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互いの長所を打ち消し合うという表現
こんにちは。 「AさんとBさんの相性が悪いためにお互いの長所を無意識に殺し合ってしまう」、ということを表現する言葉は、「相殺」しか思い浮かばないのですが、他に何かないでしょうか。 相殺というと、人為的に互いの利のための差し引き・清算の意味に捉えてしまうので何だかしっくりきません。 意味は相殺で通じるのでしょうけど、もっとこう、”両者が意図することなく”自然発生的というか無意識に長所を殺し合う・打ち消し合うというニュアンスです。他に良い表現はありませんか? よろしくお願いします。
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こんにちは^^ いまひとつのような気がしますが^^;、比喩的なものも考慮に入れてまたいくつか挙げてみます。 「無意識」「自然発生的」「打ち消し合う」「殺し合う」などのキーワードから、自然現象(本人たちはいたっていつもどおりの行動をしている)そのものの ・三角波 http://www.weblio.jp/content/%E4%B8%89%E8%A7%92%E6%B3%A2 > 方向の違う二つ以上の波が重なってできる、波長と比べて波高の高い三角形の波。重複波(ちようふくは)。さんかくは。 > > > 風系の複雑な台風の中などでは、規模の大きな典型的な三角波が立ち、非常に危険である。 「三角波状態」とでもいえばいいのでしょうか^^; 次も比喩になります。相容れないもののたとえです。まだ何か言葉を継ぎ足す必要がありますが^^; ・襷掛け ・立体交差 ・磁石の同一極同士 ・負の(相互)感応作用 「感応」 2 外界からの刺激によって心が深く感じ動くこと。大辞泉 二人が、お互いの感情を何か別の(悪い)感情と受け取ってしまうことから、 ・共感覚の(負の)相反作用 「共感覚」 ある一つの刺激が、それ本来の感覚だけでなく、別の感覚をも同時に生じさせる現象。音を聴いて色を感じる類。大辞林 http://wiredvision.jp/archives/200203/2002032506.html > われわれにとっては何の変哲もないページ上の白黒の文字や発音された言葉の響きが、頭の中では鮮やかな色彩となってほとばしるという人がいる。この人にとって、「two」は青、「2」はオレンジ、「3」はピンクで、「traffic」は青でもあり茶色でもある。 > > この人が持つ特殊な知覚は共感覚と呼ばれるもの。共感覚とは、ある刺激を受けたとき、本来の感覚に他の感覚が伴って生ずる現象で、印刷された言葉や数字が色となって感じられたり、香りが形を伴ったり、話し言葉が虹色に見えたりする。 「共感覚的比喩」 ある感覚を表す語で別の感覚を表すこと。「暖かい色」は触覚の表現が視覚に用いられた例。大辞林 専門の方なら、この辺をうまく言い表せるかもしれませんね^^ あとはことわざ関係からご参考までに^^ ・氷炭相容れず ・水と油 ・水火器物を一つにせず…性質を異にするものは調和しないことのたとえ。[日葡]大辞林 ・薪を抱きて火を救う…害を除こうとして、かえってそれを助長してしまうことのたとえ。 ・利口がこぶらへ回る http://hana9928.blog77.fc2.com/blog-entry-201.html > 利口ぶって策略をめぐらしたことが、かえって裏目に出ること。気を利かせすぎて、逆に失敗すること。 > 「こぶら」はふくらはぎのこと。 かなり難しいですね^^;
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「三すくみ」はどうでしょうか。 今回は2人なので、「二すくみ」でしょうか ^^ お互いに相手の反応や出方を気にしていて、自分らしさを発揮できずにいるような感じです。
お礼
自分らしさを発揮できないという雰囲気は「三すくみ」「二すくみ」で伝わりますね。 参考にさせて頂きます。ありがとうございました。
位相と逆位相が打ち消し合って、、、 やっぱ打ち消し合うになる。
お礼
皆さんから寄せられた知恵を参考にして、自分で色々と工夫をしてみます。 それでも上手く表現しきれなかった場合、最終手段としてアドバイス頂いたように、「殺し合う・打ち消し合う」にしようと思います。この表現だと、そのまんまのために美しくはないけれど、誰にでも理解できる、機能する表現ですものね。 再々度の書き込みありがとうございました。
