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調停での心構え?

親戚と土地の買取りと、共有物分割請求で話し合いがつかず 弁護士さんに相談したところ調停で第三者をまじえて話 したらといわれ、簡易裁判所にて調停をすることになりました。 全く初めてなので不安なのですが、なにか調停での心構えというようなものはあるのでしょうか?

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  • daytoday
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回答No.2

 相手を知るという意味で,参考URLの「初心者のための調停の技法」という箇所をご覧いただければ,調停を主催する側(裁判所サイド)の留意点についてある程度理解できるかと思います。これは公害等についての資料ですが,調停全般に共通した話です。  調停委員会は当事者間の公平感を重視しながら手続きを進行させたいので,逆に言えば当事者が対立当事者や調停委員に横柄・横暴な態度で望めば,進行に支障を来すことがあるので,このことに留意した方がいいと言えます。  また,司法上の解決は最終的には,どうしても金銭的解決しか図れないので,感情論を前面に押し出さないことが肝要です。  調停委員会は通常2人の調停委員と裁判官で構成されることになっていますが,裁判官は時間と人数の制限上一定の局面でしか登場してきません。裁判官に出てこいと不平を述べる方も時折いますが,制度の運用状況を知れば無駄な箇所で神経をすり減らす必要が少なくなるでしょう。  期日が続行される場合,主張・事実の整理を中心とした宿題がでることがあります。何故,何が必要なのかをきちんと理解して,わからなければ説明を受けて課せられたことに対応するのも肝要です。また,続行期日はメモ紙にようなもので渡される程度であることも多く,期日を忘れてすっぽかしの無いように努めてください。  共有物分割は土地であれば,1現物分割,2共有者の誰かが買い取り他の者が価格賠償を受ける,3競売にかけ売却代金を持分に応じ分配するのいずれかが決着方法ですから,どれを希望するのか,どれなら妥協しても構わないのか予め検討しておく必要もあるでしょう。  全く話にならないようであれば,取り下げた方が良い場合もあり得ます。  調停成立となる場合,例えば登記費用をだれが負担するか,金銭はいつどのように支払うのか,支払われなかった場合,強制執行できるような文言が入っているかはきちんと確認する必要があります。これは調書を作成する書記官に聞けば良いでしょう。  以上,偉そうな表現になってしまったかもしれませんが,おかしいと思えば感情的にならないようにきちんと主張し,些末なことであればある程度妥協するということが大事なようです。

参考URL:
http://www.soumu.go.jp/kouchoi/substance/chosei/contents/17.html
hydrangea
質問者

お礼

ありがとうございました。 いつも適切なお答えを頂き感謝しております。 今後もよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • tk-kubota
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回答No.1

調停は「話し合いの場」です。ですから、本来、その場所はどこでもよく「調停は裁判所で」と云うことだけです。そして、裁判所である以上、その調停委員(相談を聞いてくれる人=通常2名)は法律の専門家ですから法律上間違っておれば注意してくれますし中立の立場で話し合いを進めてくれます。ただし、調停委員は法律上の判断はできないことになっています。 調停の成立は双方の妥協によりますので、そのことをよくお考え下さい。 なお、相続による共有物分割のようですが、大切なことは、建物は分割することはできず、それが決裂すれば一括して競売になります。そしてその競落代金を共有者で分けます。ですから、建物とその敷地は1人の者に決め、他の者はお金で解決した方が得策です。

hydrangea
質問者

お礼

ありがとうございました。 大変参考になりました。