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弥生時代の農業について

弥生時代の稲作は収穫率が悪く、その理由として「苗代がない、馬耕がない、灌漑が不十分」の三つがあげられていますが、なぜこの三つが収穫率の悪いことの原因なのでしょう?よろしくお願いします。

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  • ESE_SE
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回答No.1

この土日、実家に帰って田植えの手伝いをしてきました。 苗代が無い →苗代は種籾を発芽させる専用の環境です。 苗代を使用せず直播きを行うと発芽率が落ちます。 馬耕が無い →耕作により原産地が亜熱帯の湿地である稲の生育に適した環境となり、同時に他の植物の生育を抑えることにもなります。 これにより地力は稲の生育のためだけに使用されることになります。 耕作を行わなければ他の植物により栄養を吸い上げられて稲に十分な栄養が届かなくなります。 まあ最近では「無耕作農法」なんてのも話題に上がったりしますが・・・。 灌漑が不十分 →稲の生育には大量の水が必要です。 灌漑施設(農業用水)が十分に整備されていないと、必要なときに必要な水が確保できず収量に影響が出ます。 こんなところが主立ったところでしょうか。

887
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございました。 >苗代は種籾を発芽させる専用の環境 ここの部分をもう少し詳しく説明してくれると、ありがたいのですが・・・。

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  • ESE_SE
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回答No.3

No.1です。 苗代は田植えできるところまで籾を発芽させ育てる環境です。 水を吸い上げる盛り土の上に籾を蒔き、上に土などを被せて蓋にし、 さらに上に(現代では)ビニールシートなどを被せて寒さに晒されないように管理します。 この状態で2~3週間おくと発芽し20cm程度の長さになるので田植えを行います。 発芽するには水と酸素と温度があれば十分ですが、成長するにはさらに栄養が必要なので根付いていないといけません。また葉に空気と光が当たる必要があります。 十分な水量を蓄えた田は水深が深くなるので、根付いた上で葉が水面より上に出るにはある程度の苗の長さが必要です。 直播きして発芽の時は水深ゼロ、葉が長くなってきたら水深を深く・・・といったことが厳密に管理できれば良いですが実際の所それは不可能です。 田の土は厳密に水平になってくれているわけではないですから、発芽の状況に応じて水の深さを変えようと思っても場所によって「水が足りない」「水が深すぎる」といったことが起こります。 ならば苗の方を十分な長さになるまで育ててやれば、多少水が深すぎても苗の頭さえ出ていればちゃんと成長できるわけです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%97%E4%BB%A3

887
質問者

お礼

ありがとうございました。 すっきりしました!

  • misa-on28
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回答No.2

苗代とは、昔私が子どもだった頃は田んぼの一角を区切って種籾を蒔いて、田植えができる大きさまでそだてるスペースのことでした。 で、田植えできるくらい苗が育ったら一定の本数まとめて縄でしばって田んぼの中にポイポイ投げ入れていたように覚えています。 現在は田植機に乗るように、専用の箱のような容器の中に種籾を蒔くようです。 苗代である程度育った苗を2本か3本まとめて一株として植えていたと思います。これによって田んぼに一定間隔に稲の株がそろうことになり、田圃の面積をフルに利用できることになるのでしょうね。

887
質問者

お礼

ありがとうございました。