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お札を大量に刷るとインフレになるって本当ですか?

当たり前と言われていることですが、今ひとつ理解できないのです。 給料を多くもらうと、今の不景気。自己防衛で貯蓄します。 そうするとみんな消費しないので、方向とすればデフレ(値下げ)に向かうのではないでしょうか? とすれば銀行なども、貸し渋りを止め企業に貸し出すのではないでしょうか?企業も余裕が出れば、賃金を多く払います。 というのが私の考えですが、何か間違っていますか?

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  • cse_ri2
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回答No.8

No.7です。 >しかし、増刷によるインフレは結果は分かっていてもなかなか理解 >できないのです。それでみなさんに質問してみました。 バランスシート不況論だけ説明して、それの解決策を示しませんでした。 それについて、回答を補足します。 バランスシート不況論の提唱者は、エコノミストのリチャード・クー氏です。 そのリチャード・クー氏は、バランスシート不況の解決案として、不況の時は政府が財政支出を拡大すべし、いわゆるバラマキをせよと唱えています。 不況になると民間の経済活動が縮小するので、企業の売上も減り、謝金返済までに時間がかかります。 そこで、減少した分を政府の支出で補い、企業の借金返済までの期間を短縮しようという考えです。 さて、ここで質問のタイトルにある『お札を大量に刷ると~』について、考えてみます。 バランスシート不況の原因は、企業(銀行も含みます)の負債です。 これを減らすのに、政府の財政支出で景気を下支えする考えもありますが、日銀なり政府がお札を刷って、企業に直接つっこむ考えもありえると思います。 実際、既に日銀は、企業が発行した短期社債および資産担保短期債券(以下、CPと呼ぶ)の買取をし、企業の会計に現金を突っ込んでます。 日銀がお札をする量を増やす、また日銀の腰が重たければ政府が新紙幣を作ってでもお金の量を増やす。そして、増えたお金を企業、さらには個人の家計に突っ込んで負債を減らしたり、あるいは新たな消費に結びつけるというのは、理論的には既にありますし(インフレ・ターゲット論)、100年に一度といわれる状況なのですから試してみる価値はあると思います。 それに伴うインフレについては、インフレ・ターゲット論に基づき、目標としたインフレ率に達したらお金を増やすのをやめる。さらには市場から増えすぎたお金を、回収するようにすればよいかと思います。

tepitepi
質問者

お礼

再度の回答ありがとうございます。 ということは、インフレになってからお金を増やす。 又は、先に増刷する。 というのが、インフレ・ターゲット論ということですね。

その他の回答 (8)

  • edoduki
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回答No.9

貸し渋りというのは短期的に起こるもので、銀行の貸し渋りが不景気の原因ではありません。 資産バブル崩壊などの事態になると、貸し渋りではなく借り手不在の状況になってしまいます。銀行にお金貸してという人が現れないため、銀行は貸出先が無くて困るという状態に陥ります。 その為、そんな状況下でお金を増やしてもお金は銀行に眠るだけで、市中に出回らないのです。 またお札を大量に発行してあらゆる方法で市中に出回るような強引な方法をとったとします。しかし、その効果の確認までには1~3年の時間を要します。効果が出ないと更に増刷し、効果が出るまで増刷していたら、実は検証できていなかっただけですでにインフレ基調になっていて、その後ハイパーインフレや資産バブルを起こしてしまったという最悪の失敗を起こす可能性もあるのです。 要するに企業や個人の需要が無いところに無理にお札を増やしても、実態が伴わないため、歪んだ経済形態を作り出しやがては国民を巻き込んだ大きな経済危機を招くだけなのです。 需要の伴わない紙幣の増刷は抑制的に行われるべきです。 やはり重要なのは新産業の発掘と育成です。

  • cse_ri2
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回答No.7

>給料を多くもらうと、今の不景気。自己防衛で貯蓄します。 >そうするとみんな消費しないので、方向とすればデフレ(値下げ)に >向かうのではないでしょうか? はい。ここまでの認識は合っています。 >とすれば銀行なども、貸し渋りを止め企業に貸し出すのではないでしょうか? こうはならないのです。(苦笑) なぜかと言えば、銀行は景気の悪いときはお金を貸さなくなるのです。 理由は、自己資本率の維持(BIS規制)にあります。 銀行は、お客から預かったお金とそうでないお金(自己資本)の合計で運用されていますが、株式の含み利益も自己資本と見なされます。 今回のような金融危機が起きると、株価の下落によりこの自己資本が減ってしまうのです。 そして、この自己資産が一定の割合より少なくなると、この銀行は倒産の恐れがあるというランク付けをされてしまいます。 もう一つ、企業側もなかなかお金を借りようとしません。 その理由は、景気が悪くなると企業は、売上を伸ばすことよりも、抱えている借金を減らしたくなるからです。 借金が減れば、それだけ倒産しにくくなりますので。 銀行はお金を貸さない。企業はお金を借りない。 結果として、企業の借金が0になるまでお金の貸し借りは進まず、不況は長引きます。 このような理由で不況が続くことを、『バランスシート不況論』と呼ぶのです。

tepitepi
質問者

お礼

>銀行はお金を貸さない。企業はお金を借りない。 そうなんですね。私が間違っているようです。 しかし、増刷によるインフレは結果は分かっていてもなかなか理解できないのです。それでみなさんに質問してみました。 私の考えが違っていることは百も承知です。しかし、不景気と好景気に行う場合はどう違うのか、そのに興味がありました。

