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光触媒について
どなたかご回答お願いします 私は今光触媒をテーマに研究を行おうと考えております。 光触媒で一般的な酸化チタンで大気中の有害物質、たばこの匂いなどを除去できないかという実験を考えています。 そこで、酸化チタンのデータと比較するものに炭を考えました。 しかし、実験で光触媒を用いるということが前提になっているのです。 そこで質問なのですが、炭を用いた光触媒は存在するのでしょうか? また可能なのでしょうか? どなたか教えてください。
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- aritaseiroku
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光触媒の製造・販売に関わる者です。 ご質問の「炭を用いた光触媒は存在するのか」ですが、存在します。 ゼネコンの大林組というのがありますが、そこの技術研究所で、備長炭に光触媒を定着させた商品を開発しています。 そして販売は、大林組の100%子会社の内外テクノスで「ひかりの炭」として販売されています。 炭は、臭いを吸着しますが、最終的には飽和して、それ以上吸着出来無くなります。 しかし、このひかりの炭は、飽和してもその後光を当てる事により、臭いを分解して吸着力が回復します。
- kasudako
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総合化学メーカーに勤務するものです. 研究の目的が何か分からないので的外れの回答になりそうですが,質問にあるような研究は既に多くの研究者が研究しています.ですから,分解の対象成分をうまく設定しないと,誰かが既に発表している研究を追試する(結果的に盗作,カンニング)になってしまいます.たとえば,発癌性成分に着目するとか…これも誰かがやってそうですね. >炭を用いたい… 炭に光り触媒を担体(たんたい)としたものでしょうか? それとも単に活性炭(吸着剤)を比較対象としたもでしょうか? いずれも,既にあるような気がします(専門ではありませんし,調査もしていません.でも誰でも思いつくことなので…). 研究テーマの選定(着眼点)には,その分野を徹底的に調査することが必要です. 先生に総説を紹介してもらう.光触媒についてネットで調べる(ただで,たくさんの論文が手に入ります). 先行論文を読むことが重要です. その分野の現状と問題点(課題)が見えてきます. まず,分かっても分からなくても読むことをお勧めます.
- murainanowave
- ベストアンサー率0% (0/0)
光触媒の製造・販売に携わる者です。 光触媒を研究していただけるとのこと、大変うれしいです。 何かお役に立てればと思い、少し意見を書かせていただきます。 ■ご質問の「炭を用いた光触媒は存在するのでしょうか?」についてですが、 「存在」します。 木炭に、光触媒の酸化チタン(水溶液状)を、漬けた(しみこませた)もの、です。 もともと木炭が吸着力があるため、においを吸着しますので、光触媒の分解作用によって、 よりいっそう分解を早めます。 ■「大気中の有害物質、たばこの匂いなどを除去できないか」というご質問ですが、 光触媒の分解作用により、「可能」です。 空気中のたばこのにおいは、壁や天井などに分子レベルでくっついています。 壁や天井に、光触媒・酸化チタンのコーティング剤をスプレーで塗布することによって、 分解除去できます。 空気中に浮遊しているにおいは、分解できませんが、時間がたつと、壁や天井にくっつくので、分解されます。 今回の研究テーマでお考えの比較についてですが、 実験用の容器の中に、たばこの煙を吹きかけ、たばこのにおいを入れて、「酸化チタンをしみこませた炭」と、「炭を入れてないもの」で、比較する方法がおすすめだと思います。 ほかには、「容器の壁面に酸化チタンのコーティング剤を塗布したもの」と「塗布してないもの」との比較もできると思います。 今回の実験で注意すべき点は、炭もしくは塗布した容器の、面積が広いほうが、当然除去する能力が大きい結果となりますので、この点を、平等にする方法の工夫が必要と思います。 少しでも、お役に立てれば幸いです。