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大学院進学について
私は大学3年生で、化学を専攻しています。 現在就職活動をしているのですが、何の仕事を自分が本当にしたいのか考えているところで、自分が納得のいかない仕事に就くくらいならば、院に進んで研究職に就きたいと思い、悩んでいます。 そこで研究職の実情について聞きたいのですが、化学系の研究職は女性の場合出産後も続けることができるのでしょうか?また、女性の院卒は研究職でも採用されにくいという話を聞いたことがあるのですが、実際のところはどうなのでしょうか?
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こんばんわ。私は化学を専攻していました。学部で卒業し、今は化学の会社で働いています。私は研究職をしていますので、アドバイスできることを書きますね☆ まず、新卒で研究職につくのはやはり院卒でないと難しいかと思います。あと、研究職につくのであれば、絶対研究がしたいっ!というくらいの思いがないとしんどい仕事だと思います。研究なのでかなりの残業は覚悟しておいた方がいいですし、会社によっては残業代が制限されたり、全くでないところもあるみたいです。 あと、研究職は仲がよくないっていうのも特徴かと思います。実験ですから、前のデータと違ったり、違う人が同じ実験をして結果が違うと、お互いが自分が正しいっていうことになりますよね。原因は温度や他の要因なのかもしれないのに、やり方が悪いだとか、言われますし、それなら、全部自分でやれよっていうかんじになってくるんです。こんな状況はよくあることで、研究職の人に仲間意識はあまりないように思います。 それから、うちの会社の場合だけかもしれませんが、研究職にやはり女性は少ないです。研究がしたくて入社された方も結局、生産管理などになっていますし。 実情なんだか、グチなんだかよくわからなくなってしまってごめんなさい。ただ、院卒となれば、就職先は化学系になり、学部卒ならいろんな業種をみることができるかなと思います。 私も就職活動の時はすごく悩みましたが、人生1回きりなので、頑張ってください! たくさん悩んで出した答えはきっと間違ってないですヨ☆
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- creme-brulee
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私は化学系学科の修士卒で、現在電機メーカーで化学に関する研究をしている女性です。ですので、ある程度ご質問にお答えできると思います。 ちなみに入社3年目、既婚、子供はまだなしです。 >化学系の研究職は女性の場合出産後も続けることができるのでしょうか? 女性は心配ですよね。私もそうでした。 これは、会社に寄ると思います。 一般的に大企業は、そのような制度は充実していますので、問題ないと思います。 私が今の会社を選んだ決め手は、会社説明会での「女性には出産後も働いていて欲しい。男の人も、妻に仕事を辞めろと言わないで欲しい。」という人事の方のお言葉でした。 実際その通りで、私の会社では子供がいるお母さんは何人もいらっしゃいますよ。産休1年間も、保育園に預けている間は定時に帰れるシステムも浸透しています。そして男女平等です。 確かに、現在技術系の女性は少ないですし、管理職の女性はもっと少ないです。 ですが今は昔とは違い、結婚で退職する人はほとんどいません。優秀な方もたくさんいらっしゃいます。 企業も女性が長く働きやすい環境作りにより一層力を入れていく世の中になるのではないでしょうか。 >また、女性の院卒は研究職でも採用されにくいという話を聞いたことがある>のですが、実際のところはどうなのでしょうか? “研究職でも”というのはどういう意味なのでしょうか? 私の会社の場合、技術の女性は、生産技術や品質管理より研究職になるケースの方が多いですよ。工場での仕事の方が、体力的にも時間的にも厳しいですからね。 私が見る限りでは、学卒でも研究職に採用されている方は何人もいらっしゃいます。職種の決定は、本人の意思より会社の判断の方が優先します。学卒・院卒という区別より、会社側が「この人は(性格的に)研究に向いているな」と思えば研究に、「現場で期限に追われる方が向いているな(←例えばです)」と思えば工場での仕事(生産技術や品質管理)になります。