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どうなるんでしょうか?
経済初心者です。よろしくお願いします。 銀行が国有化されるかも、ということを聞いたのですが、そうなってしまった場合のメリット、デメリットを企業側、消費者側の両方の観点からお聞きしたいのですが。知っておられる方いらっしゃれば教えて下さい。 よろしくお願いします。
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- garnetscrein
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リそなはすでに国有化です。 本来倒産と同じですが、 今の状態で続いています。
- sukesan2
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「国有化」という言葉は、破綻の代名詞のように使われていますが、いろいろなケースがあり、どう国有化されるかで影響は180度違うものになると思います。 100%減資で国有化なら、既存株主は出資分全額を失うため、大変な事態です。生保など銀行株を多く保有するところが連鎖破綻しかねません。 一方、既存株主に責任を取らせない方法、つまり前回公的資金注入時と同じように国が増資に応じる場合、 銀行体力は回復し、金融は安定するでしょう。問題は公的資金を導入するのに経営責任が問われる為、抵抗があることなどでしょう。 いずれにしても、銀行経営に国が今まで以上に口を出すということになります。 昔から銀行は、護送船団方式で保護されてきた反面、強力な金融行政の支配・指導のもとに大きく行動を制約されてきました。今まででも充分国は口も手も出してきた、ということが言えるわけです。(その結果が今日の状況です。) 違うのはおそらく、行政としてではなく、経営サイドからも国がこと細かく口を出すようになるということだと思います。 国が経営に口出しして銀行が、企業や個人から見て良くなるかどうかは甚だ疑問です。 今の金融行政を見ていて思うのですが、国は一体銀行に何をさせたいのか分からないです。 不良債権の処理を加速させ、貸倒引当てを積ませる基準を厳しくして、新規融資を抑制、業績の厳しい企業からの融資撤退を促進するかと思えば、「貸し渋り、貸し剥がし110番」のようなものを作ったり、中小企業向け貸し出し増強のノルマを銀行に課して融資促進させたり・・。 あるいは厳しい収益目標を銀行に課すかと思えば、首相が土曜日のATM手数料はけしからんと言ってみたり・・。 まるで泥棒が警察も兼業しているかのようです。 要するに、政府(国)は金融「現場」の当事者としてではなく、監督立場から国民に受けのいいことをその場その場で言っているに過ぎないように見えます。例えて言うなら、社長(政府)が客(国民)にいい顔して、現場担当者(銀行)が右往左往している状況です。しかも結果がうまく行かないと社長は自分の指示が適切でない矛盾したためであるということを棚に上げて、担当者に叱りちらし、客にも担当者が悪いと言う態度をとるという具合です。 その国が金融の「現場」に足を踏み入れて、効果的なことができるかは疑問です。 それよりも金融行政をしっかりとやることを考えるほうが現実的だと思います。 また、日本の金融は銀行業界のみを見ても真実が見えてこないということも付け加えておきます。金融行政を司る旧大蔵省や現金融庁が実質的には日本の銀行の取締役会であって、銀行頭取は部長、支店長といったところでしょうか。 金融行政のこれまでの失政や反省、総括なくして真の金融健全化なし、ではないでしょうか。