたい事が変わるや、会社に戻った後で自分の机があるかなどあります。移動させられる可能性が大です。そんな会社辞めてやるなら構いませんが。 (2)一旦は卒論と入試をする。不合格の時は就職する。 (1)~(3)の中で結構問題がある選択です。2月に院入試を受け不合格で、就職活動ですか。院入試が終わった後で、3月には求人なんてどこもしません。だいたい、定員に達しなかった場合の補充だけ。でも、そんな企業は人気がなかったといった方がいい。大手企業で倍率は高かったが適性が合わず採用を見送り、欠員が生じた場合なんて特殊ですよ。そんな企業なら応募人数が多く、いい人材を先に確保できるはずです。でも、今は不況でどこの企業も募集人数を減らしています。採用するのに厳しい条件を付けたくなります。常識があり、会社に有益な人間です。当然ですね。 つまり、卒業後フリーター人生が待っています。25までに定職につきましょう。 (3)卒業論文と大学院入試に専念する。 大学院進学には、指導教員の決定と研究計画書の作成が必要です。大学院の指導教員は相談し決定していますか。先に入学後の指導教員を決めるのですよ。そして、入学試験を受ける。 もう、決まっているの。なら、問題はない。
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- nintai
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>以下3つの選択肢のうち、どれがよいと思われますか? (1)ですね。 非常に厳しいスケジュールになると思いますが、就職活動と卒論作成を並行すべきと思います。 >大学での勉強を続けたいという思いが強くなりました。 分野にもよるとは思いますが、、、個人的には、研究者を目指すなら、大学4年生の段階で「勉強」という言葉を使うのには違和感を感じます。本当に研究者を目指すならば、研究に関しては、これはもう「仕事」だと考えるぐらいの緊張感が必要だと思います。 私の周囲で「研究者になりそうだな~。」と感じた人は、自分の研究に対して『とにかく、自分が好きなことができて幸せ。』と考えているタイプか、自分の将来に対して明確なビジョンや強い意志を持っていた人のどちらかです。 あなたからは、そのどちらも感じ取れません。 不愉快かもしれませんが、研究者には向いていない気がします。
お礼
〉私の周囲で「研究者になりそうだな~。」と感じた人は、自分の研究に対して『とにかく、自分が好きなことができて幸せ。』と考えているタイプか、自分の将来に対して明確なビジョンや強い意志を持っていた人のどちらかです。 同じ専攻から院に進学した友人が何人かいるのですが、nintaiさんのおっしゃる前者のようなタイプか、修士過程修了後に向けて就職準備をしようという人が多かったように思います。 確かに私のような心配性の人間が将来のことを不安に思いながらでは、進学しても研究に没頭するのは難しいかもしれませんね。 逆に定職のある安定した生活基盤の上で、趣味として両立させた方が自分の場合は安心して研究にも取り組めるのかもしれないなと思いました。 ご意見ありがとうございました。
- kazu9981
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さしあたって、現在の指導教授からはどう思われているのでしょうか? >留学先の指導教授にも自分の研究テーマが面白いことや、その分野で韓国語を話せる日本人研究者がまだ少ないことから、院に行くことを勧められたことがあります。 その教授の研究室に招かれたのですか? そうではなければ、お世辞ってこともあると思います。 留学先の教授って所詮他人ですから…。 招かれたなら別ですが、そうではなければお世辞(親身になっていない)ってことも考えられるのでは? 現在の能力・将来性を教授に見てもらっては? 今の日本の院は、よっぽど人気の研究室・しっかりした研究室以外、基本的にお金さえ払えば誰だって受け入れるでしょう。 そこで『お勉強』させてもらうのは、お金持ちなら問題ないでしょう。 ただ、その後一般企業に就職となると就職先は今よりも激減するでしょう。 今の研究で今後食べていけるのでしょうか? 親に援助してもらったり、良き伴侶に巡り合って、養ってもらう…って考えているなら別ですが…。 その点も十分に考慮してますか? また、今の研究を『趣味』として社会人になって続けるって考えはどうでしょう? 趣味として、休日に勉強するだけでは満足できませんか? 10年後・20年後・30年後…を考えていますか? 今の教授の席に自分が座っている姿を想像できますか? 親に生活費を出してもらっている(何%か知りませんが)うちは、良いと思います。 でも、いつかは途切れる日も来るでしょう。 その日を考えていますか?
