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Steve Jobs スピーチでの発音練習 II

以前 http://okwave.jp/qa4918022.html で発音の改善点を頂いた本人です。(質問者は別の人で録音が僕です) 前回録音した Steve Jobs の Stanford 大学卒業式の祝辞の冒頭の続きの少し http://www.youtube.com/watch?v=D1R-jKKp3NA#t=41 の発音練習を録音し、再び批評を頂きたく質問を致しました。 どこを直せばよくなるでしょうか。厳しい批評を頂ければ幸いです。 transcript: http://www.freerepublic.com/focus/chat/1422863/posts

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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.1

こんにちは。全体的にきれいな発音だと思いますが、要となる単語に限ってうまく発音できていないがために、文意が伝わりにくくなってしまっています。 ○「Reed」の「d」が明確でないため、大学名であることが伝わりにくいです。ただし、実際に演説をする場合は、Reed Collegeについて話しているのを聴衆はわかっているので大丈夫だとは思うのですが、であれば逆に「Reed」をしっかりと発音することで、「Reedが1つのテーマだよ」と主張すべきです。 ○「but then stayed around」の「then」が「they」に聞こえるので、“誰か”が待っていたのかなと思ってしまい、話に置いていかれてしまいます。 ○「wanted a girl」の「girl」が「grow」に聞こえるので、話がadoptionについてであるだけに「wanted to grow」と言っているのかと思ってしまい、どういうことだろうと考えてしまいます。「grow」はどちらかというと「グロウ」、「girl」はどちらかというともっと「グーロ」という感じです。よく聞くと、ルールに従った発音をしていらっしゃるのですが、なんとなくノリが「girl」に行ってないかな、という程度の差なんですけどね。あるいは、このパラグラフに限っては、「girl」と「boy」を強調して発音することで「そういう話なんだよ」ということが伝わるかもしれません。でも、まったくの余談ですが、このスピーチにこのセンテンスって不要だったような気もしますよね。 ○「who were on the waiting list」の「who were」が不明瞭なうえに「wedding list」と聞こえるので、夫婦の話であるだけに混乱してしまいます。w音が続いて言いにくいのかもしれません。「who」と「were」をもっと分けてみたりするといいでしょう。また、「waiting」はハッキリと(「ウェーディ」ではなく)「ウェイティ」と発音する必要があるのは言うまでもありません。 ○「relented」の「n」も少し不明瞭なので、より一般的な単語「related」に聞こえてしまいます。 こうして見てみると、単語の終わりに来る子音が不明瞭になりがちなようですね。確かにアメリカ英語などは、「ウォーター」を「ワラ」と発音するのだと言われるように、子音が不明瞭になりがちではありますが、明確にメッセージを伝えたい場合には、かなりハキハキと発音するものです。例えば、演説や、外国人に向かって英語を話す時などには、活舌よく子音を明確にする人が多く、同様に、発音が不得手な外国人も、ハッキリと発音したほうが下手さを補えるものです。でも質問者さんは、間の取り方や抑揚がきれいなので、そこを直せばスムーズに相手に伝わると思います。 それから、単なる発音の練習なら、以上のことを気をつければ、ほぼ完ぺきなのですが、スピーチを前提に練習しておられるのなら、もう少し気合を入れてしゃべった方がいいと思います。YouTubeの映像と比較して気がついてしまったのですが、実際の演説者は、ものすごく気合を込めているので、冒頭の「dots」のあたりからすでに、聴くほうは「どういう話になるんだろう」とわくわくしてしまいます。声の大小とか発音云々とは別の、目に見えないエネルギーの入れ方がポイントですよね。そもそも言葉というものは、気合が入っていると、知らない外国語同士でしゃべっても通じ合ってしまうものです。

