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鉄損と銅損の違い
私はいまモータについて勉強しています。 そこで、思ったのですが鉄損と銅損の違いは何なのでしょうか? 鉄損はコイルの導線の抵抗によって失われる電気エネルギー 銅損は巻線の導線にある電気抵抗によって失われる電気エネルギー とのことですが、どちらのほうがシステム的に厄介、優先的に抑えるべきなか、 鉄損や銅損が大きいとどういった問題が起きるのか どなたか詳しい方お願いします。
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>鉄損はコイルの導線の抵抗によって失われる電気エネルギー これは間違いです。鉄損は磁気回路の磁場の変化に伴って発生する損失でヒステリシス損と渦電流損があります。 >どちらのほうがシステム的に厄介、優先的に抑えるべきなか、 設計上はどちらを優先するというより、目的とする主な動作状態において銅損と鉄損の合計が最も小さくなるように最適設計します。この条件が他の第3の条件との兼ね合いで満たされない場合にはその第3の条件とのトレードオフにより最適化します。 >鉄損や銅損が大きいとどういった問題が起きるのか 発熱、効率低下(消費電力増加)などの問題が生じます。
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学問的には、銅損も鉄損も・・ああ、損失ね・・で済まされます。 が、現実的に、この損失を誰が負担をするかと言えば、消費者なのです。 そう、質問者さん自身であり、私なのです。 損失ですから、熱の形で失われます、その熱で空気をつまり地球を温めている訳です。 そのお金を、我々が負担をしている・・ 銅損や鉄損が大きい・・消費者の無駄な負担が増えます。 かつ、温暖化に貢献します。
お礼
回答ありがとうございます。 つまり、鉄損・銅損が大きいと電気料金が増えるわけですか 地球にも私のお財布にもやさしくないですね 知識と現実をつなぐ回答ありがとうございました。
- angkor_h
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>(鉄損は)コイルの導線の抵抗によって失われる電気エネルギー >(銅損は)巻線の導線にある電気抵抗によって失われる電気エネルギー 上記は同じことを言っています。これが銅損です。 コイルに抵抗があると電力を消費します。コイルの素材は銅です。なので、銅損です。 一方、コイルが巻かれる心材は鉄です。そこで消費されるので鉄損です。 磁化(磁界)を阻害したり、磁界ループによって生じる鉄心内発生電流が損失になります。 >鉄損や銅損が大きいとどういった問題が起きるのか 損失なので、発熱します。或いは騒音として消費されます。 このため、入力した電力に対して、出力動力(電力)が小さくなります(効率が悪くなる)。 モータは回転して動力を取り出しますが、トランス(変圧器)は回転せずに電力を取り出します。同じ原理なので、トランスを先に理解したほうが先に進みやすいと思います。
お礼
連絡おくれてすみません。 鉄損と銅損の違いがおかげで分かりました。 なるほど、コイルが銅だからコイルでの損失は銅損、 鉄心は鉄だから鉄損なのですね。今まで気づきませんでした。 助言どおり、一度トランスから勉強してみます。 回答ありがとうございました。
お礼
応答遅くなり本当にすみません。 なるほど、鉄損・銅損どちらか一方を抑えるわけではなく、 銅損と鉄損の合計が最小となるよう設計するわけですね。 詳しい説明ありがとうございました。