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必要経費と認めてもらうには。サラリーマンの副業
サラリーマンです。副業で雑誌に記事を書いていますが以下のものは必要経費に認められるのでしょうか? 原稿料で年間100万円位の収入予定になりそうで、来年確定申告する羽目になりそうです。 1 浮浪者・ホームレス・ヤクザなどを取材した際の謝礼。もちろん領収書はありませんがアングラ情報を得る為に50万円ほど払いました。 2 取材の時に使った、ガソリン代、高速道路代、タクシー代 必要経費として認めてもらう場合はどうすれば宜しいでしょうか?
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本当に収入を得るのに必要で支払ったなら、経費にしてかまわないと思います。実際に税務調査の中で、状況に客観性さえあれば領収書をもらえなかった事情を署員の方に理解してもらい、必要経費に認めてもらったケースがいくらでもあるようです。また申告時点では領収書を逐一税務署に見せるわけではありませんので、適正な必要経費ならきちんと記録して申告に備えることをお勧めします。 ただし調査時の「客観性の証明」が一番面倒で争点になる可能性が高いと言えます。税務署がよく言うのが「同業他社の基準に鑑みて」という言葉です。同じような商売をしている方が実際に、同じような経費の支払い方をしているのかどうか、支払った金額が客観的基準に比して多すぎないかどうか、考えてみる必要がありそうです。 また、この「同業他社」が曲者で、いったいどこの誰なのか、調査官には守秘義務があるので決してあかされることはありません。ほんとうに客観的な数字なのか誰にもわからないと言うことがよくあります。加えて反面調査(取引の相手方の調査)にはいられた場合、ホームレスやヤクザ屋さんなどは取引の内容を追査できない場合が多いので、よしんば領収書があったとしても、経費としては否認されてしまう可能性もあります。 経費としてお金を支払うときは、その状況を含めて細かく記録しておくこと、過大と解釈されないためにその金額以下では出費の意味がないことをその都度記録し保存することが大事かと思います。また所得の概念を正確に把握し、申告書や決算書の上で、自分の仕事を正確に表現できるように学習されることをお勧めします。税務調査自体は実調率3%ほどと聞きますし、頻繁にあるものではありません。しかし、正確に計算し正しく納税することは間違いなく市民的義務ですし、何かの理由で税務調査を受けるときには必ず少なくとも3年間遡及されますので注意が必要です。 取材の時に使った、ガソリン代、高速道路代、タクシー代は領収書があれば経費となる可能性が高いですが、本業であるサラリーマンの仕事で必要な出費との重複がないか細心の注意を払ってください。 >必要経費として認めてもらう場合はどうすれば… 戦前の賦課課税制度下ならいざ知らず、現在は自らの所得税を決定する際にお上に経費を認めてもらう手続きは存在しません。自分の所得は自分で計算し申告する、それが申告納税制度のたてまえです。ただしいったん調査となるとその申告内容の挙証責任は納税者の側にあるとされることをご理解のうえ正確に記帳し決算されることをお勧めします。(失礼ながら100万円くらいの収入ではおおげさかもしれませんが) 蛇足ですが、税金の世界も、浮浪者・ホームレス・ヤクザ屋さんなどやんごとなき方々によって醸し出される、えも言われぬ不条理の世界と一脈通じているのでは、と感じることが多々あります。一度取材の対象にされてはいかがでしょう。
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- maisonflora
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どれも領収書がなければ、ムリでしょう。