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Ptについて
Ptは酸化力が強く、様々な分野に触媒として使われているます。理論的には(特に電子の挙動的には)なぜ、Ptは酸化力が強いのでしょうか?反応物質に電子を与える能力に優れているというようにしかわかりません。お願いします。
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- jamf0421
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回答No.1
Ptは様々な反応の触媒に使われますが、酸化力が強いわけではありません。例えば水素分子を解離吸着しますが、解離吸着水素原子が酸化されてH+になっているわけではなく、むしろ極性に乏しい共有結合的状態です。 一方、質問者さんの言われる”反応物質に電子を与える”という事ならばそれは還元ですが、純粋に反応物質に電子供与するだけということは通常は起こりません。 貴金属触媒は水素還元にも脱水素酸化にも使われますが、その触媒能は貴金属の酸化力還元力に由来していません。 選択的吸着機能とか、吸着分子の可逆脱離の可能な程度の弱吸着結合を作ることが、触媒能の淵源と言われたりもします。あるいはd電子密度と関連付けた説明もあったりします。あまりはっきりした説明でなくてすみませんが...