mirinsatou
質問者

お礼

大変詳しく解説してくださり、また発音を越えた、スピーチとしての話し方のアドバイスも頂き、大変ありがとうございました! 子音や母音の不明瞭なところをもっと enunciate したいと思います。また、気合いを入れてしゃべるようなしゃべり方も考えながら練習したいと思います。 Reed の d はさっぱり発音しておりませんでした。音声を聞いて Ree と聞こえるので、単語末の子音が消えるパターンなのかと勝手に誤解しておりました。ネイティブや上級者には、僕には聞こえない d がはっきり聞こえるということなのでしょうか。 また、御指摘を受けて、アメリカ発音の t がときどき soft d になるところをまねしようとして、失敗しているのだなあと感じました。 以前、例えば activity の2つの t を両方とも普通に t と発音していたら、2つ目の t は soft d にしてアクティビリーのような発音にとの指摘を頂いたことがあり、waiting の t は soft d になるように発音したつもりでした。そもそも母音の /ei/ が /e/ のようになってしまっていたことに気づきませんでしたが、もっとはっきり t と発音すべきということですね。 御指摘を練習に生かしたいと思います。ありがとうございました!

その他の回答 (3)

  • spinach7
  • ベストアンサー率68% (30/44)
回答No.4

個別の発音のことではないのですが、全体的に腹式呼吸での発音(子音)が弱いように聞こえます。 発声のときにお腹に手を当てて出たり引っ込んだりしています? 動いていないかあるいは弱くないですか。 サンプルに交互の音声を並べてみました。最後にはReedを三回入れています。音量を大きくするかヘッドフォンを使うとはっきりわかると思いますが、スティーブの音声の中にシッシュという腹式呼吸特有の音が聞こえるかと思います。 腹式呼吸で発声すればReedのdを発音しないというのはかなり難しいはずです。Reeを発音している時にお腹が引っ込み、お腹が出る時に吐息のdが自然に出ると思いますが如何でしょう? 実際は上前歯はぐきの裏に付いた舌が喉側にぽんと外れる感じで子音のdが出るはずです。(トゥという空気が抜ける音) ヘッドフォンで聞いてもあちらこちらで子音が抜けている、あるいは子音が弱いところからの推測ですが録音状態で聞こえていないだけだったならごめんなさい。 もし思い当たりがあるようでしたら、子音 発音 腹式で多重検索すると練習方法はいくらでも出てきます。

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mirinsatou
質問者

お礼

編集していただいた音声をきくと、勢いがまるで違うのがはっきりわかりますね。 腹式呼吸と発音の関係については初めて伺いました。検索してみたいと思います。 Reed をゆっくり発音してみると、おっしゃる通り ee でお腹の筋肉が緊張してへこみ、d で緩みました。 これからは子音を明瞭に発音することを心がけたいと思います。 ありがとうございました!

  • ucok
  • ベストアンサー率37% (4288/11421)
回答No.3

#1にいただいたお礼を拝見して思いました。音の世界って面白いもので、たとえ実際に音に出していなくても、心でその音を意識すか否かで随分と印象が変わるんですよね。 たとえば「Reed」。たしかに、Jobs氏、「d」を発音していないのかもしれません。しかし、ネイティヴなら必ず、無意識のうちに「私はr-e-e-dと言ってるぞ」と思っているはずです。この「d」の意識が、微妙な間を生んだり、実はかる~く舌を上顎に付けていたり、付けていないまでも付けそうになったりして、「見えるような見えないような“d”」を生み出しているはずです。 こういうのはたぶん、音楽をかじっている人などは日常的にやっているのではないかと思うんですよね。右手で弦をはじかないんだけれども、左手で軽く音符の位置を押さえているとか、レコーディングスタジオでマイクの位置を1センチだけズラしてみたとか、もっといえば「愛しているわ」という歌詞や芝居のセリフを言う時に『本当は嫌いよ』と思いながら言うのと、『心の底からの愛よ』と思いながら言うのとでは、聴衆に与える印象ががらりと違うと思うんです。「おらっぱってにょ」と機械的に言うのと『おれ、よっぱらってんだよ』と心で唱えながらこのセリフを言うのとでは通じ方が違うと言いますか。 そういうことを意識してしゃべってみるといいのではないでしょうか。

