>私はイギリス在住なのですが、会話の途中で「クワイエット」という前置詞が頻繁に出てきます。
イギリス人が良く使う副詞として「quite」がありますが、「クワイト」と発音されます。2つの意味がありますから気をつけて下さい。
程度の差がある形容詞(good, bad, hot, cold)や動詞(like, enjoy)とともに使われた場合には、その語の意味を弱める働きを持ちます。
The film was quite good, but the book was much better.
(その映画はまあまあ良かったが、本の方がずっと良かった。)
I quite like her, but she's not one of my closest friends.
(彼女はまあまあ好きだが、親友ではない。)
程度の差がない形容詞(empty, perfect, wrong)や動詞(believe, appreciate)とともに使われた場合には、その語の意味を強める意味を持ちます。
This box is quite empty.
(その箱は完全に空っぽだ。)
I quite apprexiate your help.
(あなたの援助には深く感謝しています。)
アメリカで用いられる「quite」は一般的には「very, but not extremely」と同じ意味を持ちますが、イギリスで用いられる「quite」は「to a small extent, but not very」か「completely」という2つの意味を持っているわけです。
また、アメリカ人について言うならば、形容詞を強める場合には一般的には「quite」よりも「pretty」を、動詞を強める場合にも「quite」よりも「rather」を好んで用いるように思います。
ご参考になれば・・・。