合成ビタミンCと活性酸素
同じく合成ビタミンCに関してですが、少し長いので別の質問とさせて頂きます。
下記の説は学問的に正しいのでしょうか、それとも間違っているのでしょうか?
『こんなに違う!! 天然と合成のビタミンC』 (同志社大学教授 西岡一著)より:
------------------------------
ウ-ロン茶の工場では、たしかに合成ビタミンCを添加しています。しかし皆さんが飲む時には、もはやビタミンCではなくなっているのです。
酸化されてしまって、もはやビタミンCではなくなっているのです。
つまり自分が犠牲になってウ-ロン茶の酸化を防止しているのです。
しかもこの時、重要な問題をひき起こします。それはこの酸化反応で活性酸素を発生させるのです。
活性酸素はガンや生活習慣病、それに老化の原因となる悪玉ですからこれはこまります。
果物や果実をタップリとることが美容や健康につながることは常識です。
このことは私たちの経験からも明らかですが、多くの動物実験でも証明済みです。
私たちの細胞レベルの研究でそのメカニズムもわかっています。
■合成ビタミンCは活性酸素を消すどころか、むしろ発生させる。
ここで私たちの研究をご紹介しましょう。大腸菌などの細胞に活性酸素(過酸化水素など)を作用させて、生存できないようにしておきます。
これに果実のジュ-スなどを与えますと、細胞が生き返ることを見つけています。
その理由は、細胞の中で発生した活性酸素がジュ-スのビタミンCで消されるからなのです。
この時、ジュ-スのかわりに合成ビタミンCを作用させます。するとどうでしょう。
細胞は生き返らないのです。それどころかもっと死にやすいのです。
これは合成ビタミンCが活性酸素を消すどころか、むしろ発生させることを意味しています 。
http://www.ksi-net.com/acerola/dousisya.htm
------------------------------