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He'd never had so many women at one time , or so many 『doctors』, or drunk so ~
こんにちは、いつもお世話になります。 現在、Philip Roth著の、The Anatomy Lessonを読み始めました。 その中でこんな文がありました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ He'd never had so many women at one time , or so many 『doctors』, or drunk so much vodka, or done so little work, or known despair of such wild proportions. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (『』は僕が挿入しました。) この文を書き換えると、 He'd never had so many women at one time.(その時まで) 一度にそんなに沢山の女がいたことがない。 He'd never had so many 『doctors』. (その時まで)沢山の医者を持った事が無い??? He'd never drunk so much vodka.(その時まで)大量にウォッカを飲んだことが無い。 He'd never done so little work.(その時まで)とても少しの仕事をした事がない。=>よく働いてきた。 He'd never known despair of such wild proportions. (その時まで)とても大きな絶望を知った事がない。 に、なるのだと思いますが、 質問(1)ご覧の通り、He'd never had so many 『doctors』.が良く分かっていません。 また、その後はこう続きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Yet he didn't seems to have a disease that anybody could take seriously. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ このyetは、「それにもかかわらず。」の意味だと、上記の健康に良いと思われる(飲みすぎない等)の行為を言っている意味が分からなくなります。 質問(2)このyetの意味はどうなるのでしょうか? 教えてください、よろしくお願い致します。
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結論から言うと、「そんなに多くの医者にかかった(医者をはしごした)ことがない」という意味のようです。 米国 Amazon で内容を一部確認できるので読んでみました。ごく最初の方の一節ですね。 http://www.amazon.com/dp/0679749020 日本の Amazon の「商品の説明」には、ごく簡単なあらすじが書かれています(背表紙の宣伝文句をそのまま書いたもののようです)。 http://www.amazon.co.jp/dp/0679749020 これによると、作家であり仕事人間でもある主人公が、首・肩から体に広がってゆく原因不明の痛みに悩まされ、作家としての活動が全くできなくなり、医者をはしごするも症状は改善されず、ついには痛み止めへの依存から、アルコール・マリファナ・鎮痛剤の中毒になって行く…という筋のようです。 つまり、痛くてまともに動けないので、今までにはなかったことだが、 ・多く(具体的には4人)の女性(家政婦?)の世話になり、 ・あちこちの医者にかかり(はしごし)、 ・酒をがぶ飲みし、 ・仕事は(したいのに)ほとんどできず、 ・今までにないほどの絶望を感じている ということでしょう。 そして、これだけ絶望的な状況にあって「なお」(yet)、人にまともに取り合ってもらえるような病気にかかっているようには見えなかった、ということかと存じます。 以上、ご参考になれば。
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- ucok
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その理解できている3項目だけを見ても、常識的に考えて、この彼、決して快適な状態とは言えないでしょう。かなり荒れていますよね。ちなみに、「He'd never done so little work.」は「そこまで少量の仕事をしたことがない」転じて「これっぽちの仕事しかしないという状態はかつてなかった」転じて「これほどまでに働かなかったことはない」です。 で、doctorのくだりは本当に「これほど多くの医者を持ったことがない」なのではないでしょうか。それは「多くの主治医を持つ(医者に何度もかかる)」ことなのか「医者を大勢抱える(医者たちを雇う立場)」なのか何なのか、ここだけを見てもわかりませんが、これだけひどい状態なら医者にかかっても不思議ではないし、一方で、この小説は主人公がメディカルスクールに行く話だそうですから、医学部で医者に囲まれて、つまり「先生を持って」いるのかもしれませんよね。 とにかく、これだけ生活が荒れていて、しかも大勢の医者にかかわっている。“にもかかわらず”(誰かがまじめにとりあうような)深刻な病気にかかってはいない、わけですよね。面白い出だしの小説ですね。
お礼
超人、今日は2つも御回答ありがとうございます。 >その理解できている3項目だけを見ても、常識的に考えて、この彼、決して快適な状態とは言えないでしょう。 過去完了のこんな使い方今まで知りませんでしたので、完全に「???」でしたよ。 ものすごい省略ですね! 「過去のその時までは、そうだったけど、(今は違うという)」こんな使い方僕には、、、、、。 しかし御蔭様で、やっと理解できました。 ありがとうございます。 >doctorのくだりは本当に「これほど多くの医者を持ったことがない」なのではないでしょうか。 やっぱり、超人ですね! 僕には一瞬にしてそこまで文面から隠れた意味を見出せませんでした。 >一方で、この小説は主人公がメディカルスクールに行く話だそうですから、 何でもかんでも御詳しいですね~! 僕も超人レベルを目指していますが、一体何時になったら、超人のレベルに達せられるのやら? あと20年は掛かりそうな予感??? 超人にはいつも尊敬しています。 >面白い出だしの小説ですね。 面白い事も面白いのですが、過去完了のこんな使い方(超人はあっさり理解、僕は「??」)を初めて知り。 本当に勉強になった!! という気分です。 改めて、御回答に御礼申し上げます。
- enna2005
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何度もごめんなさい、自爆してしまったようです。 多分、このyetは 「尚」 と訳すのがふさわしいように思えてきました。 色々述べて、最後に「さらに付け加えて述べると・・・」的に使われているのではないでしょうか? 「…尚、彼は誰もが深刻に受け取るような病気にもかかったことはないようにみえた」 どうでしょう???