単独なら良い音色であっても、二つが重なると「不協和音」となる。 「不協和音」では、どうですか。
お礼
そうですね、不協和音もなかなかいいと思います。 参考にさせていただきます。ありがとうございました。
- kine-ore
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宿痾(しゅくあ)・宿根の関係 倦厭(けんえん)・蟄伏(ちっぷく)の仲 因業(いんごう)・悪縁の間柄 萎縮・懾服(しょうふく)同士
お礼
宿痾という言葉は初めて知りました。 沢山の例をあげて頂きありがとうございます。参考にさせていただきます。
素材同士がケンカする。 互いに長所を殺し合う。 これは質問文にあります。 多分これが最適な表現だと思います。
お礼
再度の書き込みありがとうございます。 やはり、「長所を殺し合う」これが一番なのでしょうか。 マイナスの作用・反作用ということで、物理現象でヒントが得られそうな表現がある気がしてきました。
- 天壌 無窮(@8888sakura)
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難しいですね。 恥ずかしいですが、 『本能的な抑止』 とか、どうでしょうか?
お礼
そうですね、抑止。打ち消し合うというと抑止も含まれますね。 参考にさせていただきます。
- lyrics
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こんばんは。 私も参加させてください^^ しばらく考えてみましたが、かなり難しいですね^^; 一応、「相殺」に変わるものとしては、マイナス方向ということで ・「(無意識下における)共倒れ」 としておきます^^; 打ち消しあう状態そのものではなく、結果になってしまいますが、打ち消しも幾分かは読み取れそうな気がしますので^^; > 「AさんとBさんの相性が悪いためにお互いの長所を無意識に殺し合ってしまう」 > > お互い良い部分があって、他者への気遣いができて温和な性格であるにもかかわらず、AさんとBさんの間では何かマイナスの作用が働き、その良い部分が何故か不思議と全く発揮されない、むしろ最悪な結果になる、しかもお互い意識しているわけではない 次は無理やりこじつけました^^; ・衝動的(感覚的)不協和音による中和(No.3様から拝借しました) ・衝動的(感覚的)不協和音による共倒れ ・感覚的行動が裏目に出たことによる共倒れ ・無意識下の足の引っ張り合いによる共倒れ ------------------ 衝動 …(1)目的を意識せず、ただ何らかの行動をしようとする心の働き。(2)つき動かすこと。岩波国語辞典 …(1)心を激しく動かすこと。急激な心の動揺。(2)善悪などの判断を伴わないで、反射的・本能的に物事を行おうとする急激な心の動き。学研現代新国語辞典 ・不協和音 …二つ以上の音が同時に出された時、全体が調和しないで不安定な感じを与える和音。比ゆ的にも使う。岩波国語辞典 …協調すべきなのに協調が欠けている状態についても使う。学研現代新国語辞典 ------------------ いまひとつの回答ばかりで失礼いたしました^^;
お礼
お時間を取らせて真剣に考えて頂いたようで申し訳ないです、ありがとうございます。 「共倒れ」は互いに長所を打ち消し合うという雰囲気はありますね。しかし欲を言えば、もっと殺伐とした言葉がないかと思います。言葉は悪いのでタイトルには「打ち消し合う」としましたが、「長所の殺し合い」というのが一番しっくりするのです。でも長所の殺し合いでは何だか味気ない表現だしなぁ、ということでの質問です。 「中和」に関しては、#3さまのお礼に書きましたが、決して交わることのない両者ですのでこれまた違うと思うのです。 「感覚や感情」を表記すると非常に人間的で、ある意味温かみを感じ取ってしまいます。両者の絶対零度的な冷えた、それでいて無機質な雰囲気は伝わりきれない気がします。できれば違うものを望みます。 ホント、贅沢ですみません。。 また何かありましたらよろしくお願いします。
中和 波長が合わない
お礼
