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お釈迦様 ブッダと阿弥陀 アミタ
仏説阿弥陀経とはお釈迦様が説かれた事になっています。 アミタ(阿弥陀)とは無量寿、無量光と訳されるそうです。 お釈迦様はこの書物に説かれている事を本当におっしゃったのでしょうか?
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歴史上の人物であるブッダが、実際に『仏説阿弥陀経』を説いたかどうかは限りなく疑わしい、というのが学界の通説です。 信仰上では「真実」であっても、史実とは認められないということはよくあることで、『仏説阿弥陀経』に限らず、大乗経典の多くは「お釈迦様が実際に口に出して説いたものではない」とされています。 かといって全くの嘘というのではなく、お釈迦様が実際に説いたこと(金口の説法)を、さらにバリエーションを持たせてさまざまに説いたのが大乗経典です。 簡単に言えば、我々凡夫の多くは愚鈍ですから、お釈迦様の直接の説法を理解できない者もいます。それをいろんなたとえ話や、違った角度から説くことによって、誰にでも分かりやすく説明したのが大乗経典ということになると思います。
お礼
今の学会の通説ではそうなのですね。貴重なご解答であります。ありがとうございました。