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「○っ□り」という副詞について
「○っ□り」という副詞を□の部分を50音順にいれて逆引き広辞苑で調べてみました。結果は うっかり すっきり ざっくり ずっけり もっこり どっさり ずっしり ぐっすり 該当無し のっそり まったり がっちり ぷっつり ぼってり うっとり すっぱり ちょっぴり どっぷり のっぺり がっぽり の言葉が見つかりました。例えば、「○っくり」のばあいは、しっくり、がっくり、じっくり、ぽっくり・・・・などたくさんの言葉があります。 これらの副詞はオノマトペアでもなさそうだし、古語辞典にも殆ど出ていないのでそんなに古い言葉ではなさそうです。 これらの言葉の成り立ちや何か言語学的に共通点があるのかどうか、ご存じの方がいましたらご教授いただければ助かります。 今日、帰りの電車の中で急に気になって頭から離れないものですから質問させて頂きました。
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質問者が選んだベストアンサー
私は国語の専門家ではないので、あくまでも推測ですが―― 質問者様が挙げておられるのは擬態語ですから、オノマトペだと思います。 促音(っ)が使われているのは、音韻上の問題だと思います。 「浮かり」や「ずしり」「ぽかり」で音節と音節のあいだに促音の介入があって(一種の促音便)「うっかり」「ずっしり」「ぽっかり」となったとか、語呂がいいので「○っ□り」という言い方をしたとかいうことでしょう。かたちが似ているという理由だけで言語学的に共通性を解釈することは危険だと思います。 古語辞典に載っていないのは、これらの擬態語が口語だからでしょう。おそらく、ほとんどの言葉は、遅くとも江戸時代には会話で使われていたのではないでしょうか。 滑稽本『浮世風呂』にも「ずっしりと地響きがして」という表現があるそうですから。
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- kzsIV
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回答ではありません。 次のように「展開」できます。 ○□○□ うかうか うきうき ざくざく ずけずけ もこもこ どさどさ ずしずし ぐすぐす のそのそ ばたばた がちがち ぷつぶつ ぼてぼて うとうと すぱすぱ がぽがぽ ○■○■ まじまじ ぐずぐず しなしな くねくね ほのぼの いらいら ぴりぴり ぶるぶる でれでれ ぼろぼろ ふわふわ ○□り ぽかり どきり ざくり もこり どさり ずしり くすり のそり どたり がちり ぷつり ぽとり すぱり ○■り ずばり ずぶり ちらり するり ほろり ○ん■り ずんぐり まんじり げんなり ほんのり にんまり ぼんやり どんより ふんわり
お礼
返事が遅れましたが回答ありがとうございます。 いろんなパターンがありますね。日本語は英語と比べてなんと情緒的で五感表現が豊かな言語だと言うことを改めて感じました。
お礼
返事が遅れましたが回答ありがとうございます。 詳しい説明でいろいろ参考になりました。 やはり、元の言葉があって促音化したものなんですね。促音化した形の方がその響きから元の言葉の意味を強調しているように感じられます。 日本語は改めて気候や気候が豊かであり、情緒的というか完成に訴える表現がいっぱいある奥深い言語だということを再認識しました。