- ベストアンサー
日本は第一次大戦を主要国として戦う力があったのか?
もし、日本がイギリスのように大々的に第一次大戦に参加するはめになったとしたら、日露戦争でひいひい言っていた日本が、その100倍?規模くらいの第一次大戦の交戦主要国が行ったような、動因、兵器製造、作戦遂行能力があったのでしょうか? 実際には、そういうことがあっても、対独墺ですから、陸軍の西部戦線派遣と海軍の地中海艦隊派遣いうことなのでしょうが、仮に、対露に対して全面戦争しなければならなくなったとして、当時のドイツのような作戦遂行能力生産力があるのでしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
第一次大戦後に日本陸海軍共に幾度か試算をしていますが、いずれも結論は「日本には主要国が行ったような国家総力戦を戦う力はない」というものでした。 その後、日本の工業化は第一次大戦後の恐慌の波に洗われつつも急速に進展するのですが(例えば日本の自動車生産数は1930年代の10年間でほぼ100倍近く増えます)、欧米列強にはやはり大きく見劣りする状況のまま第二次大戦に突入することになります。
その他の回答 (4)
- k16399638
- ベストアンサー率33% (342/1035)
ないです。 もし帝国陸軍が欧州に派遣されることになったら、必要な兵器はよこすように、つまり、大砲、機関銃、機械、自動車の類は最低でも貸すか、くれなきゃやだよ、と言うでしょう。 じつは勃発直後から、英仏セルビア各国から、派遣軍だしてください、と言われていたのですが、帝国陸軍は日本を護るために特化しているので、と言い逃れしていました。 実は、機関銃が置いてある塹壕、という場所で戦った経験がある軍隊は、日露だけだったのです。 特に日本軍はこりた。機関銃陣地は歩兵だけでは落ちない、という経験している。欧州では日露戦争のことは、極東の特殊事情。欧州から離れている田舎の軍隊と、田舎の守備隊の局地戦、としか認識していなかった。日露軍だけが機関銃陣地攻撃の研究していたといっても過言ではなく、特に日本軍はそれに執着しています。 ですから、派遣されて意見を述べることができたら、かなり異様なことが起きたように、ときどき思えてなりません。 海軍は実際に派遣されて、日本のエスコートは優秀だと評判でした。また当時、金剛は世界でも有数の強力艦だったので、きてくれ、と言われていますが、そこまではおつきあいしかねたのが事実でしょう。
お礼
ないですよね。山県有朋も完全に打ち負かされたという感慨をもらしているのではないでしょうか。
- negitoro07
- ベストアンサー率24% (389/1569)
日本はほかの国がドイツと戦っているうちに、中国や太平洋でのドイツの利権を奪うために参戦したのです。本気で国力を発揮するつもりなんてありませんでした。 地中海に艦艇を派遣したのは、欧州諸国から要請があったので、お付き合いで派遣しただけです。
お礼
全面戦争をそれをやろうと思えばできたのか、できなかったのかですね。
日露戦争では高橋是清がユダヤ系アメリカ人の協力を得て、日本公債を無事発行し終えて、日本が戦争体制の維持が可能となり、ロシアとポーツマス条約を結べるようになりました。 ロシアからの賠償金がとれませんでしたが、日本が我慢して条約を締結したことで、日本公債の売れ行きが順調に推移しました。 戦時公債を償還するために、追加の日本公債を発行できたのですが、日比谷事件で日本国民がポーツマス条約に不満を抱いていることがわかると公債の評判が悪化します。是清はこれを一時的なものとしてうまく説明して、危機を乗り越えます。 以上は津本陽「生を踏んで恐れず 高橋是清の生涯」(幻冬舎)にでていることです。日本は西欧からはまだまだ国力がないものと評価されていたし、第一次世界大戦の戦時需要があってようやく国力を回復しました。 英米で公債を購入してもらったからこそ、ようやく条約にこぎつけている日本に多方面への戦争する国力はありませんでした。 軍備費の増額に批判的な浜口雄幸は襲撃され、井上準之助は暗殺され、高橋是清は2.26事件で暗殺されます。これ以降日本はおかしくなっていきます。つまり国力もつかないまま太平洋戦争に突入していくのです。
お礼
やはりないですよね。
- aburakuni
- ベストアンサー率30% (470/1562)
一応英国艦隊出航後の後詰めとして、マルタ島に大日本帝国海軍が駐留していました。 第一次大戦後に本格的に独自兵器の開発が始まっており、メジャープレイヤーの格では無かったですね。
お礼
ですよね。結局PKO的活動の範囲内でしか兵力を供出できませんね。
お礼
やはり、だめでしょうね。結局工業力がまだ育っていなかったのでしょうか。主要機会は輸入品でないと一休品の性能が発揮できない時代ですし、無理なのでしょう。