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改めて「in」と「later」の違いについて
お世話になっております。このサイトの該当箇所を見させていただきましたが、やはり納得いきません。 そもそも「in」は「~の期間内に(事象が起こる)」は理解できますが、「~のちに(起こる)」(この例文はほんとに多く見かけます)が理解に苦しむ第一点。 英英辞書にも「If something will happen IN a particular length of time, it will happen afetr that length of time」と書いてありますが、なぜ「in」から「あと」の意味が出てくるかなのです。 この点を「逃げずに」(笑)説明したものを寡聞にして知りません。 また苦しみの第二点は、「later」ですが、これは比較級ですから、「than」が省略されているとみなし、ある時点から比べて(そこを起点にして)という状況で出現する語でしょう。だから「あとで会いましょう」なら「いまから」が暗黙の起点になっているのでしょう。 だとすれば「三時間後の会いましょう」でも「later」が使える道理に思えるのです。 どなたかが、こういう「later」の使い方も可で「本人の意志」が含意されると分析しておられました。では間違いではないと考えていいのでしょうか。どうもこういう例文は科学論文などで「~分後には黴の発生が見られ」みたいな文脈でみかける気がします。日常的にはどうでしょうか。
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- KappNets
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in の件で「何故か」という説明を求めておられますが、これは難しい質問です。感覚的に覚えられて違和感がなければ一番よいのですが... 「英文法解説」では時を表す in を4分類しています。(1) 基本例 (2) 所要時間 (3) 経過時間 (4) 期間。それぞれの例文は下記。 -----The first edition of this book came out in 1953. -----The barber cut my hair in 5 minutes. -----Your mother will be able to get about in a week (in a week's time). -----I haven't seen him in weeks. この内の (2) (3) が今のテーマです。これらの文は「それだけの時間は十分かかる」という言外の意味を持っています。上の2、3番目の例文は普通それぞれ「たっぷり」5分、1週間はかかると受け止めるわけです。 例文1では1年間のうち1月でも12月でもあり得るわけですが、それとは意味合いが違うわけです。 上のような in の使い方を極端まで進めると「at the end of a period of time in the future」という意味になるわけですね。 -----The exams are in six weeks. では試験は今から6週間経たないと行われない、というわけです。 -----The exams are within six weeks. とは意味が違うわけです。 later を用いて「三時間後に」というような限定を付けられるかどうかというご質問ですが、次のような例文は検索で幾つも見つかります。 -----I see you an hour later... -----The semi-finals were to be held on March 9, 2008 while the finals were to be held a day later. -----This is a week later photo of the pheasant's eyes. -----I went back to him a month later,...
お礼
懇切丁寧な回答ありがとうございます。 「in」から「~たって」へと発展していく事態に苦しみの種があります。 ものの本には「現在を起点とするときin」で「過去(未来)を起点とするときlater」となっているものを見かけるもので、 そこをはっきりしたくて辞書を見るとすべて(!)過去時制の例文ばかりで、 やはり「I will be back here two days later」(グーグルでたぶんないと思われます)は無理かと。 でもIsee you an hourは可能なのですね。いや驚きというか、なんというか。
補足
下欄への補足です。 「たっぷり5分はかかるぞ」「5分しないと終わらないぞ」「5分したら」「5分後」という流れですね。「たっぷり」という語感に気づきませんでした。だから「過去時制」には使わない。そこに「later」との違いの鍵がありそうです。「~時間(日、年)後に~しよう」という未来形で「in」と「later」が等しく(意味に違いがあっても)(とにかく)使えるかどうかが心配です。