mirinsatou
質問者

お礼

とてもわかりやすいたとえ、目から鱗でした。(特によっぱらいのセリフ) 自分にとって聞こえても聞こえなくても、そういうつもりでしゃべることが重要なのですね。 Reed の d はおそらく d を「ドゥッ」と破裂(?)させなくても d の最初の口の形に口をセットしただけで終わっていても、やはりそれは d なんですね。 確か、文末に something to eat などと t がきたときも、t は、タンギングはせずサイレントになるけど、t のように舌の位置はセットしている、ということだったような覚えがありました。きっとその口の形に移行するのでその前の音も多少変化して、ネイティブには感じられるということでしょうか。 このテーマだけでひとつ質問を立ち上げた方がよいですかね。既出の質問かどうか調べて、なかったら再び質問させていただきたいと思います。 ありがとうございました!

  • mickeyzz
  • ベストアンサー率49% (234/471)
回答No.2

いつもご苦労さまです。あなたのような頼もしい人がもっともっと 増えますように・・・ それから最初に申しあげますと、この2005年のSteve Jobsのスピーチに関してですが、私が初めてこれを聞いた時の印象は、彼の病気のせいで体調が良くないのに無理をして出席され、言葉が気のせいか弱弱しく感じました。 それに比べもっと以前のアプルの新製品発表のYoutubeを見ますと、彼の声は鋭く、観衆に良く通るはりのある声でした。 さて長い文章をよく頑張りましたね。#1さんと重複する点もありますが、私が気づいた点を申しあげます。 まず出だしのスピードと発音は好調ですね。そしてReedになって私もdがききとれませんでした。次にbut then stayed aroundになって急にスピードが速くなったためもあり、then stayed が聞き取りにくい感じがしました。 他の箇所はところどころ単語の発音が正しくないのがありましたが、聞き取りは無難で全てできました。 発音が少しおかしい単語を上げますと、下記のとおりです。 * biological この単語はbioのiの上に第二アクセントがきて、logiのoの上に第一アクセントがきます。このような場合ネイティブは第二アクセントのほうを強く発音する傾向があります。しかしあなたの場合第一アクセントが殆ど無視されています。 このbiological の発音に関しては下記のサイトを参照ください。 http://www.merriam-webster.com/cgi-bin/audio.pl?biolog02.wav=biological' * stronglyのtが弱くなっていますが、このtはsoft dにできません。 * at birth バルスに近く聞こえます。 * girl この発音はまあ合格です。girlや birthなどは日本人にとり難しい発音です。以前この発音のコツを説明したと思いますが、これらの単語のまえに[w]をつけて w-girl/w-birth とw-rock/w-richなどの時と同じように発音練習をします。そして実際に発音するときは[w]はサイレントになります。すなわち両唇を前は突き出すと舌先も前へ出るので、その反動で舌を後ろに引きやすくGAのir/er/ur/or/arの正しい発音が出来ます。舌先は下げてままで絶対に上に巻き上げたりそらしたりしないこと。   * waiting [ei]の発音を両唇を左右に引いてすれば、tがsoft dになっ    ても問題はありません。 * middle これのleの発音が聞き取れませんでしたが、dark Lとして母音に変えたのですか?GAでは[l]の発音は語頭でも語中、語尾でも同じようにすることをすすめます。 残りの部分は、落ち着いて話されているので、よく出来ています。 あなたの英語の発音は日本人のTop5%以内に入ると思います。今後とも頑張ってください。

mirinsatou
質問者

お礼

詳細な説明を頂きありがとうございます。 girl などの発音、頂いた練習方法を試してみます。ひょっとすると舌先が上がっているときがあるかもしれません。 指摘して頂いた発音はすべて、自分で改めて発音してみると自分でもしっくりきてないことが自覚できました。 例えば、middle は dark L に変えたという意識すらなく、ミドーみたいな感じで適当に雰囲気だけまねしていた状況でした。L はどこにあってもちゃんと L の舌の位置にセットしないといけないと何かの本で読んだのを忘れておりました。 また、励みになる言葉もかけてくださり、ありがとうございました。引き続き練習して少しずつなおしていきたいと思います。 ありがとうございました!

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