お礼
〉その教授の研究室に招かれたのですか? 招かれたというのとは違うのですが、日本で言えば所属ゼミの担当教授に当たる先生です。 ただ韓国と日本では学生に対して求められる専門のレベルが違うので(日本の大学の方がより高度なことを求められる印象を受けます) お世辞でなかったにしても、先生の発言をあまりあてにしてはいけないと自分でも思っています。 おっしゃる通り、やはり一度日本の教授に相談するべきですね。 〉今の研究で今後食べていけるのでしょうか? 自分は大学教授になるというよりは、研究機関や美術館で勤務できればと考えているのですが、 いずれにしてもその仕事を得るのは非常に難しいことだと思います。 家庭の事情で数年後にはおそらく一度仕事を辞めざる(学業を中断せざる)を得ないため、長期の計画が立て辛いという理由もあるのですが、 それでももう少しご指摘の通り長期的な視点が必要だと思います。 〉今の研究を『趣味』として社会人になって続けるって考えはどうでしょう? 現実を考えると、一番正しい選択だと私も思います。 ただ仕事を生活や趣味を実現するための手段として割り切っていいのか、そんな生半可な気持で社会人として働けるのかと思う部分があったのです。 でも好き云々に関わらず仕事を一生懸命やっている方が多くいらっしゃることを考えると、それも甘い考えなのかなとも思います。 長々と書いてしまいましたが、随分狭く偏った考えになっていたことに気づきました。 ご意見、どうもありがとうございました。
- bekky1
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>(企業での就職は)一生をかけてやるべき仕事ではないのではないかと思うに至りました。 誰もが一生をかけて悔いのない仕事をしているわけではないです。 「意義」のある仕事で必ず、喰えるというわけではないから。 >働いたこともないのに随分偉そうな考えですが、それと共に大学での勉強を続けたいという思いが強くなりました。 勉強は勉強です。 オーバードクターということばを知っていますか? 大昔は「博士」になればその次の「席=仕事」はあった。 つまりは、大学が増設されてましたから、いまや、18歳全入です。 「先生」もドンドン、必要にナル、そういう時代だった。 あなたがいる大学ですら、存亡の危機なんです。 私大4割の学校では定員われです。 つまりは大学の先生も学生数と需用とがイコールなら、今の先生の数の6割しか残れない。 有意義な勉強、研究をしても、あなたが座ろうとする席は、そのときには イメージとして今より、半分です。 意義があるかどうかではなく、あなたに食えるだけの需要としての 席が回ってくるでしょうか? それはそれとして、食べるためにまた、別に働くということは必要になるでしょう。 勉強は続けてください、結構なことです。 デモ、それでやっていけるかどうかはまた別の問題。 ちなみにですが、私の本業はまったく違うのですが、趣味として和裁をしています。 昔は家庭の主婦なら、針を持って家族のものをつくりました。 その後、成長経済になって、和裁でそこそこの仕事で生活できる時代が一時あった。 昔から、女の内職仕事として母子家庭ぐらいの収入源にはなりましたが。 その後、着物を着る人もいないので仕事がなくなり、和裁としての裁縫所がどんどんと閉鎖されている。 こちらでのご相談に、裁縫所を締めたくないが、仕事はないかという 相談があった。 今、和裁としての加工は東南アジアにほとんど呉服屋さんから下受けです。 大学は半分になる。 先生も半分です。 そして仕事はグローバルにボーダレス。 和裁という日本文化でしかありえないものも東南アジアです。 あなたは韓国語ができる。 しかし、より、専門能力の高い、「先生」が日本語が堪能であれば、 本場仕込で日本において、簡単にあなたを凌駕できることは当然でしょう。 【親も修士までは行くことを認めてくれています。因みに現在在籍している大学はMARCH、関関同立程度です。】 親が行かせてくれる、行けばよろしい。 タダシ、それで生活できるようにならなければ、ただのフリーターです。 ちなみに、甥っ子がmarchで会計士をねらってますが、ナカナカ試験に受かりません。 ご想像通りに内定のもらえてない4年生です。 そして、会計士試験受かる人はちゃんと同期で何人もいる。 こちらでのご相談にも会計士の試験を大学卒業後に・・・専門に行って とか、ありますが、それだけでも会計方面の希望者が多いことがわかって、いまさらながらに、資格だけでこんなにも希望者が多くて、 経験もない人を採るだけの職場のキャパはあるのかと不思議におもう。 ソウ、将来、あなたの職場のキャパは半分以下です。 あなたの席はありますか?
