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自分中心な価値観
先日、事業を営む友人の会社事務所で、 あるお客様「A」と営業担当者の「B」の 小競り合いを見物することとなったのですが・・・ A:(見積書を指差し)これで、できるって言ってたでしょう? B:はい、申し上げました。 お客様が自腹でお支払いということをおっしゃってましたので。 A:だったら差額を返しなさいよ。あんたがやってるのは、泥棒よ? Aは当初現金(加害者負担)で自己所有の車の修理を 依頼したようなのです。 ところが相手側は現金の捻出が難しいとあったことで 損保を利用する修理に切り替える旨をBに伝え Bも了承し修理を終え保険金の支払い報告がAに到達したところ 当初の見積と保険金額に差があることからその差額を 「自分の金だから返せ」と主張するのです。 B:お客様は「保険修理に切り替え「きっちりやってください」」 とおっしゃいましたので、こちらは十分な修理を実施し 部品代と工賃などに関しては保険会社との協定で決定してますが。 A:だから最初はこれで出来るって言ったでしょう? この差額は一体なんなのよ!浮いた金はどこに行ったの! B:浮いたお金というのは今回は発生していないのです。 当初、相手方が自己負担でお支払いということでしたよね? しかも車が直れば問題ないからと修理内容も見ておっしゃって いたのでは? (後に聞くところ、自腹だから安くって言うので中古部品使用とか 最低限の内容で最初の見積を出し、Aも内容は知っていると言うのです) A:そういうのを屁理屈って言うのよ! B:ですから差額もなにもこちらは、お客様のご要望とおり現状復帰の ために相手方の保険を使って、アジャスターという立会人を介して 納品書とおりの修理を行ってございますから。 Aはあくまでも、当初の見積と保険金との差額を 「自分がもらえる権利がある金」として声を張り上げます。 どうもAは保険金の掛け金を預金くらいに思っている様子です。 自分加入の車両保険で我侭を言うならまだしも相手方の保険だというのに ここまで浅ましい気持ち(本人は思っていないでしょうが)を露骨に 出せる人を私は今まで見たことがありませんでしたので、非常に 気分が悪くなりました。 その後も、数回息巻いて事務所に訪れたそうですが、新品で交換した 部品を返してくれるなら、そのもろもろ工賃なども当初に遡って 再計算して差額が発生するなら値引きとして扱うという条件を出したところ 「詐欺で訴える」と言っているようです・・・。 車もバッチリ現状復帰した、さらに揚げ足をとって金までもらいたい。 自分こそ悪なのに、善意のふりをしてだれかを悪者に仕立てる。 この浅ましさ、皆さんはどう感じますか? 不景気型の人間心理だとは思いますが、こういう大人が子を 育てているというのが滑稽で、あるいはこういう人間が なんの制裁も受けず、生きまかり通る部分(余地)が あるというのが、恐ろしくてたまりません。 私の事業所にも同じようなケースがしばしば訪れます。 懇々と説明しても、「金」の魔力にかかったお客様は 「もらえなくても仕方がないお金」とはなかなか理解しないのです。 こちらは、正々堂々と商売をしていても、たったそれだけで 悪評をつけられたりもします。 世界各国でもこういったおかしなことは起きていますが もう一度、いや革めて道徳や社会通念を叩き込むというシステムが 今、必要なのではないかと思っているのは私だけでしょうか?
