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鎧の有効性
よくドラマや映画では大鎧でもスバスバ切られて死んでしまいます。 ですが、あれは明らかテレビの演出だとわかります。 では実際鎧はどの程度有効だったのでしょうか?生存率の違いなどで教えてくださるとありがたいです。
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下のURLを参考に。 http://www.issh.jp/satoh/museum/yoroi.html 時代によって形が変り、防御力も変ります(銃の出現により)。 原則的には、刀で切りつけても、スパッとは切れません。ましてや鎧の中の人まで両断することはできません。 鎧武者をしとめるのは、槍で突き倒したり(中々刺さりません、突いて倒すだけです)、太刀でぶん殴って倒したり、組討で倒したりして、鎧の隙間から「鎧通し」や短い刀でし止めます。 鎧通し http://www.weblio.jp/content/%E9%8E%A7%E9%80%9A%E3%81%97 南蛮鉄の兜の天覧試し斬りの実話が残っています。 下記のURLは、大筋では合っていますが、最後の真っ二つはウソで、榊原鍵吉のは、一寸ほどメリ込んだというのが本当らしいです。 榊原鍵吉の兜割り http://homepage2.nifty.com/moritakusan/kabutowari.htm 種子島銃への耐久性については、鎧によっていろいろでしょう。 かなり丈夫なものでも、近間から直角に当たれば貫通するでしょう。 でも、鎧の効果はあったと思います。
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- isa-98
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具足などの種類は述べません。 http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E5%BD%93%E4%B8%96%E5%85%B7%E8%B6%B3 作りとしましては、 鉄板を糸で縫い重ねた物で所々隙間があります。 鉄板の厚さは1~1.5ミリです。 槍、刀も突いて使ったと思います。 弓矢も確立の問題で隙間を貫いたと考えます。 これは火縄銃の丸い弾丸ですらたやすく貫通してしまいます。 戦国中期以降は鉄砲に対抗する為に鉄板は 1.5~2ミリに増加します。(2ミリ以上の物もある) それでも実験では直撃に対しては貫通の結果を見たようです。 #1様の通りで、大鎧、具足を持つのは武将以上であり、 足軽のそれは気持ち程度であったようです。 身分の違いが装具の違いです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%96%E5%B8%B7%E5%AD%90 また、南蛮鎧を好んだようです。 また、立っていれば防御力はすさまじい物がありますが、倒れれば意味がありません。 最も良い鎧は人の波であり、城の守りであったようです。
- PENPENMAKKY
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かなり丈夫です。 実戦兜(戦場で使われた跡のある兜)や実戦鎧(戦場で使われた跡のある鎧)をチェックしました。 金棒(鬼が持ってるアレ)で殴られたが、変形で済んだ 最上義光の兜は直江兼続の鉄砲隊から攻撃を受けて直撃を受けたが跳ね返しています 日本の鎧は、鉄板・練革・漆でパーツが作られてます。日本の鉄板はたたら製鉄ですので、チタンその他の含有量が高いのです。これに薄く伸ばした革は幾重にも重ねて貼ってあります。それを漆で固めてます。漆も幾重に塗って塗装するのですが、漆は弾力性がありながら堅牢になる特徴があります。ちなみに練革+漆で出来た鍔も存在します。漆は神な塗料で、斬れない・燃えない・頑丈なのです。 日本の鎧は対靭性が高く、軽量に作られた鎧です。
本物の鎧を持っていますが、みたところ、鉄板も薄くて、簡単に刀で切れます、ただし、かぶとだけは、かなり、頑丈です、刀で切りつけても、びくともしません、だから、やりなんかで、疲れると、簡単に串刺しとされそうです。日本の鎧のいいところは、西洋の鎧は頑丈で、鉄砲の弾も跳ね返しますが、重くて大変ですが、日本の鎧は軽くて、機動性があり、装飾が大変美しいことです。これは、武士の誇りと死に赴く心意気といえます。