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ユリカモメ
ユリカモメが都鳥に選ばれた理由、選出方法について知っている人いますか?? 都庁のホームページで調べてみたのですが、書いてありませんでした。 知っている方いましたら、教えてください。 お願いします。
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調べてみると、福岡市、大津市、四日市市、春日部市、綾瀬市‥等々、ユリカモメを「町の鳥」にしている自治体は結構多いようです。 その土地でよく見かける → 住民に馴染みが深い 基本的にはこういうことで決まるのではないかと思います。 ちなみに東京都の場合は、昭和40年(1965年)に都が選んだ候補の中から都民の投票で決めたようですね。ユリカモメは投票総数3,242票の内579票!(得票率17.9%)を獲得して堂々?の1位に輝いたそうな‥。 都の人口は、昭和37年に1,000万人を超えたんですけどね ( ^^; ◇ 「都の花・都の木・都民の鳥」について(東京都生活文化スポーツ局) http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/kihanatori/kihanatori.htm それはともかく、都内の水辺にはユリカモメがいっぱいいますから、都鳥の故事も併せて考えれば、一応妥当な選択ではないかと思います。 下の写真は上野不忍池ですが、ここも秋が深まる頃、ユリカモメ達のパラダイスとなります。 - 以下ユリカモメの会話 - おい、そこはオレが見つけた杭だぜ。 関係ねーよ、早いもん勝ちだい。 んだとぉ? コノヤロ~! ふん、文句あるならかかって来やがれっ! ギャーギャー!!!‥ (笑)
- kumagerasu
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これは伊勢物語に起源があります。 伊勢物語では、在原業平と考えられる主人公が東国を旅して、隅田川まで来たとき「都鳥」と言われる鳥を見て、都(京都ですね)に残してきた恋人を思って和歌を詠むという有名な話があります。 名にしおわば いざこと問はむ 都鳥 わが想う人は 在りや亡しやと という歌です。このエピソードの「都鳥」が、現在図鑑でいうユリカモメであると考えられているのです。現在であれば東京に当たる、東国の隅田川で業平が和歌を詠んだ有名なエピソードの主題となった鳥として東京都の鳥に指定されているということと思います(隅田川にはこの故事にちなんで業平橋や、言問橋がありますね)。 なお、現在図鑑に載っている「ミヤコドリ」は別の種類の鳥ですので、混乱しないように注意が必要です。 なるほど東京都のサイトには「その姿は美しく、古来から詩歌や絵画の題材となり、ミヤコドリの通称で知られています。」としか書いてないですね。 http://www.metro.tokyo.jp/PROFILE/mon.htm こちらのページは「都鳥=都の鳥」が理由だとしていますね。本当なのか。でもこのページの説明は全体にバランスがよいです。 http://www.bioweather.net/column/ikimono/manyo/m0602_2.htm
補足
回答ありがとうございます。 とても、丁寧に説明してもらって助かります☆ これは、選出理由・選出方法の両方に当てはまる回答ですか??
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます(^^)