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銀行の国有化によるメリット、デメリットはなんですか?
昨日、シティ、バンカメが国有化されるというニュースがありました。 国有化されることで、株価が下がったみたいです。 国有化されることの、メリット、デメリットを教えてください。 また、株価と絡めた説明をしていただけると有難いです。 個人的には国有化されることで、一般への投資が減り、 株価を下落させているという思いなのですが・・・ また、国有化のメリットとして、銀行が破綻しない。 破綻しないということで、預金が守られる。 といった感じで、 デメリットとしましては、先ほど申し上げたような、 一般への投資が減り、株価(経済)を低迷させる。 また、国が不良債権の面倒を際限なくみるため、 税金がかなり投入される。 この際、税金が使われるのでしょうが、 税金を今までさんざん、入れていますが、 結局は額が不足していた。 というような捉えかたでよろしいのでしょうか? 自分の中で、考えがまとまっていないため 質問と考察がちぐはぐになってしまい申し訳ありませんが、 ご回答お願い致します。
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考察は合っていると思います。一時国有化されれば政府主導で経営されます。良くも悪くも株主には無配当が長く続くでしょう。 経営の自由度を奪われてしまうので日本でもメガバンクは早めに返済を致しました。ただ政府保護の下ですので倒産の危機はなくなるでしょう。
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- merkjet
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補足です。 銀行の国有化は単に銀行破綻回避が大前提ですが、金融市場は株価だけでは留まりません。市場は「米銀は、そこまで悪いのか?」「政府の金融安定化法TARPの7000億ドルで足りるのか?」「住宅支援2000億ドルで差し押さえや住宅価格下落が止まるのか?」「ビッグスリーが破綻して数百万の失業が出るのではないか?」「政府は3兆円分の国債を順調に売れるのか?」こんな具合に金融市場がパニックに状態です。 債券市場では大量に発行する国債を買っていいものか?とリスクの高い株式よりリスクが低い国債を買うどころか、株安、債券安、オマケにドル安とトリプル安です。単にシティやバンカメの資本注入が市場は、いろんな危機に想像させているのですね、 銀行国有化で大量国債発行が予想され債券は売られ(利回り上昇)金利が上昇し一時期2%まで下がった市場金利(米国10物国債の利回り)が2.7%上昇しました。FRBが0~0.25%ゼロ金利政策も市場金利が上昇すれば銀行の貸し出し金利も上昇し景気にマイナスです。政府は国債を如何にして消化するか大変だと思います。それを横目で為替市場はドル売り開始となりドル売りが米国の輸入物価を押し上げるし、貿易相手国は消費の減少と為替による目減りです。 >税金を今までさんざん、入れていますが、 >結局は額が不足していた。 当初はアブダビ投資庁などのSWFの支援などで充分でしたが実体経済が下降すると更に有価証券の下落しますので負の連鎖です。追い討ちをかけてまた株価が下落する。そんな状態ではないでしょうかね、 景気対策、ビックスリーの救済、住宅支援、銀行の国有化と止まることがないですね、
お礼
ありがとうございます。 また、機会がありましたら、 お答えお願いいたします。