「ゆりかもめ」などの無人運転の新交通システムって

質問

「ゆりかもめ」などの無人運転の新交通システムって
突発的なアクシデントにどう対応してるのですか？
人が飛び込んでくる、とか、鳥や小動物、ダンボールのようなものが道を塞ぎ邪魔をした場合、運転手が居れば急ブレーキをかけられますが、無人だとそれらの対応が数秒遅れませんか？

回答No.3

こげ まぐろ（@koge-magu） · ベストアンサー

こんにちは。
他社ではありますが首都圏の私鉄で電車運転士をしております。

＞人が飛び込んでくる、とか、鳥や小動物、ダンボールのようなものが道を塞ぎ邪魔をした場合、運転手が居れば急ブレーキをかけられますが、無人だとそれらの対応が数秒遅れませんか？

実は、対応していません。
鳥や小動物、ダンボールのようなモノが軌道を塞いでいても、ブレーキを掛ける事はできません。
もし、人が居ても、そのままノーブレーキで突っ込んできます。
過去、「ゆりかもめ」でも、軌道内作業員が跳ねられ殉職しています。

このような無人運転の路線では、
人が入らないようにホームドアでしっかり管理し、そもそも人が軌道内に立ち入るという事はありません。
また、軌道内に入る事がなく、公衆による人身事故等が起こりえないので、このような無人運転システムが国交省から認可されるのです。

しかし、
もし地震や駅舎で火災など災害が発生した際は、指令所にて列車の運行を一斉に止めるシステムがあります。
また、各列車に司令員がそのまま車内放送出来る構造になっています。

各駅に駅員が居るので、万が一立ち往生する事態になり自力運行が出来なくなったとしても、
最寄の駅から駅員が駆けつけ、救助にあたる手筈になっています。

お礼

大変説得力がありました。

回答No.2

travelKENKEN

運行に差支えがある障害物が線路上に現れない前提で設計し、運行しています。鳥や小動物、ダンボールなどは運行の支障にはなりません。人程度の大きさの動物を跳ね飛ばしても、安全上の問題はありません。

有人運転の電車でも、鳥や小動物、ダンボールを発見してもブレーキをかけずに跳ね飛ばしますよ。新幹線の前頭部を見れば、鳥と衝突した血の跡があるのは珍しくありません。「のぞみ」の通過を見ていたら、鳩の生首がホームに飛んできましたが、減速することもなく走り去って行きました。

お礼

わかりやすいご回答ありがとうございました。

回答No.1

windwald

鳥や小動物の場合、非常ブレーキなど掛けるよりも
むしろ跳ねとばしてしまう方が安全です。
対応する必要がありません。
また無人運転システムを導入しているようなところに、
シカやイノシシなどの動物は現れないでしょうし。

段ボールもボール紙だけであれば踏みつぶせますし、特別対処しなければならないことではありません。

ヒトについては、ホームドアなどで飛び込んでこられないようにしてあります。
また、地平を運行する無人運転システムはありませんよね。
そういった「緊急時」を減らすことも、無人運転を支えるシステムの一部です。

お礼

ありがとうございました。