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文法を意識した和訳をおねがいします。
こんにちは。 大学の試験勉強中なのですが、全く持ってお手上げ状態です・・。 どなたか、どうかご指導よろしくお願いいたします。 意訳ではなく、文法を意識した直訳が求められている問題です。 この一文だけで前後に文はありません。 【問】 Why we were told these things we did not know, and it is probable that our teachers knew no better than we did. Why we were told (these things){we did not know}, /and [it] is probable 【that our teachers knew no better than 「we did」】. 《理解できている点》 1、(these things){we did not know} → we did not knowはthese thingsにかかる 「私たちが知らなかったそれらの事柄」 2、[it] is probable 【that our teachers knew no better than 「we did」.】 →[it]:仮主語、【】節:新主語 「【】であることは有り得る。」 3、no better than~:~と同然の ※後ろに明らかに良くないことを置き、「それと同じ程度に良くない」と述べるために使われる。 《疑問点》 1、Whyが文頭にあるのは倒置がおこっている? 2、最後のdid = know? →「教師も私たちが知っていたレベルしか知っていなかった」? よろしくおねがいします。
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- P-Tech
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【問】 Why we were told these things we did not know, and it is probable that our teachers knew no better than we did. 「大学の試験勉強中」というのは、「あなたは今高校生で、大学受験の勉強中」なのでしょうか、それとも「あなたは今大学生で、期末試験の勉強中」なのでしょうか? なぜこのようなことを言うかというと、大学入試では、大原則として「正規の英語」しか題材になりませんが、大学の講義では、どんな題材を使おうが教員の自由だからです。中には、非常に崩れた英語(若者同士のメチャクチャな日常会話など)を「生きた教材」と称して使うこともありますから。 ま、それはともかく、冒頭の英文が「正規の英語」として書かれていることを前提に投稿します。 結論として、質問者が取り違えている部分は、 > (these things){we did not know} → we did not knowはthese thingsにかかる 「私たちが知らなかったそれらの事柄」 ここ1点だけです。「Whyが文頭にあるのは倒置がおこっている?」というところまで気づいたのに、残念ですね。あと一歩でした。 この解釈が間違っている理由、言い換えれば、「このように解釈してはいけないことに気づくための目印」は、2つあります。 (直訳が求められているとのことなので、あえて生硬な訳語を使います) (1)Why WE WERE toldとなっていること(Why WERE WE toldとなっていないこと) この語順では、Why…knowの部分が、 「なぜ私たちがこれらの未知の事柄を告げられたのか」 →「私たちがこれらの未知の事柄を告げられた理由」 という意味になります。 つまり、これら全体で1つの「名詞の役割」を果たしていることになります。文法用語で言えば、「名詞節」を構成しているということです。 そうなると、問題文全体の構造としては、 [名詞節]+and+[完全な文] となり、前半の名詞節が浮いてしまいます(文の中で機能しないということです)。 簡単な例をあげれば、 Oranges, and I like apples. という文(???)と、構造的に同じだと言うことです。この例では、Orangesが文の中で「機能しない名詞」として取り残されていますね? (2)文のどこにも「?(クエスチョンマーク)」が見当たらない 「私たちが知らなかったそれらの事柄」という解釈を活かすとすると、Why…knowの部分を、 「私たちが知らなかったそれらの事柄を告げられたのはなぜだろう?」 という1つの独立した文として捉えなければなりません。 (その場合、本来の語順は、Why WERE WE told these things we did not know?でなければならないのですが) そのためには、末尾に「?」が必要ですが、それはどこにも見当たりませんね。 これらの問題点に気づけば、「we did not knowはthese thingsにかかる→私たちが知らなかったそれらの事柄」という読み方自体が間違いであることに思い至るはずです。 そこで、質問者が気づきかけていた「Whyが文頭にあるのは倒置?」の登場です。この倒置を元に戻すと、 We did not know [why we were told these things]. [私たちは、なぜこれらの事柄を告げられたのかわからない] となります。 つまり、why…以下が名詞節であるという考えは正しかったわけですが、we did not knowの部分を「thingsを先行詞とする関係詞節」と考えてしまい、この部分も名詞節の一部に取り込んでしまった点が間違いだったということです。 