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機械翻訳ソフト
http://www.cisco.com/web/JP/support/loc/guide/tsd_mt_info.html このシスコのサイトがいい例ですが、どのソフトを使っているか、ご存知の方はいらっしゃいますか? 私も、翻訳ソフトを新たに開発しようかと「壮大な計画」を持っていますが、敵を知らないことには話になりません。
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- Wendy02
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こんにちは。 >このシスコのサイトがいい例ですが、どのソフトを使っているか、ご存知の方はいらっしゃいますか? たぶん、間違いなければある会社です。Cisco Sytems と取り引きのある翻訳会社があるからですが、それを公開するのは、どちらか一方でもWebサイトで公開していない限りは、やめておきます。 日本語向け翻訳システムは、ほとんど一社だといいます。それは、米国の企業で、そのシステムはチョムスキーの生成文法を使った機械翻訳システムです。日本のいくつかの有名翻訳ソフト自体は、自社開発ですが、エンジン自体は、その会社から購入したものであるということです。しょせん、米国で開発されたものは、英和・和英も一定の基準は超えても期待したほどのものはないのです。ここ十数年、一向に改良されていないような気がします。もともと、そのシステムでは無理だったと思います。 英語から日本語への翻訳エンジンで、日本製(東芝や富士通)はどうかというと、上から下へのシロシメスというような雰囲気があるような気がします。いわゆる形式主義ですから、ユーザーに細かいルールを押し付けて、そのルールに則ったものに対してのみ、翻訳が可能だというものです。言語で、そんなバカな話はありません。とても他社が利用できるような余地はないと思います。 >私も、翻訳ソフトを新たに開発しようかと「壮大な計画」を持っていますが、敵を知らないことには話になりません。 「敵?」 少なくとも、民間に出回っている一般翻訳ソフトウェアは「敵」などいません。どれもこれも、使い物にはならないからです。宣伝で出ている例文は、巧妙なトリックによって、あたかも上手く翻訳が出来たように見せているだけです。だから、それをすっぱ抜いたWebサイト(Green & White)と、某ソフト開発業者でトラブルになったぐらいです。結果的には、その会社のほうが、撤退してしまいましたが、大手翻訳ソフト会社でも、少なからずインチキがあるように思います。 もし、開発すると、本気でそういうことをおっしゃるなら、まず「長尾真」という方の名前を調べてください。機械翻訳の世界には、「長尾賞(Nagao Aword)」という賞があります。この人こそ、機械翻訳の草分け的存在であり、現在も、トップに君臨している人です。しかし、この人が考えた方式は、結局、現代になるまで実現不可能だったように思います。文法的分解による翻訳ではない、まったく違う発想で翻訳システムを開発しようとしている人です。ただ、この人が考えた翻訳システムが出たとしても、民生機用の翻訳ソフトが出るかは分かりません。たぶん出ないような気がしています。出たとしても、Windows 版のようなOSですと、MSに振り回されることになって、どんな良いものでも、使えなくなってしまいます。