結局は本人がどういう人かですね! それから、一生研究職の方もいれば、そうでない方もいるのは事実です。 本人が望んでそうなる場合もあるし、そうでない場合もあります。 研究の場合は、特許関係の部署か総務部に行く場合が多いです。 研究だけではなくてどの仕事にもあることだと思いますけどネ。 私もずっと研究でいたいけど、どうなることやら…。頑張るのみです。 長々と読んで下さってありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。化学の研究職をなさっている女性の方ということで、大変参考になりました。 皆さんのアドバイスを読んでいると、女性が働きやすいかどうかは職種によって違うというよりも会社によって違うのかな、という気がしました。 ちなみに、「研究職でも」というのは、院を出ると研究職には就くことができやすいのに、それでも女性という理由で採用されにくくなってしまうのか、ということです。言葉が足りなくてすみませんでした。 皆さんのアドバイスを参考に、自分が納得いく仕事に就けるようにがんばります。 本当にありがとうございました。
- Organomets
- ベストアンサー率42% (23/54)
研究職といっても、企業、大学、官公庁、その他の法人で違いがあります。さらにそれらの中にも色々なカラーがあるので、研究が出来そうなところに積極的にコンタクトを取り、情報を集めるのが重要だと思います。何よりもOBから得る情報は重要です。 企業では、採用担当窓口は人事部になります。人事部には就職を希望する多くの学生からの質問があるにもかかわらず、そのスタッフは自分の組織の実情や化学研究のことを詳しく知りません。実に不思議なことですが、多くの企業の人事部の実情なのです。人事部の人の言葉を鵜呑みにして就職を決めるのは、企業の場合は失敗につながることもあるので、出来ればすでに就職している若い社員から話を聞ける機会を見つけてください。 非常に間違った風潮なのですが、企業では、女性だということだけで研究関連部門への就職が制限されることが確かにあります。研究職として就職は出来る、と人事部の人間に聞いて入社し、実情もたしかにそうだったが、自分が希望する分野の研究を任されるのは男性だけという暗黙の了解があった、ということは企業ではよくあります。これはまさに男女差別でありけしからんことですから、会社側も入社前の人間にはなかなか教えてくれないことがあります。注意してください。女性だと名目だけは「研究員」だけど、実情は単に与えられた仕事をこなすだけの「オペレーター」をさせられることも多いかもしれません。全く悪しき風潮です。 大学や官公庁などでは、性差による職種の制限は少ないと思います。しかしながら学歴による機械的な振り分けがあります。将来、化学の研究を仕事にしていきたいのならば、学位をとってアカデミックに残る道を探ることを勧めます。出産後も仕事を続けている大学教官も沢山います。やれないことはありません。子供が出来たからやめてくれ、といわれることがあるとすれば、それはあなたに研究者としての実力がなかったと採用した側が判断したときです。残業せずに早く帰っても、研究と教育と雑務を人並み以上にこなしていれば、誰もケチをつけることは出来ません。 No.4の方の意見には全く同感です。一流大学の院で学位をとっている者でも、研究者の資質が足りないのが沢山います。どんな分野でも同じですが、自分のことを自分で決められないのはプロとして失格です。あなたがこの先どのような道を歩むのかは分かりませんが、自分なりの「方法論」を一日も早く持てるようにがんばってください。
お礼
どうもありがとうございます。 同じ研究職でも、企業や官公庁など場所によって環境が結構違うみたいですね。知りませんでした。 女性の場合は、実力がある人ならばやっていけるのかもしれませんが、やはり不利な面もあるようですね。
- mays
- ベストアンサー率30% (13/42)
