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PFA固定後のglycine/PBSによるquenchingについて

免疫組織化学の教科書に、PFAで固定後の標本はglycineでアルデヒドをquenchingして、1次抗体と反応させるべきとの記述がありました。 私は普段4%PFAで固定後OCTコンパウンドに埋めて薄切した標本の染色をしていますが、これまでglycineを入れてなかったのですが、入れるとすればPBSに加える濃度はどれくらいが標準的なのでしょうか?また、quenchingで標本がどれほど良くなるか(もちろん1次抗体によるでしょうが)、実経験のある方のご意見を頂ければ幸いです。

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  • Dr_Hyper
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回答No.1

PFAは主にアミノ基に対する架橋剤です。グリシンをいれることで組織のアミノ基ではなくてグリシンのアミノ基でquenchingしますので、通常PBSに数100-150mM入っていれば十分です。 ただあなたが一次抗体を入れる前にブロッキングしているのであれば、通常その時点でPFAの効果はquenchingされていると考えて良いと思います。 ブロッキングをするとどうしてバックが高くなる、または逆に染まらなくなるなどのことがあれば、グリシンを試してみると良いと思います。

h-tigers12
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございました。早速試してみます。

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