相性が悪い=波長が合わない、ですよね。 この関係の両者が、互いの長所を打ち消し合ってしまうのをどう表現するのか、それは「中和」とは雰囲気が少し違う気がします。 中和であれば、融和という交わるという意味がありますが、質問の場合は決して交わることがない、という状態ですから。 質問の例を上手く言い表す言葉というのはないのでしょうかね・・・。 また何かありましたらよろしくお願いします。
AさんとBさんは格闘技の対戦相手なのですか?ならお互いに長所を封じあって闘うのは当然のことです。相殺という言葉は使えないですね。 どんな状況なのか想像するしかないのですが、あるいは二人でひとつの仕事を進めている、1+1=2以上の仕事が出来るはずがそうではない、むしろ1以下の結果しか出ないということなのでしょうか。 本来お互いの長所がかみ合って2以上の結果を生み出さねばならないのがお互いに足を引っ張り合ったりして悲惨な状況なのかもしれません。 努力してもうまくいかないということは、相性が悪いということでなく、性格の不一致ということでしょうか。 結婚生活ではよくあることです。
お礼
格闘技の対戦相手ではないです(笑)また、意識して互いの足を引っ張るとかではないです。 「馬が合わない」「そりが合わない」というより、「相性が悪い」という関係です。 お互い良い部分があって、他者への気遣いができて温和な性格であるにもかかわらず、AさんとBさんの間では何かマイナスの作用が働き、その良い部分が何故か不思議と全く発揮されない、むしろ最悪な結果になる、しかもお互い意識しているわけではない、ということです。 説明が分かり難いでしょうか・・・。私には相性の悪さとしか表現しようがないです。 性格の不一致でもいいのですけど、もっと両者の「殺伐とした情景」がありありと浮かぶ表現を探しています。 また何かありましたらよろしくお願いします。
- hunaskin
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そのものズバリの表現は思いつきませんが 格闘技なんかの記事だと好選手同士警戒し合って動きのない凡戦になってしまったときは「互いの光を消しあった」なんて表現をよくします。 光は混ざれば混ざるほど白(無色)になるわけですね。 干渉色という現象は複数の方向から入ってきた光が影響し合って虹色に見える現象(シャボン玉とかCDの表面とか)を言うのですが、 「干渉」という言葉も意味的には近いものがあるかもしれません。
お礼
>動きのない戦、「光を消しあう」、白色 うーん、そうですね少しイメージが違うようです。質問の例では、「激しい戦い、赤色か黒色、音は轟音」といった嵐のようなイメージですから。 >光は混ざれば混ざるほど白(無色)になる これは意味が深すぎて、瞬時に情景が浮かばない気がします。 >干渉色という現象は複数の方向から入ってきた光が影響し合って… これはプラスの作用に感じます。質問の例は最悪のマイナスの作用です。 せっかく頂いたご回答にケチをつけるようなお礼になってしまい、すみません。お手数おかけしました。 また何か思いつく表現があれば、よろしくお願いします。
お礼
お礼が遅くなりました。 物理か化学で思いつく現象や反応を、先日いくつか調べてみました。ご回答にも挙げていただいてますように、磁力に関した表現も分かり易くていいなと思いますね。ちょっと今忙しく時間がないために、とりあえず調べただけになっていますが、 反強磁性 http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E5%8F%8D%E5%BC%B7%E7%A3%81%E6%80%A7 反磁性 http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E5%8F%8D%E7%A3%81%E6%80%A7 このあたり、気に入っています。 補足にも書きましたが、「三角波」もいいですね。 今回の質問で得た皆さんの知恵を参考にして、色々と表現を工夫してみようと思います。 お時間を取らせて親身に考えてくださったようですね。恐縮するとともに、とても感謝しています。ありがとうございました。
補足
ちょうど、物理か化学でヒントを得ようとしていたところでした。「三角波」、いいですね!これは全く思い浮かびませんでした! 後ほど改めてお礼いたします。^-^