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中学古文が…
私立受験者です。題名の通り古文がまったくわかりません。現代仮名遣いには、直せる程度と、すこし古語を覚えているんですが、いざ古文がでてくるとチンプンカンプンです…良い勉強法はありますか?
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日本文学を学ぶ大学生です。 そうですね。 基本的な単語(古語)をまず覚えていきましょう。 行く、来る、食べる、書く、寝る、思う など、自分が普段使う動詞を調べてみます。 ここで大事なのが、調べる。ということです。 電子辞書でもいいのですが、厚いあの紙でできた辞書を使うのが一番いいです。 なぜかというと、ために成る補足や説明などが電子辞書よりもわかりやすく書かれていますし、わが大学の教授(性格は嫌いですが、それさえ直せば教え方は素晴らしい。権威もある方)も「ひたすら辞書を引きなさい」といっていたからです。 そのおかげで、わたしはより古文がわかってきました。まだ、未熟ですけどね^^ 面倒なことかもしれませんが、しっかりと努力すれば確実です。 合格されても、それは続けていってください。 で、身近な単語がわかってきたら、その尊敬語・謙譲語を調べます。 古文の時代はみな身分のあった時代です。そういう身分関係を把握してみてください。 天皇が一番高いです。なにしろ神の次にえらいそうです。 女より男の方が身分が高かったりもします。 そういう時代の知識も多少あると「こんなえらい人が尊敬語を使っているから、この相手は天皇か」とかがわかるようになります。 いる、ある という言葉が「あり」「おり」などで出てきます。これも辞書で引いて理解しておきましょう。 別のやり方としては、 参考書などの古文でわからない部分にアンダーラインを引き、 動詞(動)・名詞(物・場所・人)・形容詞(形)・形容動詞(形動)を横に小さく書いておいて、 とりあえず、人物→物・場所→動詞→その他というふうに調べていきます。 調べたことは別にノートか紙に書き込んでおきます。 助動詞といって、動詞のあとにくっついて「過去」「完了」「尊敬」「打消」などの意味を添えるものがありますが、 私立受験がどんなものかわからないわたしには必要性がよくわかりません。公立だと高校で勉強した覚えがあります。 「過去」「完了」「尊敬」「打消」だけでも、助動詞一覧表でも見て覚えておくのもいいかもしれません。 一覧表は紙の古語辞典なら、必ずあります。この表は本当に後々役に立ちます。 大学生になっても役立っていますからね。 すべてのわからない単語が調べられたら、自分の手でその調べた単語を使って訳します。 間違えてもいいです。全文です。訳してください。 古文は実にいいかげんなところが多く、はしょったり、文が消えてたり、間違っていたりします。 受験問題としてそういうところは出ませんが、そういうこともあるということもよければ覚えてください。 単語をそのままつなげて文にする訳を「直訳」といいます。 訳書や解答などの訳は、わかりやすいですよね。 あれは「意訳」といって、意味を通じやすくするために訳したものです。一般学生では結構難しいので、解答どおりの訳は作れません。 受験で出題される「訳せ」は、訳しやすい・・・つまり、直訳・意訳でも答えられる問題なんですね。 大学受験はそうはいきませんが。 とにかく、直訳でやってください。 直訳で意味の通じないところがあったら、解答を見てどうしてこういう訳(解答)になったのか、再び辞書と格闘です。 忘れてましたが、一度調べた単語は辞書にチェックを入れておきましょう。 2度以上引いたら、よく使うマークみたいなのを書き込んでおきましょう。 こういうことができるのも紙の辞書ならでは。進学後も「これはよく使う」みたいなのが一目でわかって将来的にもお得。 辞書は10年くらい使い続けても中身はほとんど変わりませんからね。 そういうふうに繰り返し繰り返しやっていきましょう。努力すればできます。 暗記も手ですが、努力した方があとでまた暗記する必要もなく「理解」ができます。 古文はそうですね、有名なもの(私立受験なら過去問)を3つくらい一生懸命やればわかってくると思います。傾向もつかめます。 足りなければ何個でもオッケーです。やりすぎてそんということはまずありません。 最後に、 「係り結び」の法則が受験では絶対出てきます。 参考書に絶対載っています。 これだけは「理解」しておかないと点数がもったいないですよ。 受験、がんばってくださいね!
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- sak_sak
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ある意味で古文は英語と同じで、文法知識がないと文の意味を理解することはできません。 でも古文文法は高校で勉強することなので、私立とはいえそこまで要求しないと思います。 古文の勉強目的が受験対策ということでしたら、文章の内容を完全に理解しようと思うのは時間の無駄になると思いますから、今は諦めた方が良いでしょう。 辞書は家にありますか? ここでいう辞書とは「国語辞典」ではなく「古語辞典」です。No.2さんの言われている辞書というのも古語辞典のことだと思います。 ちょっと話がそれますが、あなたが「僕はラーメン」と言ったとします。 そう聞いたとき、食堂で注文しているシーンを思い浮かべると思います。 「ラーメンが主人公の物語だな」と思う日本人はほとんどいないでしょう。 このように日本語には「文法上重要な言葉でも省略してしまえる」という凄い特徴があります。 「僕はラーメン」を理解できるのは、その情景を知っているからです。 古文でもこういった省略の方法は使われますが、いま述べたように省略を理解するには、情景を知らなければいけません。 古文で描かれているのは大抵は天皇周辺の人物の生活です。 高校では「古文常識」と言って参考書も出ていますが、当時の生活を知ることも大切だと思います。
作戦とか方法とかって色々皆様お考えになられますがご興味を持たれることが一番なんじゃないでしょうか。 貴方が古文が分らないか分らないですが、古文でも関心のある書物を読むうち分ってきましたね。 例えば大事という意味は今で言う大切とは全く正反対の意味で使われていたことを知りました。わたくしも驚きでしたね。 大事=一大事の略で今で言う戦いや自然災害等です。 大切に関しましては今と一緒で「命こそ大切なれ。」等と用います。現代文には形容動詞には命令形はないのですが、古文にはあります。「命こそ大切なれ。」という意味は「命を大切にしなさい。」という意味ですね。 もう少しどの辺が分らないかと具体的に書いていただければわたくしが分る範囲でお力になりたいです。
補足
回答ありがとうございます。 具体的に言うと、文の意味がわかりません。最後まで読めるんですけど内容などサッパリです…