お説の疑問のとおり。事の本質をとらえ間違っています。
希少資源など 1次産品でない限り、今どきの工業製品は、需要が高まったので 価格が上がる・・・ってことは1次的な現象をのぞいて あり得ません。
需要と供給で価格が決まるのは、1次産品のみです。それも、スパンを長く見れば、あまりありません。
いづれも、企業が競争活動として、努力するからです(言われる、吉野屋です)。
少し前までのデフレマインドは、所得が伸びないから・・・需要が伸びないからです。
所得が伸びないのは、工業製品が南の低賃金の国にでも生産できるようになった(これも、永遠の企業活動の結果です、止まることはありません。仕事を単純化して、アホでも作れるようにマニュアルを作ります)
結果、産業の空洞化と 労務コストを下げるための労務契約の変更です(小泉が旗を振りました)
結果、総労働者の所得が減ったので、物が売れない不況、安いものしか売れないデフレなのです。
契約とか非正規雇用労働者の賃金を上げれば、総所得が増えて、景気が良くなります。
ところが、現状非正規雇用労働者は 2.000万人位ですが、全員が南の人たちより優秀とは限りません。
南の人たちと同じ仕事しかできないのですから、そのような仕事は、南の賃金しか払えません。
デフレマインドの原因は グローバル化です。
今の非正規雇用労働者は 2.000万人が 全員 アップル(半田付けは中国ですから、開発要員でないとダメですから)とか、IPSどうたらの産業につける知識が有れば、労働者の総賃金が上がります。
でも、無理でしょう。すると、総労働賃金は増えません。よって、総需要も増えません。
で、これからの物価上昇は、需要が増えるから(所得が増えるから)物の値段が上がる出なく、
輸入価格の上昇(為替の)に様る原価の上昇による、物価の上昇です。最悪です。
為替の上昇で トヨタが莫大な利益を上げましたが、基本日本は、輸入、輸出同じような金額です。
その分 輸入関係が同じ金額の割を食っています。これから、石油、電気、輸入食品(小麦)が上がります。
これをだれも、お上も言いません。
で、アベノナンチャラは、借金増やして、ばらまいて、見かけの景気良くして、物価が上がれば(2%)、増やした借金は 無かったもとになる。1000兆の2%で 20兆、つまり、借金20兆増やそうが、物価2% 上がれば、借金しなかったことと同じ。
で、見かけの景気に騙されて、長期政権確立に成功した・・・って シナリオ。
デフレは永遠の企業活動の結果です。その結果の不況ではありません。
安い賃金の仕事しかない(総賃金が増えない)のが 原因です。
最新の失業率が3%UPで 仕事が増えるから 賃金上がるって・・・・2%上がっても、ちっとも総需要は増えません、物価も上がりますから・・・
お礼
国内で生産が出来、学生が希望をもって社会に出られる。こんな日本にしないと将来性はありません。インフレも形だけですぐデフレに戻ります。物が過剰供給では値上げできません。