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8日・14日・15日・23日・29日・晦日が六斎日とされているのはなぜ?

先日京都の阿弥陀寺で 嵯峨野六斎保存会による六斎念仏を鑑賞してきました。 くるくると踊りながら太鼓をたたく業は見事で 大変楽しい時間を過ごすことができました。 六斎念仏は空也上人がはじめた「歓喜踊跳念仏」をルーツとするもので かつては潔斎すべき六斎日(8日・14日・15日・23日・29日・晦日)に行っていたということです。 この六斎日が 8日・14日・15日・23日・29日・晦日と定められているのは どういった理由なのでしょうか。 何か、いわれがあってのことだと思うのですが。 推測でも結構ですので、回答いただけるとうれしいです。

みんなの回答

  • mapponew
  • ベストアンサー率22% (309/1373)
回答No.1

六斎日(ろくさいにち)とば、仏教の思想に基づく斎日のひとつ。この斎日は1ヶ月のうち8日・14日・15日・23日・29日・30日の6日で、前半の3日と後半の3日に分け、それぞれの3日を三斎日と称しました。 六斎日の歴史は古く、律令制における令にもこの日は殺生を禁じる規定があり、出家したものは布薩説戒を行い、在家のものは八斎戒を守ることとなっていたのです。 八斎戒とは、仏語で、在家の信者が六斎日に守る8種の禁戒。不殺生・不偸盗(ちゅうとう)・不淫・不妄語・不飲酒(おんじゅ)の五戒に、高くゆったりした寝台に寝ない、歌舞を見聞きしたり化粧をしない、非時(ひじ)の食を取らないの三つを加えたもの。八戒斎。八戒。 六斎念仏(ろくさいねんぶつ)とは、踊念仏のひとつ。 踊念仏は、平安時代中期の僧空也によって始められたと伝えられるが、中世に入り「南無阿弥陀仏」の念仏に複雑な節がつけられ、当初は鉦だけであったが、それに太鼓が加わったお囃子となり、六斎日におこなれるようになったことから、「六斎念仏」と呼ばれるようになった。なお、六斎日とは1ヶ月のうち在家の者が八斎戒を守らなければならない日のことで、8日・14日・15日・23日・29日・30日の6日であった。 六斎念仏には、踊念仏本来の姿をとどめた干菜寺(干菜山光福寺:京都市左京区田中上柳町)の系統のものと、芸能的な色彩の強い空也堂(紫雲山極楽院光勝寺:京都市中京区亀屋町)の系統のものがあり、主に京都付近で行われる。 と言うことで、歌舞を見聞きしないのに、見せることをやってるのだからおかしな仏法です。 と、イロイロと出ています。

noname#163492
質問者

お礼

回答をありがとうございました。 三斎日や、律令においても規定があったなど、勉強になりました。 ところで、六斎日は8日・14日・15日・23日・29日・晦日となっていますが なぜ8日・14日・15日・23日・29日・晦日が六斎日と定められたのでしょうか。 8日・14日・15日・23日・29日・晦日が六斎日とされているのには 何か理由があるのではないか、と私は考えているのですが。 例えばお盆は8月15日(旧暦では7月15日)ですが関係があるかな、とか 六斎日はみほとけの縁日なのかな、などと あれこれ考えをめぐらせています。

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