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- kareria
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100:0だったのでしょうか?? それによって全く違うような気も。
私が読み違いをしているのかもですが、Aさんの言い分というのはこういうことですね。 安い見積もりで修理してくれればよかったのに、保険金額が潤沢にでるのを良いことに、必要以上の金をかけて”現状復帰”させた。そこまでは要求していなかったので過剰品質である。その過剰分は手前の勝手である(自分にとっては余計なことをしてくれた)から余計な分を自分に払い戻してくれても当然ではないか? ま、そういう考え方もあるということで、理屈としては間違っては居ない。だからAさんはひょっとしたら自分の考え方が通るかも知れないと思って要求しているのでしょう。 保険屋さんの再見積もりをAさんに再提示しておかなかったのは反Aさん側のミスでしょうね。 いずれにせよ世の中は鎖国でもしない限りいやでもグローバルスタンダードで進んでいるようですので、日本的なあなあ談合方式は今後は通用しなくなっていくでしょう。司法改革も進むでしょうし、あくまで契約と法律の乾いた世界へと変わっていくでしょう。日本的なあいまいベルトの範囲は次第に狭くなって、Aさんも質問者様も(同じ舞台に立たれた場合は)お互いに奪い合える無政府状態の荒野は極小になっていくでしょう。それはそれで私は好ましいのではないかと思います。 道徳やローカルな社会通念は今後あまり頼りにはならないだろうと思いますが、 どうでしょうか。
- genki-mama
- ベストアンサー率26% (334/1267)
だからでしょうね、最近はナスの袋にも、とげがあるから気をつけて。だの、カップ麺にも『熱湯の取り扱いには注意』などと、子供染みた注意喚起が書かれていますよね・・どうしてくれるんだ!?と詰め寄って来る人があるっていうことなんでしょう・・。昭和の時代なら、絶対に笑われたでしょうね、何を当たり前のことを書いているんだ、って。 外国で、マックのドライブスルーのコーヒーが熱すぎて、こぼして火傷をした人が訴訟を起こして勝ったという報道があった頃からかな・・こういう子供染みたことを堂々と口にする人が増え、まかり通るようになってきた気がします・・。
- kotoby2003
- ベストアンサー率15% (280/1755)
書いてることをよく理解出来てないが、Aが詐欺を働いているってことですよね 訴えられても仕方ないですね 不当な利益です
補足
早速のご回答ありがとうございます。 おっしゃるとおりAは不当利益を得ようとがんばっていたのであります。 今昔こういう輩はいて然りかもしれませんが せめて、正義のための必要悪であって欲しいと 思ってしまいますがね。 ありがとうございました。
- ml_4649
- ベストアンサー率14% (123/860)
道徳も社会通念も時代の状況でいつも同じとは考えられないところがあるような気がします。 常識も時代とともに変化すると思いますから。 世の中にいる人の数だけの価値観があると思いますので、それを当たり前と言う認識をすればいいと思います。 自分の価値観に基づいて自分の意見を主張するのはその人にとっては当たり前のことで違和感がないんでしょうねぇ。 衝突する価値観を調整する役目が法なんでしょね、、、 示されている例も、実は本人さんは態度とは別に至極冷静でダメ元で言っているだけってこともありえるような? 世の中いろんな人がいて面白いと思います!
補足
早速の回答ありがとうございます。 価値観の多様や個の成熟→仕方ないという見方であれば 法律自体も、もはや今の規範ではなく大きく変える必要が出てきます。 大げさなたとえですが、殺人→現行法より情状酌量の余地を与える 今回のケースだと、明らかに悪意がありしかも犯罪(自分では正義)を 押し通すというあってはならない行為です。 友人は代表職ですが、おっしゃるとおり至極冷静です。 相手にしてたら、面白いですが損するばかりですから^-^; 私が言いたかったのは、「許されている」ということに 気がつきもせず「私は強い、負けない」なんてへんてこな 人間を、わざわざ作ってしまうという瞬間がこの世に多すぎるのでは と思うわけです。 個人至上主義、現金至上主義の副産物ですが なんとも情けないなあと・・・。 ご意見ありがとうございました。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 おっしゃることには大変共感できます。 類の話は訴訟国家アメリカでは古今東西茶飯事だそうですが まあ、それは対岸の火事だとしても、 なぜか「考える行動」が欠落していますよね。 他人任せで生かされているのに、なにかあれば 責任転嫁と個の主張。 きりが無いですね・・・。 貴重なご意見ありがとうございました。