この前半部分さえ片がつけば、全体の訳は簡単ですね。 「私たちは、なぜこれらの事柄を告げられたのかわからない。そして、おそらく[=it is probable]、先生たちも私たちと同じようにわからなかっただろう」 文法的には、以上です。 最後に、前後の脈絡なくしてこの文の和訳を問われたことで、解釈しにくかった理由が2つ考えられます。それは、 (A)「私たちが『誰に』toldされたのか」が書かれていない点 (B)通常私たちに『tell』するべき立場にある『our teachers』が後半に登場している点 この2点が「心理的なトリック」として働き、前半部分のtoldの主体がour teachersだろうと、無意識に想像してしまう →そのため、全体の意味がつかめない →形式上は日本語に置き換えてみても、その和訳を書いている自分自身がその和訳の意味がわからない →全く持ってお手上げ というパニック状態を引き起こしたものと想像します。 この問題が、質問者の言うとおり「次の英文を日本語に訳しなさい」と、前後の脈絡なく突然出題されたのであれば、正直言って、悪問です。 なぜなら、文法構造を正確に把握し、文として間違いなく和訳しきったとしてもなお、文全体として言っている意味が不明確だからです。 先回答者が「校長先生」というシチュエーションを補って説明してくれているように、「何か腑に落ちない部分を想像で補わなければ意味が安定しない」わけです。 こういう悪問を出題することが、「とにかく文法的に非の打ちどころがないようにしてさえおけば、意味は二の次三の次」という学習者の学習態度を誘発してしまうのです。 出題者の悪口を言っても始まりませんが、こんな悪問に引っかかって「まったくお手上げ」などと自信をなくすことはありません。実際、解釈を間違えていたのはたった1個所じゃないですか。 大丈夫ですよ。相当文法力の高い方とお見受けしました。 がんばってください。
- duosonic
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こんにちは。 《疑問点》 1、Whyが文頭にあるのは倒置がおこっている? 、、、その通りですね。ネイティブはこういう言い方をすることがあります: ・Why you want to go there in this storm I don't know. 、、、I don't know を最後に言うことで、「どういうつもりなのか見当もつかない」という感じを出します。感覚の問題ですね。 2、最後のdid = know? →「教師も私たちが知っていたレベルしか知っていなかった」? 、、、これもその通りです。 なので、元の文に補強しながら言うと、こういうことでしょうね: ・We did not know (the reason) why we were told these things, and it is probable that our teachers knew no better than we knew. (何故こういった事柄について僕らが告げられたのか僕らには分からなかったし、多分先生たちも僕らほどに分からなかったのだろう) ・「全く持ってお手上げ状態」とおっしゃる割には、とてもよく解析されていると思いますよ。ただこの文には一つトリックがあるようです。 ・these things we did not know を「僕らが知らないこれらの事柄」と解釈したくりますよね。ここがトリックです。そうすると、Why we were told these things we did not know は「僕らが知らないこれら事柄が僕らに告げられたその理由は」となります。ということは、次の文章で「その理由」を説明して欲しいところです。しかし次の文章は and から始まって「先生も知らなかった」云々という、違う内容の話をしているのはお分かりですか? これは「僕らが知らない事柄が僕らに告げられた」理由にはなりません。つまり、こうは解釈してはいけないということですね。 ・「意訳ではなく、文法を意識した直訳」はお任せしますが、つまりこういうシチュエーションかと思います: 「学校の全校集会で突然校長先生が、とある事柄について話をした。何故校長先生がそんな話をしたのか、その理由が僕ら生徒には分からなかった。校長先生がそんな話をした意図は、多分先生たちにも分からなかったのだろう」というシチュエーションでしょうかね。 ご参考までに。
- go_urn
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こんにちは! 受験生の方ですか?これだけきちんと整理できて説明できる受験生はこれまでに知りません! これは受験生には酷な問題で、出題すべきではないものです。目的語を文頭に持ってきていて倒置になっているのです。図示すると―― [目的語:Why we were told these things][主語:we][述語動詞:did not know], and it is probable that our teachers knew no better than we did. となります。 >1、(these things){we did not know} → we did not knowはthese thingsにかかる 「私たちが知らなかったそれらの事柄」 のところが違っているのです。 受験的にきっかり訳しますと なぜ私たちがこれらのことを言われたのか【を=目的語を示す】、私たちは知らなかった。おそらく先生たちも、私たち同様、知らなかったのだろう。(おそらく・・・だろう=probably) です。 今の調子で、きちんと分析しながら、それを訳に反映させる努力をなさって下さい。かならず大学生の間に英語の本が読めるようになりますよ! 以上、ご参考になれば幸いです!