補足
弘法の筆にもあやまり、猿も木から落ちる、河童の川流れです。 大達人、またよろしくお願い致します。
- enna2005
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再び、こんにちは~ (1)は 今まで多くの医者にかかったことがない (2)は 「にもかかわらず」、だとあなたの言う通り上記の行為を打ち消しておらず、意味が通らないですよね。 yet には 「今のところまだ~でない」の意味もあるので、 この5つのHe'd never ~~~ の続きで、 「今のところ、誰もが深刻に受け取るような病気にかかったことがないように見えた」 ではないでしょうか? あんまり自信がありません。 英語を日本語にするのは慣れていないので。 自信がないなら黙っとれ~~って感じですね、失礼・・・・
お礼
大達人、御回答ありがとうございます。 今、質問を開いてみたら、4っも御回答がついていました。 >(1)は 今まで多くの医者にかかったことがない 実は、「医者にかかる」の英語版を、see a doctor等しか知らなかった、、、んです。 have doctorsという言い方も有ったんですね、、日本語的に考えると、何故「have」???と、訳分からんのですが、そこは、英語だからという事で、理解します。 >(2)は 「にもかかわらず」、だとあなたの言う通り上記の行為を打ち消しておらず、意味が通らないですよね。 どうも、他の達人の御回答によると、「He'd never ~~云々」の部分が、「その時まで~~した事がない(けど今は~~している)」という使い方をされていたようです。 こんな過去完了の使い方があるとは、知らずにいました。 やっやこし~、ですね。 改めて、御回答に御礼を申し上げます。
お礼
はじめまして(ですよね?)、大達人、御回答ありがとうございます。僕は、洋書の読書を趣味としている者で、英語カテではよく質問している者です。 >米国 Amazon で内容を一部確認できるので読んでみました。 これは、わざわざお手数をおかけしました、本当にありがとうございます。はい、初めの方の文です。 読み終わるまで、分からない箇所は質問するので、この本の引用質問は又するかも知れません。 >つまり、痛くてまともに動けないので、今までにはなかったことだが、 この説明は本当に分かりやすかった!!! です。 この部分が読み取れなくて、もう「???」でしたよ!!! こういう言い方もあるんですね!!! 大発見です。 実は、この作者の作品を読むのは初めてで、本当は好きな作家のSarah Waters(Affinityと、Tipping the Velvetを現在読了)の他の作品を読もうかと思っていたのですが、同じ作者の作品を読んでいると、何となく作者の言い回しに慣れてしまって、Affinityは文法書をひっくり返しながら、2ヶ月かかって、読み終わったのに、Tipping the Velvetは、何回か文法書の復習をする必要はありましたが、たった1週間で読み終わってしました、、。 そんな訳で、ちょっと他の作者の本を読み始めたのですが、、こりゃ又文法書をひっくり返さんといけなそうな嬉しい予感!!! また、よろしく御願いします。 改めて、御回答に御礼申し上げます。