はっきりいって女性の研究職は厳しいです。 (別に煽っているわけではありません。) 企業としても男性の方が採りやすいのです。 理由は、今までの女性の慣習にあります。 寿退社とか、産休といった問題です。 女性の能力に対する評価が低いのではなくて、 そのように逃げる?確率が高いため気も使わなきゃいけないし、 大変らしいです。実際夜も寝られないような忙しい時期に、 耐えられず子供作って辞める人もいた、という話です。 30歳ぐらいで結婚してやめたいということですが… 当然ですが、企業としても社員教育の必要があり、 それには経費がかかります。どうせ同じ経費がかかるなら、 一生やめない可能性の高い男性を好んで採用するのは当然です。 始めからそのような考えでは、まず無理だと思いますよ。 つまり、研究職を続けたいのであれば、女性を捨てなければ ちょっと難しいと思います。産休が当然とは思わない方がいいですよ。 企業だって営利団体なので、教育するだけさせられて、 やっと使えると思ったら産休、戻ってきたと思ったら 子供の世話で早く帰らせろ、なんてなりうる人を始めから 採りたがりません。実際そのような痛手を過去に被ってきたゆえに 企業はそのような自衛策を取ったのです。 それが、男女の雇用機会均等法とかで、差別が禁止されたため、 同数を採っては明日辞められてもいい部署に女性を回すのです。 実際院卒で24とか27とかで、30には辞めようと思っている人には 専門的なことを覚えさせても無駄なので、雑用にまわす方が得策でしょう。 わざわざひどいことを書いているわけではありませんが、 これが現状です。つまり、続けようと思ったら 女を捨てる(荒っぽくなれ、という意味でなく、女だから…という 主張、言い訳は一切しない)覚悟は少なからず必要です。 もうひとつよく見る方法としては、院(M)を出て、一通り子育てした後に だんなの伝でどこかに復帰するという方法です。こういう人は結構見ます。
お礼
ありがとうございます。 maysさんのおっしゃるとおりですね。女性を採用して新人育成にせっかく力を入れても、数年で辞められてしまったら企業側としては男性を採用したくなるのは当然のことですよね。 このことは研究職だけでなく、他の仕事にも言える事だと思います。
- hondasir
- ベストアンサー率20% (1/5)
博士卒、製薬企業で有機合成を仕事にしています。企業研究員ですので企業研究員のことについて・・・。私見ですが、現場として困るのは実験はできるが研究ができないことです。つまり試薬を扱えて、反応も知っている、けれど次に何をするべきか的確に判断できない、そんな人は非常に困ります。“それを学ぶために大学院にいってるんだ!”とお叱りの声が聞こえてきそうですが、これがなかなかできない人が多いのが実情です。バリバリ実験していると仕事としての充実感は得やすいですが、研究成果が出せるのとは別問題です。こんな世の中です、企業が研究者に求めるものは厳しいです。そんなところでも“よし!やろう!”と言うのでしたら目指してください。一度きりの人生です。やめるのは簡単ですがやれるのは今だけです。 と、かっこいいことをつらつらと書きましたが、本音を少々・・・。確かに企業の研究員に女性は少ないようです。(一部多いところもあるようですが)どこまで正確かはわかりませんが、理由としては、1)女性の場合、結婚、出産すると生活の基本が会社から家庭に移る。残業等々に支障が生じる。2)研究員全員が最後まで研究職でいられません。そのときの扱いが難しい。3)これはなんとなくですが、まだまだ男社会なのかも・・・。ただ女性研究員でがんばっている方もいます。 あまり良い答えではないですが、がんばってください。ただ大学、公の研究機関は企業とは異なった事情があるようですので良く解りません。
お礼
アドバイス、どうもありがとうございました。 >現場として困るのは実験はできるが研究ができないことです。 その通りですね。あまり意識していませんでしたが、学生のうちは好きな研究をしていても良いですが、一企業の研究員となると研究が個人の問題ではなくなってきますものね。 また、「研究員全員が最後まで研究職でいられない」というのは知りませんでした。 >女性の場合、結婚、出産すると生活の基本が会社から家庭に移る。残業等々に支障が生じる。 私は仕事ももちろんがんばりたいですが、結婚したら家庭も大事にしたいと考えていますので、このことに関しては確かに「その通りだ」と言わざるを得ません。 前半部分で、社会人としての立場からアドバイスをして頂き、大変うれしく思います。まだまだ考え方が甘い部分が私にはあると思うので、このように言っていただけると、「そうか、私はこれから社会人として働くんだ」と気を引き締めることができます。 hondasirさんのご意見も、参考にさせていただきます。どうもありがとうございました。
- nattu123
- ベストアンサー率15% (17/111)