お礼
アドバイスありがとうございます。 ご指摘の通り、職場を問わず日本語が流暢な韓国人の方が多くいらっしゃる現状を考えると、なおさら仕事における実力で勝負できないといけないことを私も痛感しております。 仕事の意義やその席を得ることができるかということにばかり目が行ってしまって、そもそも将来的に「仕事として成り立つか」という考えが抜けていたのは、随分甘かったなと思いました。 会計士など、どの分野でも競争が厳しいのは同じなのですね。 どの道に進むにしても、きちんと生活していけるだけの仕事ができるよう精進したいと思います。 どうもありがとうございました。
- ojisan-man
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大変失礼な言い方になるかも知れませんが、 要するに、研究者になるだけの才能も無いが、社会に飛び出す勇気も無い。今の中途半端な位置が心地よい、ということでしょうか? 現在の厳しい就職環境を考えれば、「結局正社員として採用されなかった」ということも想定され、選択肢の(1)と(2)は現実的とはいえません。 となると(3)しか残りませんが、最後はあなたの強い気持ち次第でしょう。 厳しい試練ですが、どうか乗り越えてください。ご健闘をお祈りします。
お礼
アドバイスありがとうございます。 〉研究者になるだけの才能も無いが、社会に飛び出す勇気も無い。今の中途半端な位置が心地よい、ということでしょうか? そういうことになると思います。 ご指摘を頂いて、今さらながら家族や友人のやさしさに甘えていたことに気づきました。 言い訳になりますが、自分がやりたいことを真剣に考えずに、早く内定を得たいという焦りだけで、就職活動をやってきたことを反省しています。 支えてくれている家族や友人にも、恥ずかしくないような進路になるよう努力したいと思います。 どうもありがとうございました。
お礼
〉正規課程ではないのですが、研究生として半年から1年間大学に残る方法があります。 全く知らなかったのですが、そのような在籍の方法もあるのですね。 〉社会人になった後に、大学に戻る機会があるかです。それと社会人になって大学院に進学しても、修了後にやりたい事が変わるや、会社に戻った後で自分の机があるかなどあります。 院進学となった場合、仕事はもちろん辞めるつもりです。ご指摘の通り両立や休職は非常に難しいだろうと思います。 〉2月に院入試を受け不合格で、就職活動ですか。 企業や組織の規模・業種などには全くこだわっていないので(語弊のある言い方ですが、働かせてもらえるならどこでもいい、ぐらいに思っています)、その点は就職課でも相談しその時期の求人の有無を確認したのであまり心配してないです。 〉大学院の指導教員は相談し決定していますか。 まだ決定していませんが、進学するとなると、自分の研究に近い専門分野の先生が所属する外部の院になるので、近々その入試説明会に参加する予定です。 お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。 一番具体的にアドバイス頂けたので、良回答に選ばせて頂きました。 家族にも改めて相談したところ、家の事情等で来春卒業のタイミングでの院進学は難しそうだということもあり、最終的に卒論と並行して就職活動を続けることにしました。 ですが、今回emenyさんや皆さんから色々なご意見を頂いて、とても勉強になりました。 どうもありがとうございました。