>親鸞聖人は日野氏の出身だそうですので日野姓を名乗られてもいいんじゃないかと思いますが
昔の坊さんは「出家=家を出る」事を意味します。
世俗と離れる事を意味しますから、当然ですよね。
親鸞の場合も同様で、あくまで「個人の親鸞」です。
皇室にも苗字(姓)はありません。
生臭坊主でない限り、家(姓)は名乗らなかったようですね。
毛利家の外交僧「恵瓊」は、実は武田一族でした。
出家後、「恵瓊」と名乗りましたが「武田恵瓊」とは名乗っていません。
あくまでも安芸安国寺の「恵瓊」です。
家康に重用された天海は、実は蘆名(あしな)一族でした。
(足利氏落胤説・明智光秀説も有り)
出家後、「天海」と名乗りましたが「蘆名天海」とは名乗っていません。
あくまでも東叡山喜多院・東叡山寛永寺・日光輪王寺の「天海」です。
明治政府の苗字を持て!との命令で、一般人も苗字を復活したり新たに名乗ったりします。
東西本願寺も同様で、門主・法主は「自らの権威・正当性を明らかにする」事から親鸞の墓所がある「京都・鳥野辺・大谷」の地名から「大谷」を名乗ります。
既に、日野家との関係は存在しません。
余談ですが・・・。
幕末、東本願寺は「佐幕派」。西本願寺は「勤皇派」でした。
幕末・明治初期には、色々あったようですよ。
お礼
勉強になりました。ありがとうございます