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クツ海老、ゾウリ海老、ウチワ海老、セミ海老について
クツ海老、ゾウリ海老、うちわ海老、セミ海老について 詳しく教えて下さい。 また全部まとめてわかるサイトがあれば教えて下さい。 先日、海鮮市場に立ち寄ってみると、奇妙なエビを発見。 連れが「あ、これ伊勢海老より美味いというヤツだ!TVで観た。」と言った。 「じゃあ買って帰ろう」と、 そこにあった二匹を「これ2つ下さい」と指差したところ、市場の人が「これ一匹ずつしかないんですけど」と返答した。 良く見ると少し違う。 トゲトゲしていて朱色の方がウチワ海老で、黒ずんだ地味な方がセッタ(ゾウリ海老と言い直していた)だそうだ。 他見てみると、色はウチワ海老に近く、型はゾウリ海老に近いモノもあった。 聞くと、クツ海老だと言う。 連れに「一体、伊勢海老より美味いというのはどれだ!?」と聞くと、「うーん」と首をかしげるばかり。 結局、クツ海老、ゾウリ海老、ウチワ海老と伊勢海老を買って帰り、蒸して食べ比べました。 値段は ウチワ海老(単価忘れた) < ゾウリ海老(キロ5千円) < クツ海老(キロ8千円) < 伊勢海老(単価忘れた) 味はそれぞれ甲乙付けがたかった。 「伊勢海老より美味い」という途方もなく高いハードルで食したが、負けてはいない。 でも、伊勢海老も簡単に「伊勢海老より美味い」なんて言えないぐらい美味い。 ただ味の濃さだけで比べると、値段順だったと思います。 後日、これらの海老について検索してみたところ、wikiでウチワエビ、ゾウリエビは見つかりました。 他にセミエビというのがみつかりましたが、クツ海老はありませんでした。 ウチワエビ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%81%E3%83%AF%E3%82%A8%E3%83%93 ゾウリエビ(セッタ) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%93 セミエビ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%82%A8%E3%83%93 他にも検索してみましたが、これらの海老は混同されたり、間違った情報が多すぎて、なんだか分からなくなりました。 「せった海老」として紹介されているウチワエビらしき海老 http://www1.sumoto.gr.jp/uomasu/seta.html 「幻の伊勢海老」というインチキ臭い名前とともに(クツエビ、ゾウリエビ、モンパ)として、同じものとして扱われているサイト http://item.rakuten.co.jp/worldsea/ise_ikikutu_1000/ 私の認識では、クツエビとゾウリエビは別の物です。買うとき単価も違いましたし。。 私の見たクツエビとwikiのセミエビはかなり似ていると思いましたが、同じものか別物か分かりませんでした。 ここら辺に詳しい方、よろしくお願いします。 また、他に似たのがあれば紹介して下さい。
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再びkottinQです。 方言に惑わされては、正しい分類は出来ません。クツエビも方言。セッタエビも方言だと思います。正しい学名で押さえることが大切だと考えます。 実は私の一番得意の分野は、キノコです。自称キノコ博士。毎年大勢を引き連れて、秋の山に入り、キノコ狩りを楽しんでいます。 キノコほど、方言の多いものはありません。「イッポンシメジ」というキノコがあります。この学名のキノコは、毒キノコです。しかし、群馬県などで言う「イッポンシメジ」は「ウラベニホテイシメジ」のことで、これは安全な食茸です。「イッポンシメジ」は実に曖昧で、キノコ中毒の最たる原因になっています。 話は海老に戻ります。 私は、これらの海老の呼称については、その土地土地で、これもそうとう曖昧に言われているように思えてなりません。 「クツ」「セッタ」「ゾウリ」「タビ」、なんだか足下関係の呼び名が多いですが学名は「ゾウリ」だけということを押さえられてはいかがでしょうか。
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- kottinQ
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失礼。kottinQです。いま、モクズガニ、九州では春に川を下ると書きましたが、そうでもないようです。もう少し詳しく調べてみようと思います。失礼しました。
お礼
回答ありがとうございます。 いえいえ、了解しました。
- kottinQ