私は今、四年です。 私も女で、化学を学ぶ者で四月から院に行きます。 大学院卒でも納得のいく職に就けるとは限らないと思います。 かわいそうですが、実際うちの研究室の先輩もそうです。 消去法で進学を決めるのは危険です。 みんなが行くから私も・・・という考えがあるのならそれも危険です。 出産後、仕事を続けられるかどうかも自分次第だと思います。 女性の院卒者の採用も実力のある人なら周りが何を言おうと関係ない気がします。 厳しいこと書いてしまいましたが、私も自分に言い聞かせて、 少なくともあと二年間ちょっとの時間を有意義に使い、頑張ります。 お互いがんばりましょう☆
お礼
ありがとうございます。 そうですね、私が就職活動しているなかで知り合った修士1年生の女性も、「研究室の中でも女性はなかなか希望する研究職に就けなくて、他の仕事に逃げてしまう人が多い」とおっしゃっていました。でも、力があればなんとかなるのでは、と私も思います。 私は周りに流されやすいところがあるので、周りに流されて将来を決めないように気をつけようと思っています。 今日ある会社の説明会(文系職)に行ってきたのですが、やはり私には文系職よりも、直接物作りに携わることのできる仕事や、化学でないにしても専門性が高く、専門知識を必要とする仕事のほうが合っているように感じました。 研究職も含め、そのあたりの仕事について調べてみようと思っています。
- peepoo21
- ベストアンサー率40% (6/15)
理系の場合は、院卒でないと専門職種への就職は難しくなっていると聞きます。 ただしドクターまで取得すると専門性が限定され、年齢も高くなるため、ますます就職が難しくなります(女性の場合は特に)。 専門職種への就職がもっとも有利なのはマスターまでだと思います。 研究職でしたら、出産後も仕事を続けることはできると思います。 職場を選ぶときに、子持ちの女性が居るかどうかでそれを判断することができるでしょう(子持ちの女性が全く居ない職場は、結婚・出産とともに退職を余儀なくされる可能性があると覚悟した方がよいと思います)。 いずれにせよ、執行猶予期間の意味でも、専門性を高める意味でも、修士課程まで進むことは無駄ではないと思います。
お礼
アドバイスありがとうございました。 研究職と一口に言っても、全ての会社が出産後仕事を続けることを認めてくれるわけではないようですね。 やはり自分が楽しいと思える仕事をしたいので、もう少し考えてみたいと思います。
お礼
ご意見どうもありがとうございました! 実際に研究職でがんばっていらっしゃる方ということで、とても参考になりました。 研究職としてやっていくには、絶対研究がしたいという熱い思いがあるくらいでないと大変みたいですね。今日は時間があったので一日考えてみたのですが、私は研究は好きですが、絶対研究職!というそこまでの思いはないと自分では感じています。 一方的ですが、私が今の時点で将来(仕事)について考えていることを言わせて頂きますと、 ・企画立案などよりも、自分の手でシステムや物を作る仕事がしたい。 ・30歳くらいには結婚したいので、結婚すると仕事を続けられるかわからないので、とりあえず結婚まではバリバリ仕事をして、もし仕事を辞めるとしても納得できるほど十分仕事をしておくか、結婚後も復帰できるようにそれなりのスキルや地位を築いておく(高望みしすぎですかね…!?) ・できれば社員同士が仲の良い職場で働きたい。 といった感じです。 なんだか、文章にすると自分の思いも明確になってきますね(勝手に意見述べておいてごめんなさい…) >ただ、院卒となれば、就職先は化学系になり、学部卒ならいろんな業種をみることができるかなと思います。 そうですね。特に女性となれば、院卒で自分の専門以外の職に就くのは難しくなってくると思いますし、絶対研究職というわけではないので、研究職も含めて自分がしたいと思える仕事を見てみようと思います。昨日、バイオインフォマティクス(DNA構造などを解析するためのソフトウェアを作る、というものみたいです)というものがあることを知り、これもおもしろそうだなぁ、と思っています。 >私も就職活動の時はすごく悩みましたが、人生1回きりなので、頑張ってください! たくさん悩んで出した答えはきっと間違ってないですヨ☆ そのようにおっしゃって頂き、大変励みになりました。最近は頭の中が混乱していて、考え方が後向きになってしまっていたのですが、もっと落ち着いて考えて、自分が納得できる答えを出したいと思います。 本当にありがとうございました(^^)