古文の文中の「む」を「ん」と変更する条件について。
お世話になります。
現在、古文の勉強をしておりまして、
歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに変更する部分で疑問が生じました。
疑問は、中学校の教科書にもある、
竹取物語の
これやわが求むる山ならむ(ん)と思ひて、 についてです。
この際に、 山ならむ の 「む」 は
推量の助動詞、 む です。
歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す場合は、
文語の助動詞の 「む」 「らむ」 「けむ」 「むず」 については、
「む」 を 「ん」 に置き換えるのは理解しています。
その前の 求「む」る の 「む」 については、
何故、そのまま 現代語訳を行っても 「む」 の表記なのでしょうか?
また、助動詞以外には 「む」 を そのままにしておくと、仮定した場合すると
その場合ですと、「やむごとなし」 が
現代仮名遣いで「やんごとなし」 になるなど、矛盾してしまいました。
このように、 古文の 歴史的仮名遣い「む」 を
現代仮名遣い「ん」 に 変更する場合の条件を
理論的にご存知の方がおられましたら、ご教授くださいませ。
お願い致します。