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おはようございます。kottinQです。 ハコエビは水族館で見ただけで、売られているのは見たことがありません。 タカアシガニですが、値段は8000円~10000円ですが、ここ2年ほど買っていないので、少し値上がりしているかもしれません。 はし長でもずいぶん前に一度買ったことがあるのですが、もとやの方が大きくて安かったので、それ以後はもとやでばかり買っています。はし長の方が近いのですがね。 何ヶ月か前テレビで、タカアシガニのことをやっていまして、茹でる前に真水でしめて(真水に浸けておくだけ)おいてから茹でた方が美味しいと言っていました。試してみようと思っています。 モクズガニのこと御坊では「ズンゴ」と言うのですか。私は元々海南市で親たちは有田ですが、海南・有田では「ズガニ」ですね。小さいので食べるのは面倒ですが、ミソは最高!! ところでこのモクズガニ、産卵のために秋に川を下るのですが、九州の方では春に下るらしいですね。で、向こうでは「ハルガニ」と呼んだりするらしいです。 山口県、広島県あたりも春らしい。記憶が少々曖昧ですが、確か岡山県に(広島だったかなあ)境があって、秋下りの川と春下りの川が並んでいるらしい。何という川なのか、川と川がどれくらい離れているのかなど、全く分からないのですが、すごく興味があるので、いつか現地に遊びも兼ねて調査に行きたいと思っています。(ウィキペディアでは、「春に下るものもある」という程度の記述しかありません。)
お礼
回答ありがとうございます。 デカさを考えると、8000円~10000円もそれ程高額という訳でもなさそうですね。 機会があれば食べてみたいと思います。
- kottinQ
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三度kottinQです。いやはや、webuserさんの研究熱心には感服します。 ハコエビは、私も触覚の太い伊勢エビぐらいの認識しかなく、食べたこともありません。 ゾウリエビの仲間は、漁獲量が少ないから方言名もいろいろ出てくるのでしょうね。 ところで、和歌山県の海岸線にある小さな海鮮市場というと、みなべ町の「築山」か「もとや」か、御坊市名田の「はし長」あたりですか? エビではなくカニの話ですが、世界最大のタカアシガニというのがありますね。毎年この時期に水揚げされます。この時期ですので「ヒガンガニ」とも呼ばれています。このタカアシガニ、「もとや」によく入荷するので、ほしいときは入荷があれば電話してくれるように頼んでおき、入れば走ります。(ちなみに私の家は和歌山市) でかいので茹でるのが大変ですが、専用の寸胴鍋を買ってあります。 これで、友達を集めていっぱいやるのですが、少し大味ながら結構美味しい。なんと言っても、一本の足に入っている肉量が半端ではありません。みんな大喜びでわいわい食べます。 ご質問のおかげで、思い出しました。今年も買いに走ることにします。
お礼
kottinQさん、度々の回答ありがとうございます。 ハコエビはやはり分かりませんか。。 売られているのを見た事はありますか? >ところで、和歌山県の海岸線にある小さな海鮮市場というと、みなべ町の「築山」か「もとや」か、御坊市名田の「はし長」あたりですか? 私は大阪です。 店の名前は覚えていませんが、 南部の梅林に行った帰りに42号線を北上しながら立ち寄ったので、おそらく御坊市名田の「はし長」かと思われます。 タカアシガニはおいくらぐらいですか? 興味があります。 御坊にいる親戚の話だと、カニの話と言えば秋にズンゴ(モクズガニ)という川蟹が美味しいらしいですが、タカアシガニが水揚げされるとは知りませんでした。
- kottinQ
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はじめまして。 この仲間は、方言が多くてややこしいですね。ご紹介のサイトを拝見しましたが、「せった海老」はウチワ海老のようですね。「幻の伊勢海老」はセミ海老でしょう。 私の認識不足かもしれませんが、クツエビという学名のエビはないと思います。 基本は、ウチワエビ(オオバウチワエビ)、セミエビ、ゾウリエビの三種に大枠分けられるのではないでしょうか。 ウチワエビが一番平たく、角張った感じ。セミエビが一番大型。ゾウリエビは色合いが地味。こんな感じに思っています。 言われているクツエビは、セミエビでしょう。 セミエビ(クツエビ)の方が大型で、食用価値も高いのでしょうが、味はゾウリエビの方が上だと、私は思っていたのですが、あなたように、こんな高い連中を比較して食べることなどやったことがありませんので、味のことは分かりません。ただ、魚でも海老でも、水槽で活かしておくと、ストレスで甘みがなくなります。ですから、種類による味の比較をされるのであれば、同時に漁獲したものを用意しないと、正確には分からないと思います。 かなり詳しく検索されているので、ご期待に添えるようなサイトはご紹介できませんが、和歌山県すさみ町にエビカニの水族館があります。HPには大したことは載っていませんが、問い合わせは可能かもしれません。 http://www.aikis.or.jp/~ebikani/ 参考になれば嬉しいです。
