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この場合、「にほん」は目的語でいいですか?
現在外国人にボランティアで日本語を教えています。 この場合の、 「にほんからきました」 の「にほん」は目的語でいいのでしょうか? よろしくお願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
以前英会話を教えてもらっていた米国人の先生は、私は英語は教えますが英文法は教えませんと宣言なさっていました。その英会話学校ではその先生が一番人気が有りました。 質問者さんも、私は日本語は教えますが日本語文法は教えませんと宣言された方がいいと思います。
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- kzsIV
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フランス人の書いたフランス人のためのフランス語の文法書に プロポジション(基本文)は、スュジェ(題目語)とヴェルブ(基本語)とアトリビュ (付加語)から成る。ヴェルブが動作語の時、アトリビュはコンプレマン(補足語) であり、ノン(実在語)などが単独で使われるものを「直接のコンプレマン」、 プレボジション(前置語)を伴うものを「間接のコンプレマン」という。 としています。したがって、 Je viens de Tokyo. 私は東京から来ました。 の de Tokyo は間接コンプレマンです。 上の事柄を、日本人の書いた日本人のためのフランス語の文法書に従って書き換えると次のようになるようです。 単文は、主語と動詞と属詞から成る。動詞が他動詞の時、属詞は目的補語であり、 これには名詞などが単独で使われる直接目的補語と、前置詞を伴う間接目的補語 とがある。したがって、 Je viens de Tokyo. の de Tokyo は単なる補語であって、直接目的補語でも間接目的補語でもない。 さらにこれを日本人におなじみの英文法流に書き換えると次のようになります。 他動詞文は、主語と他動詞と直接目的語と間接目的語から成る。直接目的語は、 名詞などが単独で使われる。間接目的語は前置詞を伴うことが多い。なお、 I came from Japan. の from Tokyo は自動詞 come の補語である。他動詞ではないので直接目的語 でも間接目的語でもない。 ------------ 動詞の格支配、動詞が格を要求する、……などと言われる現象で、特に英文法・独文法などでは対格・与格を「目的語」と称して格支配を重視しますが、対格・与格と奪格・具格・従格などとの区別が明瞭でない言語では「目的語」であるかどうかよりは「補語」かどうかのほうが重要です。 「日本から来ました」の「日本から」は「来る」の「目的語」ですか? の質問の真意は、 日本語では、「来る」という動詞は「から格」を要求しますか? ということです。「来る」という動詞は、 「話者から遠いところ」から/より・「話者に近いところ」へ/に・「移動する」。 という意味なので、「から/より格」が必要です。日本語では「を格」と「に格」を「目的語」とするのが一般的ですので、「から格」は「補語」としておいた方がよいでしょう。
- satochu-
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「にほんから」、で連用修飾語(句)です。 「きました」を修飾しており、来るは動詞(用言)ですので、連用修飾となります。 「にほん」はただの名詞です。「から」と合わせないといけません。 ちなみに、学校文法においては、日本語の文は「主語」「述語」「修飾語」(連用修飾語・連体修飾語)「接続語」「独立語」、(「並立語」)で構成されるとされ、目的語など存在しません。
- LN-TF
- ベストアンサー率53% (320/596)
「から」と奪格が明示されているのに、目的語(客語)と云う事はないでしょう。 目的語ならば、対格(を)、与格(に)がそれに当たるかと。(厳密には後者は目的補語)
- artabc101
- ベストアンサー率40% (20/50)
「日本から来ました」 英語にすれば“I came from Japan.” 日本語の「来る」および英語の“come”は、自動詞なので後に目的語がくることはありません。 これらの文の「日本から」および“from Japan”の部分は、どこから来たのかを表すための修飾語句です。
- bakansky
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私は素人ですが、「にほん」が目的語だというふうに教えなければならない必然性が分りません。 普通の人なら、I came from Japan. という意味だといえば、それまででしょう。 わけの分らない文法用語を用いて混乱させる必要はないのではないでしょうか。
- mira_jun
- ベストアンサー率40% (281/699)
「修飾語」ですね。
- motooone
- ベストアンサー率50% (226/452)
日本は目的語ではないと思います。 たとえば 私は日本からこの国に来ました。 という場合「この国に」の部分が目的語に当たるからです。 日本からという部分は副詞なのではないでしょうか。
お礼
まとめてのお礼ですみません。 みなさん、大変参考になりました。 専門的に勉強したわけではないので、 あまり文法を追わず、プロトタイプとして教える事にします。 どうもありがとうございました。