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本物の天然鮎とは?
天然鮎とは、海に行き川に戻ってきてそこで育ったものであるはずですが、一般的に今日言われている天然鮎とは本当に海を知っている鮎なんでしょうか? 稚鮎を川に放したものが天然鮎とするなら、川すらも知らない養殖の鮎というものも存在することになりますがどうなんでしょう。 教えて下さい。
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補足します。 「天然鮎」と言う言葉は曲者です。文句出るかもしれませんが、極端に書けば「川で泳いでいたアユ」です。 書き忘れた事では、稚魚を分ければ、 1.その川で生れて、遡上してきたもの・・・間違いなしの天然 2.通称 汲み上げ・・・その川か近隣の川の河口や下流で遡上途中のものを纏めて網などで取り、中上流域の アユが大きくなれる環境に苦労させずに運んでやる。 堰が多かったり、下でかたまっていると大きくならないし、遡上を待っていたら時間が間に合わないので。これも天然 3.琵琶湖産(通称 湖産)琵琶湖には沢山アユがいますが、良い餌がないので大きくならないし、 かたまって行動しています。 これを各地域の漁協は購入しています。放流されると縄張り意識が強く友釣りファンには人気です。これも天然 4.人工の種苗(稚魚)・・・これが問題、湖産であろうと人工であろうと普通、数回放流します。 3月頃から4月にかけて放流しますが、遅くなるという事はそれだけ大きくなりますし、1匹の単価も上がります。 しかし、大きい事は放流後のロスが少ない事にもつながります。 詳しくは書けませんが、最近地域によっては放流後のロスが大きく、釣果が上がらないと予想された場合には 追加放流を解禁の2週間くらい前に行なう漁協もあると聞きます。 客寄せの意味もあるようですが。 全国内水面漁業協同組合連合会のホームページ:http://www.naisuimen.or.jp/ で、参考URLはその中の 昨年のアユ速報ですから、各都道府県をクリックすると漁協毎の状況が判ります。 本当のところ天然遡上と人工との比率は判りません。人工種苗の放流が少ないから天然物が多いとも言えません。 それは、その漁協の管理している河川の長さやアユに適する所の場所の広さ、また購入資金の量でも違います。 もともとアユ漁の盛んなところは、遡上も多いが人工種苗の放流量が多い所もあるので。 九州南部も遡上が多いし、日本海側が一般に遡上が多いですが、詳しくは漁協に聞くしかないと思います。 現物で見れば判りますが、ヒントとしてGoogle使用、キーワード:アユ 人工 区別 長良川 で最初に 出るサイトの写真がよい例です。 黄色の班がはっきりして、ヒレ大きく、尾ヒレが黄色、これでどうでしょうか?
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- bhoji
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アユは基本的には晩秋に川の河口付近の川の砂地で産卵し、生まれた稚魚は一旦海に下り、 水温が上がるの待って、遡上を開始し7-8月頃までに上中流域まで達します。 そこで、石に着くコケ(珪藻)を食べて急速に大きくなります。 そして、川によって違いますが9月頃から下り始め産卵に向かい、産卵後は死んでしまう1年魚です。 ほんの一部であまり大きくならなかったものが、もう1年生きる事があります。 琵琶湖のアユはあまり大きくなりません。 これができるのは、中下流域にダムや大きな堰がない事が条件です。 長い川、例えば長良川ですと中流域でも産卵する場所があるそうですが、そこで生まれた稚魚が 海まで下るか疑問です。(ココは自信なし) 天然遡上のアユは鱗が小さくヒレも長いですし、アユの特徴の黄色の斑点がハッキリしています。 また、縄張り意識が強いので友釣りで掛かりやすいですが、養殖放流アユは「お仲間」でケンカをしにくい。 放流アユの資金はダム建設などに伴う既存の漁業権に対する補償として電力会社などが毎年払っています。 100%天然アユの川もありますが、養殖稚魚を追加放流している川が多いです。 養殖アユは養殖プールで配合飼料で育てられる場合が多いので、川さえ知らない場合が多いです。 参考URLは非常に短い川ですが、湧水できれいな川として有名な柿田川のホームページです。 ライブカメラも夏になればアユが見れるかも?
- TK0318
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>天然鮎とは、海に行き川に戻ってきてそこで育ったものであるはずですが とは必ずしもいえません。現在の日本にはふ化した仔魚が海まで下り、幼魚になるまで海で生活するタイプ(両側回遊型)と、海の代わりに湖と流入河川との間で生活史を完結するタイプ(陸封型)の2通りがあります。後者で有名なのが琵琶湖の鮎です。 >川すらも知らない養殖の鮎 これは存在しますよ。稚鮎を池などで養殖しているケースもありますから。
- blue_leo
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鮎は降海しない魚だと思っていたのですが・・・ ちょっと文献を調べても鮎は中下流で産卵するとあります。 養殖に関しては養殖とはいえ自然の川の流れを利用して育てる場合が多いと思いますよ。
補足
ありがとうございます。 そのあたりの事情はだいたいわかるのですが、一番知りたいのは一般的に売られている「天然鮎」が本当に海から昇ってきたものであるかどうかなんです。 放流されるものと天然ものとの割合も。