回答No.6

インフレの意味をご存知の上での質問でしょうか? インフレとはお金の価値が下がるという意味です。 つまり、今もっているお金の価値も下がると言うことですよ? >銀行なども、貸し渋りを止め企業に貸し出すのではないでしょうか? 一理あるかもしれません。ただ、銀行が企業にお金を貸す理由を考えましょう。 <少しお札を増やした場合> 一番基本的な考えで行けば、貸したお金が利子をつけて『返ってくる』からです。 倒産するかもしれない企業に貸したら返ってきませんね。 この不況の中で、倒産するかどうかを判断するのは難しいです。 企業が全ての経営状態を明かしているとは限らないですしね。 それを考慮した上で貸す必要があります。 今までの銀行の考え方と同じように考えられます。 <大量にお札を増やした場合> お金の価値が暴落します。 例えば1万円札を今の3倍の量にしたとしましょう。 そして、日本国の借金を全てそのお金で返済したとしましょう。 次の事が考えられます。 1.日本円の信頼が落ちるため、為替レートが大きく変わる。 (今は1$=80~100円程度ですが1$=300円になるかもしれません) 2.企業が沢山潰れる (価値の下がったお金では、支払いも数倍になります) 3.物価が急上昇する (同じ原料が数倍お金でなければ買えなくなります) さて、こんな状況で一般人はどうするでしょう? あとは、ご想像にお任せします。

  • mizutaki
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回答No.5

もし100人の村だったら?とすると、考えやすい。 1.100人全員が5万円ずつ持ってスタートします(村全体で500万円ある) 2.村の有力者が勝手に500万円のお金を刷ってばらまいた。 3.しばらくすると大体みんな10万円持っている状態になる。 4.みんな平均して10万円持っているんだから、商品を高く売っても売れる!どんどん商品が値上げされる 5.その次の給料日には、いつもより高く商品が売れた事から給料が増える ※インフレになって“しばらくすると給料が増えます”。しかしそのギャップが大きかったり、どこかしらのバランスが悪いと、経済的に良くない。 6.もし2が実行される前に銀行に村人平均1万円を預けていた場合、急激なインフレによって、貯金(1万円)の実質的な価値は(物価上昇によって)半分くらいに下がってしまう。 デフレの場合は 1.(上と同じ) 2.村人平均3万円生活費を使用し、3万円ほどの給料を貰っているが、ちょっとしたことがきっかけで不景気だと言われるようになった。 3.不景気という言葉がきっかけになり自己防衛のため、生活費平均が2万円に下がった。 4.みんなお金を使わなくなり、売上が落ちるので給料が2万円くらいに下がる。 ※デフレはお金の循環が鈍る事なのです。で、銀行が給料が下がったり売上が下がっている会社に向けてお金を貸し出しても、返ってくる可能性は低いと見るので、結果どんどんデフレ方向に向かっていきます。 ものすごくマクロ的に見るとこんな感じです。 本当はこれに国際市場とかが関わってくるのですが、そっちの方はよく分からないのでほかの人参照。 ちなみに今、国際的に見ると円の価値は上昇して、国内的に見るとデフレと言われています。 本当はこういう景気が悪い時にこそ、どんどんお金を使って、海外の何かを買ったり、国内でお金をばらまくような事をすれば景気は上昇傾向に向かいやすいはずなのですが、集団心理から言って結構難しいんですよね。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.4

じゃ別の観点から説明すると・・・ お札を大量にする  ↓ 国の経費を全て新札でまかなう  ↓ 物の価値は変わらんので、円の価値が低くなる  この場合1ドル90円 → 1ドル200円とかになる  ↓ 円の世界的信用度が減る。  ↓ 日本に投資している投資会社や投資が日本市場から撤退する。  日本の国債の格付けランクが低下  ↓ 日本の株価が暴落し、企業の自己資本が目減り 為替の急激な変化により円の価値が急激に下がる為、輸出入に大幅な制限 日本の新規国債の発行が困難、買戻しの動きが強まり政府の財政が破綻 ※鎖国している江戸時代じゃないんだからw  日本の経済は日本だけで動いてるんじゃないんですよ

noname#143204
noname#143204
回答No.3

前提条件がなんか変じゃないかという気がします。 >給料を多くもらうと、今の不景気。自己防衛で貯蓄します。 不景気なので給料は多く出ません。まあこれはどうでもいいんですけど。 >そうするとみんな消費しないので、方向とすればデフレ(値下げ)に向かうのではないでしょうか? とすれば銀行なども、貸し渋りを止め企業に貸し出すのではないでしょうか?企業も余裕が出れば、賃金を多く払います。 デフレになれば企業の売上は減少します。安くした分だけ数を売ればいいと言われるかもしれませんが、そもそもの経済環境が悪い状態での値下げですので、安くしたからといって売れ数が上がるわけではありません。安くしただけ儲けが減るのです。 >とすれば銀行なども、貸し渋りを止め企業に貸し出すのではないでしょうか?企業も余裕が出れば、賃金を多く払います。 この理屈がわかりません。デフレに陥って企業の体力が落ちている状態で喜んで金を貸す銀行はそう多くはないのではないでしょうか。

  • hiroki0527
  • ベストアンサー率22% (1101/4910)
回答No.2

ちなみに給与を多く貰う方法ってどうするんですか? お札を多く刷っても流通しなければなんの意味もないですが? お金は適切な次期に適切な量流通させないとすぐ影響が出ます。 ぼんぼん無制限にお金を刷った結果とんでもないウルトラハイパーインフレになったジンバブエを見れば一目瞭然でしょう。 一体2~3年で0幾つ切ったのやら。多分20桁は超えたな。

noname#96023
noname#96023
回答No.1

>給料を多くもらうと、今の不景気。自己防衛で貯蓄します。 給料が100倍になっても貯金しますか?

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