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DPPAを用いたCurtius転位
タイトルの通りDPPAを用いたCurtius転位に関してですが、私は以下のように行っています。 基質、DPPA、EtNiPr2、トルエンを3時間refluxして、室温まで冷やしてからBnOHを加えて、CBZ保護のアミンを合成。 しかし、収率が悪く25%程度です。(他の生成物は不明) ただ、半年くらい前に同じ反応を行ったときは70%でした。 EtNiPr2、トルエン、BnOHは蒸留したものを使っています。 今はDPPAが水をくってしまったのではないかと考えています。(水でフリーのアミンができてしまうと、不安定なのですぐに壊れる) また、他の文献ではBnOHも最初から加えて加熱してるのがいくつか見られました。 以上を踏まえて、DPPAから水を抜く方法があれば教えてください。 あと、BnOHを最初から加えるほうがよいなどありましたら、そちらに関する意見もお願いします。 長文、失礼しました。
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noname#85282
回答No.1
過去ログから修士課程の学生かと推測しますが、 DPPAはそれほど水に不安定ではないようです。水と一緒に反応させて-COOHを-NH2に変換させる場合も有りますので。 恐らく、中間に生成される-N=C=Oが何らかの理由で分解されると考えられますので、最初からBnOHを共存させてみて如何ですか。 なお、DPPA中の水分が気になるようでしたら、一度NMRを測定してみるか、4Aタイプのモレシブを入れて水分を除去されてみては如何でしょうか。