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裁判員制度の問題点
日本の裁判員制度は米国のものとは似て非なるもので、裁判員(一般人)の負担が大きかったり、改革されるべきところが、改革されておらず、様々な問題を抱えているといったことをよく耳にします。どこが問題で、なぜ野放しなのでしょうか?
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- h2goam
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法律上は適正な制度なので野放しなのですよ。 守秘義務絡みは若干改良の余地ありですが・・・ アメリカの陪審員制度のような最低な制度にならないように 日本国民は努力する必要があります。 頑張れ日本!!
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
当初の「一般人の感覚を裁判に反映させよう」という意図は良かったにせよ、そのための制度をつくる中でどんどん変な制限や決まりがくっついて、何がしたい制度なのかわからない代物になってしまった、というのが問題なのでしょう。 もともと、国によって刑罰の制度も法律もバラバラです。死刑がある国かどうか、民事裁判でも陪審制度がある国かどうか、地方裁判所以外の高等裁判所でも陪審・裁判員制度があるか、という違いを無視して他の国の制度を真似しようとしても、どこかで無理が出てしまうものです。 それを調整してまとめられる人がいればよいのですが、裁判を行う司法の思惑や、制度を法律にする立法(議会)、それらのサポートをして運営する行政(官僚)のやりやすいような形に押し込めようとしてしまい、結局参加する一般人の意見が入らないまま一般人がやりづらい制度を押し付けられた状態になってしまったのです。 そのため、一般人としては国会議員を通じて法律を改正させることでしか制度を改善する手段がありません。それまでは、問題があっても自分のことだと思って親身になって改善しようという人が出てこないのです。 そういう意味でも、国会議院選挙や最高裁判所裁判官国民審査というのは重要な仕組みなんですね。
- masa411
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米国の陪審制(裁判官の加わらない評議) とは違い ドイツ、フランス、イタリアの 参審制(裁判官と共に評議)と似てます。 全く違いますね。 問題点は挙げればキリがありません。 特に(6)(7)これを理由に私は出ません。 (1)裁判員候補者は、正式な裁判員を選任する手続きの中で、 宗教や前科などプライバシーに踏み込んだ質問を受ける。 (2)裁判員の氏名が被告人や他の裁判員に知られることにより、 危害が加えられるおそれがある。裁判員法第101条は、 裁判員の氏名の漏出を禁じている。 しかし、顔貌の視認により裁判員を特定されるおそれはある。 (3)裁判員は法廷で提出される証拠を全て確認しなければならない。 その中に遺体の写真などグロテスクな資料があった場合、 過度の嫌悪感を催し、精神的な後遺症を患うおそれがある。 (4)判決を言い渡した後に誤判が判明した場合、 裁判員は罪悪感に苛まれる。 (5)合理的理由により死刑判決に賛成した場合であっても、 将来にわたり過度の罪悪感に見舞われ一般生活に 支障をきたす可能性もある。 (6)裁判員候補者の氏名等は被告側の弁護人に通知することが 規定されている(裁判員法31条)。 被告側の弁護人が裁判員候補者の氏名を被告人本人に 閲覧することは禁じられておらず、 むしろ裁判の必要上被告に閲覧させる必要もでてくる。 従って候補者になった時点で被告側に氏名を知られることになる。 (7)裁判員になるため勤務先等を休んだ場合、 勤務先等に裁判員になったことが知られることになるが、 それを知りえた上司、同僚等が裁判員となった者の氏名を 口外することは禁じられておらず罰則もない。
補足
(2)裁判員の氏名が被告人や他の裁判員に知られることにより、 危害が加えられるおそれがある。裁判員法第101条は、 裁判員の氏名の漏出を禁じている。 とあるのに、(6),(7)のような子供が考えてもわかるような、 問題点がそのまま放置されているのですね・・・ こうしておくことで得をする人でもいるのでしょうか?? 米国式と欧米式は全く違うとのことですが、米国式の方が多少なりとも 優れているところがあったから採用したのではないのですか?
- mugimnr17
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一般市民が量刑を判断するとカンガルー裁判(人民裁判)化する傾向にあります,つまり重罰化します. 民主党が日の丸を切り刻んで党旗をじゃんじゃん作っているから,忙しすぎて野放しになっているのかも
お礼
カンガルーは好きだけど、そんな裁判もどうかと思います。もう少し素人とプロの関わり方や分担を吟味してほしいですね。
補足
調整がつかなかったって言っても、こんな法律にした一番の責任者って誰なんでしょうか?国会議院選挙や最高裁判所裁判官国民審査も具体的にどんな案件に対してどんな判決を下したのか、事前に説明されなければ一般人には判断できないでしょう。10年に一回しか審査しないなんていうのもおかしくないですか・・・