お礼
回答ありがとうございます。 >基本は、ウチワエビ(オオバウチワエビ)、セミエビ、ゾウリエビの三種に大枠分けられるのではないでしょうか。 私もそのような気がして来ています。 >ウチワエビが一番平たく、角張った感じ。セミエビが一番大型。ゾウリエビは色合いが地味。こんな感じに思っています。 ここまでは堅そうですね。 3種以外については、呼び名の区分け違いや混同が生じているように思います。 >和歌山県すさみ町にエビカニの水族館があります。 実は私がエビを買って帰ったのは和歌山県の海岸線にあった小さな海鮮市場です。 情報源から近いので参考になります。 イセエビの仲間コーナー http://www.aikis.or.jp/~ebikani/zukan-iseebi.htm で、 セミエビをすさみ名クツエビと紹介しているので、クツエビ=セミエビが確定しました。 ウチワエビ、セミエビ、ゾウリエビは、 ウチワエビ≠セミエビ セミエビ≠ゾウリエビ ウチワエビ≠ゾウリエビ 別のものであると確定しているので、 クツエビ≠ウチワエビ クツエビ≠ゾウリエビ も同時に確定します。 クツエビとゾウリエビを同じモノとして扱うなど、 上記の確定事項に反する分類をしている情報は全てガセ情報という事になります。 それはさておき、 セッタエビは何なのだろう? >「せった海老」はウチワ海老のようですね。 ご指摘の通り、 ネット上でセッタエビとして、ウチワエビを紹介しているサイトは結構多いです。 でも、 和歌山の市場の人は「セッタエビ=ゾウリエビ=キロあたり5千円」とハッキリ言っていましたので、少なくとも付近ではセッタエビ=ゾウリエビだと思います。 セッタエビ=ウチワエビという認識の人が交じっていると、それに紐付く単価情報もおかしくなって商売にならないでしょうから。 実際、セッタエビとしてゾウリエビの写真を載せているサイトも多く存在します。 では、 セッタエビ=ウチワエビが、ガセ情報なのか? それとも、セッタエビは地方によって紐付く実態が異なる方言なのか? あるいは、ソックリな別の種類なのか? この辺が謎です。
- manahime
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参考になれば。
お礼
回答ありがとうございます。 参考URLから拾うと、、、 <う> ウチワエビ うちわえび(オオバウチワエビ) <お> オオバウチワエビ <く> くつえび(オオバウチワエビ) <せ> セミエビ せった(ウチワエビ) せった(オオバウチワエビ) <そ> ゾウリエビ ぞうりえび(セミエビ) なんか、かえって破たんします。。。 全部カタカナにしてカッコを=にします。 ウチワエビ ウチワエビ=オオバウチワエビ オオバウチワエビ クツエビ=オオバウチワエビ セミエビ セッタ=ウチワエビ セッタ=オオバウチワエビ ゾウリエビ ゾウリエビ=セミエビ 正規化します。 ウチワエビ=オオバウチワエビ=クツエビ=セッタ ゾウリエビ=セミエビ 2種類に集約できてしまいました。 wikiによると、 ゾウリエビはセミエビ科ウチワエビ亜科ゾウリエビ属で、 セミエビはセミエビ科セミエビ亜科セミエビ属です。 属も異なるし、亜科も異なる物で、科まで遡らなくては同じになりません。 ゾウリエビの事をセミエビと呼ぶのは、 イワナをサケと呼ぶのと同じ事で、 これはあまりにも出鱈目過ぎます。 参考にはなりませんでしたが、返答頂いた事には感謝します。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、一旦方言は忘れて正しい学名で押さえることにしてみます。 となると、やはり、 ウチワエビ、ゾウリエビ、セミエビの3種になりそうですね。。 ずいぶん検索してみましたが、この3種にヒメセミエビなど若干の亜種がいそうですが、基本は3種みたいです。 あとは、少し違うがかなり近いものにハコエビというのがあるようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B3%E3%82%A8%E3%83%93 これは美味いのでしょうか? 既に書きましたが、 ウチワ海老、ゾウリ海老、セミ海老、伊勢海老に関しては、 本当に甲乙付けがたく、 ゾウリ海老が一番だと言われれば、そうだとも思えるし、 セミ海老、ウチワ海老と言われれば、そうだとも思えるし、 いやいや、やっぱり伊勢海老には敵わんでしょと言われればそんな気もします。 後は個人の好みの域かと思われます。 4種を蒸して、とりあえず何もつけずに食べてみました。 この時に、たまたまあったブラックタイガーも試しましたが、 当然ながら、これは味付け無しで食べても全く旨味を感じず、 やはり、前出の4種の美味さが際立っていました。 ここに割って入れるほどのポテンシャルがハコエビにあるなら興味深いですが、これといった情報は拾う事が出来ませんでした。